不完全存在の掃き溜め

物語などについて思ったことを自己満で吐き出す場

映画『天気の子』感想【ネタバレあり】

3本連続エロゲ関係ない記事だしそろそろ引退か?

ということでとらっどです。

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新海誠信者なので君の名は。同様休みを取って公開日に観てきました。

ぱっぱと語りたいんで書いてきます。ネタバレあるんで未視聴の方は気をつけてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、最高でしたね…個人的には君の名は。より好きでした。

安定の作画に音楽、そしてあの終わり方。個人的に世界より愛を選ぶ物語や何かに向かってまっすぐに進む青春物語が好きすぎる人間なんで最高すぎた。ああいう風に突っ走れるのが僕はもう失ってしまった若さなんだよなぁ…好き。予告とか観て拳銃ありの暴力ありのって感じだったから陽菜が暴力団とかに攫われるんかとか思ってたけどそんなスケールの話じゃなかったし、賛否あるって事前に新海誠が言ってたから空に行った陽菜と再会できず天気が元どおりになりましたみたいなんか?とか思ってたけど違ったし、不安だった本田翼の演技もハマってたし、根底にあるのは新海誠だったしで文句なしだった。粗がなかったっていうわけではないんですが、割と終わり良ければすべて良しな人間なので個人的には最高の物語でした。

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インタビューやパンフレットを読むとあえて主人公の背景を描いていなかったことがわかったりしますし、その他にも色々わかるのでオススメです。

 

本当に良すぎて興奮してまともな文が書けないんで要点だけ書いてきます。

花火のシーンの作画がやばすぎて鳥肌がやばかったのと泣きそうにもなった。

これ以上足さないでくれ、これ以上引かないでくれという想いと陽菜が半透明になり始めて2人がホテルで抱き合うところから泣きそうになってたし、その朝の陽菜がいなくなって警察に連れて行かれるところで晴天になってて、その晴れと影でその裏にある雨の感情を見せてくるのとか凄すぎた。もう少しちゃんと言うと、本来なら雨で表すはずのマイナスの感情をそれまでの雨の使い方と晴天にある影、この2つで晴れているのにその裏にある雨を視聴者にだけ見せてくるのが凄すぎる。あそこの影の使い方すごいからぜひ見てくれ。

本格的に涙腺やられたのは廃ビルで警察と対峙するとこの「放っといてくれよ」から。ここから泣いた。あそこの叫びからの流れが本当に神。まじで放っといてやれよって思いながら見てたし、須賀と先輩が助けに来る王道の流れもあり神。これまで青臭く突っ走る子どもの主人公と似たような存在でありながら対比的、保守的に描かれていた大人の須賀が主人公の「もう一度あの人に会いたいんだ」という叫びに自分を重ね主人公のために動く、大人びた雰囲気だった先輩が見せた年相応の叫び。もう泣くわ。そして、その後の再び降り出した雨の中で見せる須賀の表情もいい。

そしてラスト。陽菜を見つけて『大丈夫』が流れて「世界が君の小さな肩に乗っているのが僕にだけは見えて泣き出しそうでいる」の歌詞でぼろぼろ泣いた。相変わらず曲を入れるタイミングがズルすぎる。見終わった後即曲買ったわ。きっと陽菜は毎日祈ってたし世界を背負っていたと思うともうね…そして、ようやく2人出会えて「大丈夫だ」って言って自分たちがこの世界のことを選んだって認めたことが最高に良かった。あそこでこれが世界の元の姿なんだよ。気にしないでいいよ。とか言い出してたらキレてた。あの世界を認めてこそ初めてあの愛の形を認められるんだから。もし、世界を選んでいたらもっと感動したり切ないものになっていたのかもしれない。でも、そんな選択肢はいらないぐらい美しい純愛だったので愛>世界でいいんだよ!!(たとえ世界を敵に回そうともみたいなのが大好き並感)あと、代償のない奇跡なんてない!都合よく全部救われるなんてない!っていうのをわかりやすく表している気がして好き。それ君の名は。全否定やん。って思われるかもしれないけど違って、君の名は。は三葉を救おうとした結果が災害の回避だったのとあの2人は互いへの想いと記憶というとてつもない代償を払っている。これをもっとわかりやすくしたのが天気の子だと思う。

※あくまで個人の意見です。

こんなもんですかね。本当に最高だった。

新海誠が賛否わかれるって言ってたけど、個人的にはこんな美しい純愛を見せられて誰が文句を言えるんだ?って思ったので正直賛否わかれるって気持ちがわからない。ただ僕が読解力がないだけだとなのと、この手の話が好きすぎて盲目になってるだけだと思うけど。

追記。パンフの新海誠のコメント読んでなんとなくわかりました。みんなも読もう。

とにかく僕は最高に好きだったんで

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小説版も買ったしこれを読んであと5回は映画を観たい。短いけどメインで言いたいことは言えたし一旦はこの辺で。家に帰って落ち着いたら追記するかも。現実への叫び、そして愛と世界の物語だった。君の名は。の頃から「こんなの昔の新海誠じゃない!」と言う奴が沸いているが、根底にあるのは間違いなく昔の新海誠だったし、君の名は。の批判に負けることなく、それでいいだろ。これが描きたいんだよ。と描きたいものを描ききった文句なしの大作だったし、これからも1ファンとして新海誠を追い続けようと思える作品だった。願わくば次回作で3人が一緒に東京で暮らしている姿を見たいです…ただあの東京を舞台で話を作るのは難しそう…でも東京以外で3人が暮らしてるは見たくない…だって東京から出てしまってはこの世界を選んだことを否定してしまう気がするから…

 

最後に。僕もこんな青臭く何もかも投げ出せるような恋愛してえ…それでは!

 

【雑記】ごてぃーぶんの花嫁キャラランク【ネタバレあり】

どうも、最近えっちゲームを1ミリもやってない結果2本連続でえっちゲームじゃない記事になったとらっどです。

ということで、ごてぃーぶん改め『五等分の花嫁』の話です。前々から友達の家で読んではいたのですが最近TLでごてぃーぶんがヤバイってよく見かけるなって思ったんで自分で持ってたいなって思ってつい先日全巻購入して読み直していたんですが…

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どちゃくそハマってマガポケで最新話を追うオタクになってしまったので語りたくなって記事にしました。

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早速書いて行くんですが、あくまでこれは個人的意見なのと91話現在ということをご了承ください。ほんとはソシャゲの最強○○ランキングみたいなサイトをパクった感じで書こうかなって思ったんですがぱっぱと書きたいんで1位から順番に書いていきます。

 

二乃

髪を切った時点で個人的にキテたが8巻の告白で最強になった。あの告白シーンが強すぎるし、そこから吹っ切れて恋愛に関してバカになってるのも最高にかわいい。最強。最強なので結ばれて欲しいけど、最終的には結ばれなさそうなのと、こういう普段強気に出てるキャラは結ばれなかった時に大泣きすると思うのでその泣き顔も見たいので結ばれないで欲しい(支離滅裂)そしてそこを慰めて僕の花嫁にする。

 

五月

圧倒的正妻。最終的に結ばれて欲しいキャラ。最初(自分で買わず友達の家で読んでた頃)はそこまで強くなかったが、今回買って読み直してみると…なんだこの正妻。こんなん夫婦やん。ってなったので強い。らいは連れて出かけてるとことか完全に夫婦だし対戦ありがとうございました。あとは個人的にぼく勉の文乃もそうだけど、最初は好意がなくて周りが主人公のことが好きってことを知って振り回されているけど最終的には主人公に惚れる展開が大好きっていう補正があるかもしれない。最初に出会い最終的に結ばれるというのを望んでいるけど、現段階で好意がハッキリしないので旅行でのキスの伏線に当てはまらない気がするので結ばれないかもしれない。このタイプは結ばれなかったとしても決して人前で涙を見せないと思うので僕が「泣いてもいいんだよ」と甘く囁いて僕だけに涙を見せて欲しい。そして僕の花よ(ry

 

三玖

序盤から主人公好き好きしていたので初期の頃から安定して強い。恋する女の子はかわいいの法則。てかそれを抜きにしてもシンプルに強い。一見大人しく見えて表情豊かだし好意出し出しで本当にかわいい。強い。あとは告白のところが本当に好き。あそこのいいところはフータローがラブコメあるあるの難聴を発動しないところ。とても良かった。ただ三玖に関しては結ばれるか結ばれないか本当にわからない。一番人気だし結ばれそうでもあるけど、結ばれなくて静かに大泣きしてるところも見たい。三玖と二乃は似てると思うのでこの二人は大泣きする。そしてそこを慰めて僕のh(ry

 

四葉

三玖と同位です。

もうまじむりぃ…切なすぎて泣いた…一番幸せになって欲しい…正直あんま強くないなぁって思ってたけど90話で全てをひっくり返された…あんなん泣くわ…いい子すぎるしまじで幸せになって欲しい…ここから「やっぱり私も上杉さんを諦められない!」ってなって結ばれて欲しいけど、結ばれなかった時に「あれ…?これで良かったはずなのになぁ…」って思わず涙が溢れ出ちゃうところも見たい。そこを僕が「思いっきり泣いていいんだよ」って言ってあげたい。そして僕n(ry

 

一花

三玖と同じで割と序盤から好き好きしてたのと一番恋愛してる感があって最初は3位ぐらいにいたけど他が強くなりすぎてしまった結果ここ。めっちゃ恋してて悩んでてかわいい。かわいいんだけど他に比べるとどうしても物足りなく感じてしまう。ただ、結ばれる可能性はあると思うしここからどうなるかわからない。ただ、結ばれずに一人で泣いている姿も見たい。そしてそこを慰めてぼk(ry

 

こんな感じですかね。わかりやすくまとめると

2≧5>3=4>1

って感じです。2と5は接戦、3、4同位の最後に1。

泣いているところが見たいばっか言ってるけど、なんかちょっと前から女の子の泣き顔ってなんかいいなって謎の感覚が芽生えてきたんで許して。もはや思考部屋なんかじゃなくてただの性癖暴露部屋みたいになってるのでブログ名変えた方がいいと思う。まあこの泣き顔の話はまたいつか機会があれば。

正直誰と結ばれるのか全く予想がつかないのでこれからがとても楽しみ。短いけど今回はここで終わります。あくまで個人の意見なんで殴りに来ないでくださいね。それでは!

 

映画『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』を見てきた話(感想+おまけ)【記事後半ネタバレあり】

社長「とらっど君、この仕事やってくれないか?うまくいったら給料上げるから」

僕「やります」(社長直々に頼まれて断れるわけないんだよなぁ…まあ給料上がるならええか)

 

僕「おっ!今週青ブタとガルパンの公開やんけ!公開日に両方見y…例の仕事入ってるやんけ!!」

 

デューン 君のせい 君のせい 君のせいで 私 ううー 公開日に見にいけない 君のせいだよ ででっででっででっでーん♪

 

茶番はここまでにして…

どうもとらっどです。冒頭の近況報告のような茶番毎回あるけど必要か??

いる(鋼の意思)

今回は初めてえっちゲームじゃない記事ですね。

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ということで『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』を休日出勤を途中で抜けだして公開日にばちこり観てきました。ガルパンはまた後日…なぜそこまでして公開日に行きたかったのかというとこのためですね。

 

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来場者特典の小説のためですね。原作ファンとしては是非とも手に入れたいものです。ただ、名古屋とかいうクソ田舎なので用意されてる数が少ないのか速ければ公開日中に配布が終了すると映画館の公式ツイッターがツイットしてたので無理してでも行くしかねえってことで仕事を抜けだして行ってきました。その結果23時まで残業になったけど無事確保できたので後悔はしてないです。

6/22 追記

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前回観に行った時に売り切れていたパンフを買うついでに2回目観てきました。とても良かった…てか、冷静に考えると前回公開日に観に行ったはずなのにパンフ売り切れてたのおかしい。f:id:trad0605:20190622122407j:image

あと1週目と2週目で小説としおりっていう特典の組み合わせいいですよね。

 

そして感想なんですが…

めちゃくちゃ良かったです。アニメのほうは結構省かれてるなぁって印象だったんですが、今回の映画はうまくまとまっていましたし、ボロボロ泣けました。僕がくそ雑魚涙腺っていうこともあるんですが、これからの展開を考えて一番最初の3年前のシーンからずっとウルウルしていましたし、日常のシーンで周りのオタクがみんな笑っているところでも笑えずにいました。そして、後半は何度もダムが決壊していたのですが、涙を拭ってしまうと周りに泣いておることがバレてしまうのと周りの人の気が散ってしまうかなと思って拭わずにいたのでずっと口に涙が入ってきてました。本当にいい映画だった。ただ、原作未読の人には少し難しいかな?とも思いました。実際僕も原作を読んでいた時は少し難しいと感じましたし、映画となるとどうしても原作よりも説明が省かれてしまうのでそうなると原作未読の人は理解できたのかな?とも思います。まあそこが理解できなくても充分感動できる作品だと思いますけど。久しぶりに心に響く泣き方ができて僕は大満足でした。

ということで今回書くことは、

青春ブタ野郎シリーズについて(ネタバレなし)

ネタバレありの映画の感想

原作未読勢への軽い解説(おまけ)

の3本です。さーて、来週もまた見てくださいね。じゃんk(ry

残業後の深夜テンションなんです許してください。

 

さて、早速書いていきましょう。

まずは青春ブタ野郎シリーズについてネタバレなしで書いていきます。原作を読んでアニメも見たよって人は飛ばしてもらって大丈夫です。アニメは見たけど原作読んでないよって人やアニメ見て映画見に行くか迷ってる、原作読んでるけど映画はまだって人は参考にしてください。ネタバレの話題に入るときはちゃんと告知するんで安心して読んでくださいな。

青春ブタ野郎シリーズは思春期特有の悩みや想いから引き起こされる”思春期症候群”という不思議現象に主人公たちが巻き込まれることによって展開される人間ドラマで鴨志田一先生によるライトノベルなんですが、個人的に好きなラノベ1位2位を争うレベルで好きな作品です。僕がこの作品と出会ったのは数年前にフォロワーさんに同じく鴨志田一先生の作品であるさくら荘とペットな彼女のアニメを勧められたのがきっかけでした。さくら荘のアニメを見たくそ雑魚涙腺の僕は4話ぐらいで既に泣き、めちゃくちゃハマって原作も読みました。そんな時に再びフォロワーさんにさくら荘が気に入ったなら青春ブタ野郎シリーズもおすすめですよと教えてもらい、全巻買って読んだわけです。少し脱線するんですがさくら荘のアニメ、別に1ミリも物語の本筋に関わってないのにサムゲ荘って叩いてるやつら許さんからな。お前ら物語見る目ねえよ。おっと少し言いすぎました。本筋に戻して…そうして勧められて読んだ青春ブタ野郎シリーズも見事にハマったわけです。そして、去年の秋か冬ぐらいに青春ブタ野郎シリーズもアニメ化してそちらも見ました。アニメのほうは全13話だったこともあり少し駆け足かなと感じ、やるんだったらさくら荘と同じで2クールでやってほしかったなと思っていたわけなんですが、今回の映画、これがアニメの続きの話で原作の一つの山場となっているんですが…いや、アニメ13話と映画でわけてやってよかったねと思い直しましたね。映画の内容なんですが、青春ブタ野郎シリーズの中でも一番大きな内容を取り扱っていることもありボロボロ泣けるんですよね。そんな話をアニメでやるとボロボロ泣いているのに途中で切られて「え?これ来週まで待たされるん?」ってなりそうですし冷めてしまいそうだと思いました。そういった点では映画で一気に見ることができてよかったですし、限られた時間の中で本当に上手にまとめられていたと思います。なのでアニメのほうを見て少しでもおもしろかったよと思った方はぜひ映画のほうも見に行ってみてください。損はさせません。そして、アニメ、映画を見て気に入った人はぜひ原作も読んでみてください。現在9巻まで出ていてアニメの内容が5巻まで、映画の内容が6、7巻といった感じです。やはり原作のほうが細かいところまで描かれていたり、思春期症候群についての説明もわかりやすいのでアニメや映画よりもより深く青ブタの世界に入れると思います。また青春ブタ野郎シリーズを気に入ってさくら荘に触れてないよって人はこちらもぜひ触れてみてください。さくら荘と青ブタは同じ鴨志田一先生の作品ということもあり共に感動できますし心に響きます。鴨志田一先生は人間を描くのがすごくうまいんですよ。主人公はもちろんその周りの登場人物もいい意味で人間らしくて共感できてだからこそ心に響く。誰もが抱えるような悩みや想い、そういったもので紡がれているから感動できる。どちらの作品もそんな人間ドラマなんです。さくら荘は青春、青ブタは人生(ほんとは思春期がふさわしいのかもしれないけど思春期の域を超えて描かれていると感じたのでこっちにしました)そんな作品なのでぜひどちらも触れてみてください。ってことでネタバレなしでのお話はこの辺で終わりましょうかね。青春ブタ野郎シリーズの話とか言ってたけどちゃんと書けてるのかよくわからないし関係ないことばっか書いてたらすみません。本当に素晴らしい映画だったんでまだ見てないよって人はぜひ見に行ってください!原作ファンの人も楽しめると思います!それでは本題であろう映画の感想に入りましょう。ここからは映画のネタバレを含みますのでまだ映画見てないよって人は気を付けてください。また映画を見てから来てくれることを待ってます。それでは!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、ここからはネタバレありで映画の話です。

いや、本当に良かったですよね…ほんとうによくまとめてくれたって思いました。よかったしか感想がないので書きたいことが2点ぐらいしかないんですがまあ軽く書いていきましょう。

本当に冗談抜きで冒頭の小学4年生の翔子ちゃんが将来スケジュールを書けないでいるシーンの時点でこれからのことを考えてウルウルしてましたし、胸の傷を見て翔子ちゃんが無事に移植手術を受けられたんだって咲太が知るシーンでの翔子さんの発言でも泣きましたし、翔子ちゃんに移植される心臓は咲太のものだと咲太が気づいてからはずっと泣いてました。ここからはもう何回ダムが決壊したかわからない。いちいちここで泣いたって書いてたらキリがないので割愛。でもここが一番泣いたってとこを選ぶならICUでの翔子ちゃんとの会話からの将来スケジュールに花丸をつけ、小学4年生の翔子ちゃんが将来スケジュールを書き切る一連のシーンとラストの翔子ちゃんとの再会ですね。この二つはやばかった。原作を読んでいるから展開はわかっていたはずなのに涙が止まらなかった。本当にいい映画だった。あと、これは僕の涙腺がくそ雑魚なのと古賀が好きって補正が入ってるだけかもしれませんが、未来から戻った咲太を古賀が見つけるシーンで泣けるんですけどやっぱ僕だけですかね…?青ブタの始まりを思い起こさせたりしてなんか泣けるんですよね…あとは理央が咲太を助ける方法を必死に考えてるところで僕も泣いて、理央が泣いて僕も泣いて…本当に素晴らしかったとしか言えない。ただ、一つだけ欲を言うならば保健室での指輪のくだりは省略しないでほしかったなとは思いました。ただ、あの話を入れると原作未読の人にとってさらに話がややこしくなる可能性がなくはないので省略されたのかなとも思いました。ちなみにこのくだりはめちゃくちゃ尊いので原作未読の人はぜひ買って読んでほしい。

短いけどこんな感じですかねー。語彙力なさすぎてまーじでよかったとしか言えないんでみんな見ような。原作読んでるけど映画まだ見てないって人も是非見てみてくれ。ちなみに僕の今年の冬の目標は江ノ島に行くに決定しました。

追記

余談なんですがタイムリープものによくある主人公が救われた言葉や歌が未来のA→主人公→過去のA→未来のAってループして繋がってるのめっちゃ好き

 

ってことで映画の感想はここで終わりにしてここからは原作未読で映画見たけど少し難しかったよって人に向けての簡単な解説です。原作読んでる人もうろ覚えで書いてるんでここちげえよってとこがあるかもしれないので読んで指摘してくださると助かります(他人任せ)え?原作ちゃんと読み直してから書けって?映画を見た感動を失う前に書きあげたいから許してくれ!

それでは書いていきましょう。

結局今回何が起こってたの?って話なんですが…

簡単に結論だけいうと、今までアニメで見てきたものや映画の9割は小学4年生の翔子ちゃんが見ていた未来の夢でした!!

ってことですね。いやあ…衝撃的ですよね…僕も原作でこれ読んだときは僕は今まで未来の話を読まされていたのか…ってなったものです。

ちゃんと説明すると小学4年生の翔子ちゃんは将来スケジュールを書けない、将来への不安によって思春期症候群にかかります。そうして3年後の未来、自分が中学生になっている夢を見ます。そして、その夢の中で未来を求める翔子ちゃんの心と未来を拒む翔子ちゃんの心によって思春期症候群が引き起こされ翔子ちゃんと翔子さんが存在することになります。この辺は映画でも言っていたように特殊相対性理論の話になりますが僕が説明するよりも詳しい説明なんていくらでも転がっていると思うんで詳しく知りたいって人は各々調べてください。そして、その現象が咲太にも起きて麻衣さんが死ぬ未来に行ってしまいますが、それに気づかせてもらうことで現在に戻り助けることができたってことです。そんなこんなで今まで見てきた青ブタに繋がるわけです。ここまで描けば大体の人が理解できたんじゃないでしょうか。将来スケジュールが書き換わっていたのは小学4年生の翔子ちゃんが夢を見てその夢の内容を書いたりしていた。そして、本当は全てをわかっていた翔子ちゃんは最後に納得いく将来スケジュールを書くことができたのと自分の病気は治せなくてもせめて咲太を苦しめないようにする、要するに自分と咲太が出会わないようにするために夢から覚めた。そんな感じです。そこからは一気に3年前へと時間は戻ります。思春期症候群が解決したことによって咲太が翔子さんと出会うことはなくなりましたが、咲太が大変だった時に夢の中に出てきた女子高生に勇気をもらい、その女子高生の制服が峰ヶ原高校のものだったということで峰ヶ原高校へ進学し再び今まで読んできた物語と同じような物語が展開されます。これは映画でもありましたがのどかや理央がお姉ちゃんが死ぬ夢を見たり、咲太を連れて行く夢を見たのと同じで経験した未来を見たのでしょう。まあ、まとめると世界線の収束ですね。そのような感じでおぼろげに覚えていたり、夢で見たりした結果、咲太は難病支援を目的とした募金をなんとなく続けていたり、麻衣さんは心臓に重い病気を抱えた少女の役で映画に出たりしていました。そうした少しの意識の変化、想いによって最後は翔子ちゃんは無事移植手術を受けることができて助かり、再会して終わります。バタフライエフェクトですね。あと、ちなみに翔子ちゃんはこれまでの出来事、見ていた未来の夢を全部覚えています。全部とは本当に全部です。中学生になった翔子ちゃんや咲太の心臓を移植された翔子さん、麻衣さんの心臓を移植された翔子さんなどたくさんの翔子の経験を。これが今後どう生きるのかは原作を読みましょう。さて、話を戻します。この終わり方は人にとってはこんなのご都合主義だと思うかもしれません。ですが、極論を言ってしまえばご都合主義なんていうのはそのハッピーエンド、奇跡を読み手が望んでいたかそうでないかだと僕は思っています。読んでいて幸せになってほしい、救われてほしいと思ったならそれが物語的に正しい終わり方でご都合主義なんかではないんだと思います。そして、どれだけの読み手にその結末を望ませて、納得させられるかどうかで名作かどうかが分かれるのだと思います。この『ゆめみる少女の夢を見ない』という物語は誰もがこの翔子ちゃんが救われるという結末を望んでいたと思いますし、咲太の募金や麻衣さんの映画というほんの少しですがそれでもこれまでこの物語を読んできた人を説得するには充分な理由もあり、誰もがこの結末に納得する名作だったと思います。

さて、最後は少し脱線しましたがいかがだったでしょうか少しでも理解の助けになれたなら幸いです。また、何か質問、間違いの指摘がありましたらコメントかTwitter:@trad_0605までお願いします。それでは今回はこの辺で終わろうと思います。次の記事は今月中に今やっている『もののあはれは彩の頃。』が終われば上げますし、終わらなければ来月何か考えます。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。ばいばい!

【流星ワールドアクター記念】『暁の護衛シリーズ』のススメ

お久しぶりです。とらっどです。

お前のブログ、読みたい記事があってtwitterのbioから飛ぼうとすると記事が全開で出てくるから他作品のネタバレ食らいそうで飛べないと怒られたのでデザインを弄ってサイドバーから飛べるようにしたんで許してください。これで大丈夫なはず…

さて、ギリギリになりましたがなんとか月1更新は間に合いましたね。

ということで今回は衣笠がエロゲに帰ってきたぞ!!記念に『暁の護衛シリーズ』の紹介記事になります。あれ?サクラノ詩と刻の記事じゃなかったっけ?

 

・・・・・

 

書いてたんですが6000字ぐらい書いたところで「あれ?詩と刻の話全然書いて無くね?物語とはうんぬんの話しかしてなくね?」って気づいてボツにしました。どうしてすばひびといいサクラノ詩といい関係ないことを書きまくってボツにしてしまうのか。学ばないやつだ。ただこの物語うんぬんの話は個人的に好きな話なのでいつか別の形で記事にするかそれとも詩の記事として出すか何らかの形でいつか上げたいと思ってます。

まあ、初手言い訳はこの辺までにしといて…

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衣笠が帰ってきたぞ!!

いや、流星ワールドアクターくっそ楽しみですね!!

発表されたときは、「あれ?衣笠トモセの企画どこいった?」とか「トモセじゃないんか」とか思ったりしましたがエロゲに帰ってきてくれたってだけで嬉しいですし、くっそ楽しみです。エロゲから離れて書いていたラノベ、「ようこそ実力至上主義の教室へ」がアニメ化したときにはもうエロゲは書かないんかなぁとか思ってたので感謝しかねえ…よう実もおもしろいんですが、あの会話劇や選択肢遊びはエロゲならではだと思っているのでもう一度衣笠劇場が読めるのは本当に嬉しい(n回目)

どんだけ楽しみやねんって思われるかもしれませんが、少し前にtwitterで言ったように、僕がこいつが新作出したら問答無用で予約するってライターがすかぢ、衣笠、漆原の3人だけなんですよ。その中の1人の衣笠が、もう戻ってこないと思ってた衣笠が新作を出すっていうんですからそりゃ喜びますよ。というか『さくら、もゆ。』が神だったり、流星ワールドアクターも出るし、なんならサクラノ刻の体験版も今年出そうだし今年は神なのか??その3人だと衣笠の色違くね?って思う方もいるかもしれませんがその辺の衣笠の魅力は護衛の話のときに書きます。

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すでに予約も済ませてますし(衣笠インタビューと涼子さんの誘惑に負けて祖父で一番高いやつ)、観光ガイドを読んでわくわくが止まらない。(今後の展開ソシャゲうんぬんみたいなことが書いてあった気がするけど気にしない)メインの中で事前情報だけで一番好きなのが小町なんで予約はくっっそ迷ったんですが衣笠インタビューには勝てなったよ…ちなみに購入確定作品なんで体験版はやらないように我慢してるけどそろそろ誘惑に負けそう…
とにかく、衣笠劇場、最初はトモセじゃないんかって思ったけど男性キャラもかっこよかったので安心した春夏冬ゆうセンセのキャラデザ、くっそ綺麗な背景と楽しみな要素しかないんで興味ある方はぜひ!!(媚をウルガモス)

world-actor.com

 

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小町が落ちるのとても楽しみですね(つべの自己紹介ムービーより)

 

 

さていい加減本題に入りましょう。

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僕が散々好き好き言っている衣笠センセの作品『暁の護衛シリーズ』の紹介です。

今回は紹介記事ということで最後までネタバレなしなので未プレイの方も安全!

早速書いていくんであらすじやキャラはサイト見てきてください。

http://www.akabeesoft3.com/products/goei_complete/

なぜか埋め込みできなくて萎えた(無知マン)まあこんな無知でも記事は書けるってことで。

上のリンク、コンプリートエディションのリンクだけどいいの?って思う方もいると思うんでまずここから説明しましょう。

暁の護衛シリーズは『暁の護衛』『暁の護衛プリンシパルたちの休日』『暁の護衛罪深き終末論』の3作あります。たしか休日はFDで終末論が続編だったはず。なら最悪休日はやらなくていいのかと聞かれるとそんなことはなくて、主人公の過去が描かれているのでやるべき作品です。まあつべこべ言わず3作全部やれってことですね。そんな3作と休日に麗華エンドを追加したものがセットになっているのがコンプリートエディションです。これから暁の護衛シリーズをやるよって人はコンプリートエディションを買えば大丈夫です。というかこっちのほうがいい。僕もつい先日、衣笠好き好き言っといて休日の追加エンドやってないのどうなんやろって思ってコンプリートエディションを買ったんですが、休日の追加エンドの麗華エンドも面白かったですし、さらにこのコンプリートエディションには終末論の初回限定版の特典だったかのおまけディスクの内容も入っているんで文句なしでこれを勧めます。

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タイトル忘れたんで引っ張り出してきたけどこれですね。初回限定版の特典だったか、それとも初回限定版の特典はラフ集のほうでこのディスクは通常版のほうにもついてるのかはうろ覚えです。ただこのディスクの内容も面白いんでとりあえず困ったらコンプリートエディションを買いましょう。

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あと余談なんですけど画面サイズで時代を感じますよね。

 

さて、そろそろ内容に触れていきましょう。

衣笠作品、暁の護衛の魅力をいつもみたいな感じでネタバレなしで書いていきましょう。

 

テキスト

魅力その1ですね。読みやすくて楽しいテキストに選択肢遊び、これにつきます。

具体的にどういう風におもしろいのかっていうのはこれを見るのがはやいですし、なんならこの記事を読むよりも全然有意義だと思います。

www.nicovideo.jp

一応物語の核心に触れるような内容はないので安心して見てもらっていいんですが、少しも内容見たくないよって人に説明すると「ノラとと」や「ぬきたし」みたいな頭のおかしい(誉め言葉)感じでおもしろいのではなくて純粋におもしろいし楽しい日常。僕が読んでいて感じたのは男子校みたいなノリだなって(男子校出身並感)

え?共学だからわからないって?

まあとにかく、「ノラとと」や「ぬきたし」と違って人を選ばず誰が読んでもおもしろいと言えるテキストだと言っておきましょう。エロゲという媒体の特性上会話文が多くなるんですがその会話がどれも楽しい。どのくらい楽しいかっていうと休日の追加エンドをやる前に少し読み直すかって無印を触っていたらいつの間にかルート丸まる1本読み終わっていたぐらいには楽しいです。こういった日常が楽しい作品はいつの間にかどんどん読んでしまいますよね。あとこの作品のもう1つの楽しさは選択肢遊びですね。これはおかしいだろって選択肢でも何回も選んでいたら選べるようになったり、そうやって何度も選んでも毎回反応が変わったりして楽しめますし、これどこまで作りこまれてるんだって思いましたね。記事の冒頭でも書きましたが、やはりこういった楽しみはラノベにはないものなので衣笠がエロゲに戻ってきてくれたというのは本当にうれしいですね(n回目

 

キャラ

トモセシュンサクによるかっこいい男キャラにかわいい女性キャラ。そんな素敵なキャラデザに衣笠によるテキストが追加されて最強。あんなかわいいキャラ達と楽しい会話ができるというだけでこのゲームは買う価値がある。上に貼った動画を見た人ならわかると思うんですけどメイドのツキとの会話がとにかく楽しい。主人公との掛け合いが天才的な上に女の子と下ネタを話したいという男の欲望を満たしてくれる最強キャラ。下ネタにオープンな女の子っていいですよね。そしてキャラを語る上で外せないのが主人公。暁の護衛に限らず衣笠作品の主人公なんですが…

かっこいいんですわぁ…

本当にかっこいい。そして普段は不真面目だったり事情があって本気を出さないけど最強なんですよ…いや、これ僕の性癖なだけかもしれませんけど最強だったり天才な主人公が大好物なんですよ。舌がロリなのでこの歳になっても主人公にはかっこよくあってほしいと思うんですよね…だからってなろうの転生主人公みたいなのが好きってわけじゃなくてちゃんと理由のある最強がいいんですよね。パッと思いつくのがグリザイアの雄二だったりさすおにだったり。ああいうのほんとかっこよくて好き。最強主人公の何がいいって安心して読めるんですよ。なにがあっても主人公がなんとかしてくれるっていう絶対的安心感があるので本当に楽しく読める。そういった点で衣笠の作品は安心して買うことができる。毎回最強でかっこいい、それにトモセの絵とかイケメン以外の何物でもない。本当に好き(語彙力消失)

あと衣笠の主人公といえば巨根ですよね!いえ、触れなくていい話でした。ただ巨根外人ネタは衣笠の鉄板な気がする。

さて、もちろん主人公やツキ以外のキャラクターも魅力的なキャラばかりで一番好きなキャラ選べって言われても決めれません…

このテキストとキャラクターといった点から間違いなく読んでいて楽しい作品ではあるので楽しい、おもしろいものを読みたいと思う人はぜひ買ってみてください。

そう、楽しさといった点では文句なしです…楽しさでは…

 

シナリオ

この作品のもったいないところです。いや、本当に惜しいところです。

これほどの楽しいテキストとかっこよくて最強の主人公を筆頭に魅力的なキャラクターがたくさんいるのにもったいない…そう言わざるを得ない…具体的に何がもったいないのかというと、回収されることのなかった伏線たちと後半の尻すぼみですね。前者は「あれはなんだったの?」「どうしてああなってるの?」「このルートではその話出てなくない?」などの説明不足や粗が目立ちます。説明不足に関してはちゃんと書いてほしかったって思いますが粗に関しては少し仕方ない気もします。この暁の護衛シリーズの3作なんですが、各作品にtrueがあるわけではないので○○ルートの続きが休日で○○ルートの続きが終末論といった感じになっていなくて繋がり方がわかりづらいんですよね。FDである休日に関してはほとんどのルートが付き合ったヒロインとの後日譚という形なのでわかりやすいんですが3作全てにルートのある麗華に関しては3作とも違った付き合い方になっています。さらに終末論に関してはどういった感じで護衛から繋がってるのかよくわからない。護衛のとあるルートから派生していることはわかるんですが、個別入ってるはずだよねっていうことやあそこからどうなったん?って思ったのでこの辺ももう少し書いてほしかった。後者の尻すぼみに関してなんですが、まず護衛の話なんですが個別が短く感じる。共通が長いのか楽しくて短く感じたのかは、はっきりと時間を計っているわけではないのでわかりませんが物足りなく感じました。設定的にももう少しできたはず。終末論のほうの本筋はそんなことはなかったんですが、別の方面で尻すぼみを感じました。ここからまた話が動き出しておもしろそうやなって思っていたら意外とあっさり終わったり。クリア済みの人にわかるように言うと禁止区域ですね。あの話を全部作りこんでくれとは言わないから、せめて舞と楓はちゃんと作ってほしかった。余談なんですけど僕、舞がめっちゃ好みなんですよ。見た目はもちろんなんですがあの強さや自分に自信がある感じ好きなんですよね。だからこそもう少し作りこんでほしかったんですが…まあかわいかったんでいいけど…

話を物足りなさに戻すと詩音も個人的に好きだったんでもう少し書いてほしかった。まあこの辺の話をしすぎるとネタバレになりそうなのでこの辺にしといて…

いろいろと言ってきたんですがいいところもあって、やはり主人公がかっこいいのとキャラが基本いい奴らなので護衛の萌の最後とかはウルっとしましたし、終末論の麗華の王道っぷりにはすげーわくわくして楽しかったです。いや、あの展開は王道だけど好きすぎますね。

あと暁の護衛の世界のその後の世界で繰り広げられる『レミニセンス』って作品があるんですが、そこで護衛の伏線が回収せれるのかな?とか発売前は思っていたのですがそんなことはなかったので暁の護衛が気に入った人は買えばいいかなって感じです。

 

総括

さてここまでいろいろと言ってきましたがこの作品はやっていてとても楽しいですし、かっこいい主人公が見れるので個人的に大好きな作品です。おもしろいシナリオ!っていうのを求めて買うと「あれ?」ってなるかもしれませんが、かっこいい主人公、王道展開、かわいいキャラ、楽しいテキストが読みたいって方にはぜひともおすすめな作品です。ただひとつ注意としては少しグロ要素があったり結構えぐいことが書かれている場面があったりとその辺が苦手な人は気を付けたほうがいいかもしれません。グロは大したことがないんですがえぐい描写のほうは結構えぐいです。休日の話ですね。これだけでクリア済みの人には伝わるんじゃないでしょうか。なのでこの辺は少し覚悟して読んだほうがいいかもしれません。まあほんとその一場面だけなんでそれ以外は基本的に楽しく読めると思います。

とにかく、かっこいい主人公と楽しいテキストと何度も言ってきましたが、この二つに関しては信者補正を抜いても文句なしですし、どの作品でも安定しているので未プレイの方はぜひ一度やってみてください!僕が衣笠が新作を出したら問答無用で予約する理由もこれです。もちろんかっこいい主人公が性癖っていうのもあるんですが、この二つがブレることないので衣笠の作品は安心して読むことができるんです。そしてこの二つは流星ワールドアクターでも安定していると思うのでぜひそっちのほうも気になった方は体験版とかやってみてください!というかなんなら流星WAで衣笠のテキスト気に入ったぜってなってから暁の護衛を買うのもいいかもしれません。くどいほど言いますが本当にテキスト面等に関してはおもしろいのでぜひ暁の護衛か流星ワールドアクターのどちらかに手を付けてみてください!僕は頑張って7月まで流星WAの体験版を我慢します!(インストール済み)我慢できるんか…?

ということで今回はここで終わろうと思います。次回の6月の記事ですがネタがないので随時募集してます…今度は月末ギリギリにならないようにしたいな…

ここまで読んでくださったみなさんありがとうございます。なにかありましたらコメントかTwitter:@trad_0605までよろしくお願いします。

それでは!

『アメイジング・グレイス』がずるいって話【ネタバレ注意】

こんばんは。とらっどです。

最近、去年話題になったアメイジング・グレイスをやっていたのですがこれはずるいわってなったんで衝動で少しだけ書きます。

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今回、ネタバレ100%なのでこれからやろう、また気になっている人はすぐブラウザバックしてください。この作品はネタバレなしでやったほうが絶対楽しめるんで。

もうクリアしていて僕の話に付き合ってくれる人だけ残ってください。

それでは!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで衝動にまかせ書いていくんですが…

 

ずるいわ!


こんなんずるい!

ちょろいオタク(僕)をはめるために作られてるやんこんなの。

僕のツイートを見てくれている人はわかっていると思うんですが、

 

サクヤずるいわ!

 

俺最初からお前が好きだって言ってただろ!

 

いや、あんなん最初から好きになるやん!

好感度高くて懐いてくれておっぱいでかくて後輩で後輩で後輩で…

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俺は台パンしながら「かわいいかわいい」言ってたんやぞって…

 お前それなのに…

俺は騙されたんかって…

ショック受けてたんやぞこっちは!

それなのに…それなのに…お前は…!

 

 

 

もっとつらかったなんて…

ずっと一緒にいてくれたなんて…

ごめん…ごめんよ…

あんなんボロボロ泣くわ…

 

もう「キスをする」以外の選択肢が見えなかったわ…

あの状況でそれ以外の選択肢ないやろ…

これしばらくもう一個の選択肢読めないわ…

 

サクヤお前が一番だよ…

 

 

 

とここまでもはや1mmも思考していないtdnキモオタ文章を書いたんですが…

今回といい前回といい、いい加減ブログ名もキモオタの戯言部屋とかにしたほうがいいんじゃないか?とか思いもしますが…

そんな話は今どうでもよくて…

 

本当にずるかった。

完全にユネがtrueでメインだろうなって思ってたから余計に騙された…

正直全然疑ってなかったし…

いや、気になる点はいくつかあったけど犯人ではないなって…

最初のルートでえっちシーンなかったり、やけに好感度高かったり…

前者は絵画の分岐どれからやればいいんやってなって某部屋覗きに行った時にサクヤendがまだ別にあるってわかってたからそっちであるのかなって思ってあんま気にしてなかったし(よく考えるとここで察するべきだった)、後者はもしかして一緒にループしてる?ってとある方にニヤニヤされたときに思ったけどかわいいからいいや!ってなったし…

というか他に怪しいのがリリィ先生、リンカ、学長、ギドウっていてこっちのほうが疑い強かったから気にしなくなっちゃったし…

そしたらまさかサクヤとユネのダブルtrueなんて…

いや、ほんとずるい(これしか言えない

騙されてたんか?ってまじで落ち込んでたところにあのシーンはほんとダメ。

ボロボロ泣いた…

本当にいい話だった…

ほんとは細かい感想とか書きたいんだけど、ここまで書いてきた感情が強すぎたのと、まだユネendもアフターも読んでないからね…

というかなんならアメグレ記事自体書く予定がなかったんだけどネタバレありでこの感情を吐き出せる場所がここしかなかったんや…

うん。ここはいい場所だ…

ということで今の僕には「キスをする」以外の選択が見えないので、アフター読んで落ち着いたらユネendも読もうかな…余談だけどこういった感情になったのすげー久しぶりな気がする。エロゲ始めたての頃は1ルート終わるたびに裏切るみたいで別のルート行けねぇ…ってなってたけど。最後にこの感じになったのはひこうき雲の瑛莉かな。あれを最初にやったんだけどしばらく他に行けなかった。(その後ちゃんと全ルートやってます)それ以降はだいぶ割り切れてやれるようになってたはずだったんだけどな…前回のぬきたしでも奈々瀬めっちゃ好きだったけどすぐtrue行けてましたし。

まあそれぐらい強い作品ってことですね…

 

追記

ユネend読んできました〜。しばらく読めないとは。いや、今までの傾向からすぐ終わるのはわかってたし、ズルズル引き伸ばしてやらないよりは心を鬼にしてやろう!ってことにして読んできました。ユネもやっぱずっと一緒に乗り越えて来たわけなんでいいendだと思ったんですけど、やっぱり僕はあそこでサクヤを切り捨てれないなっていうのは思いました。あそこで真実を、想いをぶつけられて切り捨てるということは僕にはできません。まあ僕がサクヤのことが好きすぎるだけかもしれませんが。また、もし順番が逆だったら、サクヤより先にユネに想いをぶつけられていたら、そちらを切り捨てることも僕は無理だったと思います。声を、身体削ってまで共に歩いてきたユネ。そんなユネをやはり僕は切り捨てられません。つまり、先に想いを伝えてくれた方に流れてるだけかもしれません。まあシナリオの都合上逆というのは難しいと思いますが。そして、この2人のどちらかを選ぶ。というのはもっと難しいことだと思います。こういった物語があるからエロゲはやめられませんね。

 

細かい感想は…うーん、たぶん上げないかな。ツイートはするかもだけど。ほんとはここがあーだこーだとか語りたいんですけどね。なんでさっき書いた4人を疑ってたーとかopの歌詞がーとかedのスタッフロールがーとか。まあ、アフター終わって気が向いたら書きます!

ということで短いですけど僕の言いたかったことは言えたんで終わります。

すごい作品でしたし楽しめたので満足。バイバイ!

『抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?』感想【記事後半ネタバレあり】

シコんにちわ~。とらっどだパコ~。

新年度になって、新しい性活が始まった人も多いと思うハメ。僕も県内で異動があったんだけど淫キャヤリ障にはつらいパコね。淫スタやHametterを聞かれても淫スタはやってないし、Hametterに関しては@trad_0605しかないからないから一般人にはとても教えることができないハメ~。誇り高き淫キャだからと今まで淫スタもリア垢も作ってなかったんだけど、確かにヤリニケーションを取らずに相手のことをある程度理解するのにはいいのかも?って思って新年度だし始めようかと思ったパコ。でも今更リアルの奴と繋がるのも面倒だと思ってやめたハメ。こんなんでも中高大社畜と今まで生きてイケたパコしね。僕と同じ新生活がつらい淫キャのみんなも負けずに頑張ろうハメ!

 

 

やめましょうか。すげーどうでもいいし読みにくいですし。

改めまして、4月は個人的心に残るエロゲ10選を上げようとちまちま書いていたらいつのまにか下書きが消失してたとらっどです。あれは萎えましたね…

それにしても最近は更新ペースがはやいですね。この調子だと月2本いけるのでは?(いけない)まあこの調子で月1を続けられたらなって思ってます。余裕とネタがある時は月2になるかも?

まあそんなことより本題に入りましょうか。

今回は『抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?』、通称ぬきたしの感想です。

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やっとできたね!色々とバタバタしていてできていなかった去年の名作。パッと見、頭の悪い抜きゲーかなと思うタイトルなんですが、発売後から評判よく、なんなら2018年2chベストエロゲ1位まで掻っ攫ったということで何かしら仕掛けがあるのだろうと思ってはいたのですが…

なるほど。これは見事でしたね。

では、どういった点がよかったのかいつも通り書いていきましょう。

未プレイの人は公式サイトであらすじとキャラ確認してね。

www.qruppo.com

 

プレイ時間は正確に覚えてないけど結構長かった気がする。個人的にただ長い文章を読むよりもこういった文章を読む方が疲れるから長く感じただけかもしれない。あと個別入ってから付き合うまでも長かった気がしますし…長かったよね…?長いって思ったの僕だけ?まあつまりはわからん!ちゃんと計っとけばよかった。そう思うとノラととみたいにプレイ時間計ってくれる機能を全エロゲにつけてほしい。それか勝手に計ってくれるいいものないかね。

攻略順は美岬→わたちゃん→奈々瀬→true

奈々瀬に購入前から一目惚れしていたので最初にやるか最後にやるかでくっそ迷って最後に。後はタイトルに貧乳ってあるからわたちゃんを2番目に添えて美岬を最初に。

推奨は特にないかなって感じ。ただ、強いて言うなら奈々瀬ルートは他の個別2ルートとは少し違う点があるので最後でよかったと個人的には思ってる。シナリオの面白さの点では個別はどれも差がない印象なので本当にお好きにどうぞって感じ。

 

シナリオ

く…くやしい…でもおもしろかった…!

あんなふざけた島が舞台で頭のおかしい連中ばかりなのにおもしろい。

多方面から怒られそうなパロネタの嵐に頭のねじが全部ぶっ飛んでるんじゃないかと思う下ネタ。そんな皮を被っていながらいざ勃起してみると熱いきt…取り乱しました。そんな頭のおかしいテキストに加え、熱い王道バトルがあり、そこでも大事な頭のおかしさを忘れない。互いが殺しあうことなく共存しておもしろいシナリオを書ききったのは本当にすごいと思いましたね。

 

CG

基本的には綺麗なんだけどテキストとの乖離は気になった。

 ほくろが多いって書いてあるのになかったり、陰毛がってあるのになかったり。前者は面倒だとしてもせめておっぱいにはほくろが欲しかった…!ほくろがあるだけでえちえちポイントが4545点加点されるのにテキスト上にはあってCGにないのはもったいない!(感想には個人差があります)そして後者、こちらはまあ難しい問題なんでしょうね。テキストに陰毛とあってパイパンな作品は他にも見かけますし。個人的には陰毛は全然あっていいと思うのですが、世に出ているエロゲのほとんどに陰毛がないと考えると僕が少数派、もしくは過激派がキレるリスクがあるということでしょう。できるだけリスクを避けなければいけないと某カクヨムライターも言ってましたしね。ただ、最近出た紫の新作には陰毛があるらしいので個人的に気になってる。紫の絵えっちだしね。あそこは陥没だったり母乳だったりと抜きゲーではないのに攻めているのはすごいと思う。(昔、minoriと紫は絵がえっちだから抜きゲー作ってくれってツイートしようと思ったことがあるけど怒られそうだからやめた)この辺のエロゲ陰毛事情、割と気になるんで有識者がいたら教えてくださいな。

 長々と書いたけどこの二点はまあよくあることなんでいいんですよ。ただツイスターゲームのCGは本当に気になった。「俺に覆いかぶされ」って言っているのにヒロインは主人公の下にいたり、「彼女の股間が目の前に」ってあるのに目の前にあるのは背中だったり。発注ミスか?ってレベルで違ったのでこれだけは「ん?」ってなった。

 

音楽

 普通の抜きゲーみたいな歌詞の1stOP。日常bgmに混ざり聞こえてくるはずの小鳥のさえずりの代わりに喘ぎ声が聞こえてきたりとこちらもやりたい放題。その反面2ndOPや淡色の髪の少女関係のbgmは本当にかっこよく、ここでもこの作品の2面性が表れていてよかったですね。最初は2ndOPばっか聴いてたんですけど、改めて聴くと1stOPもいい曲ですね。あとEDもお気に入りです。

 

キャラ

ヒロインみんなキャラが立ちすぎている。そしてみんなかわいい。本性が表れてからは出てきて喋るだけで面白い美岬。ロリ先輩でバブみあるわたちゃん。ギャルビッチで圧倒的正妻力の奈々瀬。

メインだけでなく、くっそ早口で長文を喋る愛すべき妹のあさちゃん、読んでいくと好きになるSSビッグスリーや頭のおかしいセリフだらけのモブたち。その他にも本当に魅力的なキャラが多かったです。あさちゃんと郁子の声優はほんとすごいと思った。あとわたちゃんの喋り方めっちゃ好きなんだけどわかる人いない?ノリツッコミならぬロリツッコミはもちろん、語尾の「な」の言い方がめっちゃ好き(伝われ

追記、探したらようつべにちょうどいいのがあったんで置いときます。

youtu.be

これの3:36ぐらいからの「すごい『な』、本当に深呼吸してる『な』・・・」の『な』の言い方。この言い方めっちゃ好きです。

美岬とかいうやべーやつは最初にルートやったこともあり、どのルートでも出てくるだけで笑ってしまう。他のメンバーからの扱いはもちろんだが、美岬本人の頭のネジがいい意味でぶっ飛んでてホントおもしろい。乗り物乗っててもかっこよさと頭のおかしさが共存してるのずるい。

そして一番は奈々瀬ですね。購入前から友達とエロゲショップをぶらついてる時に、ぬきたしパッケを見かけるたびに「この金髪の娘めっちゃ好みだわぁ」って言ってたんですが、プレイしてめっちゃ好きになりました。昔、けいおんでオタクになり、ただの童貞だった頃は金髪キャラ(アイマスの美希、とあるの食蜂、toloveるのヤミとか)が大好きだったんですが(ただ、けいおんは唯律が好きです)その後誇り高き童貞になった後はそこまでだったんですよね。(誇り高き童貞になった今はショートカットが大好きです)ただ最近、友達と話してて「青ブタののどかといい、かぐや様の早坂といい、ぬきたしといい、お前金髪好きすぎだろ」と言われ昔の心を取り戻している頃に気づきました。つまり何が言いたいのかというとですね。

僕が奈々瀬を好きになるのは必然であり、奈々瀬はくっそかわいいんですよ!

そしてこいつは困ったことに僕の金を搾り取るんですよね。この前もただでさえプレミアのついたぬきたしの初回限定版を買わされたっていうのにソフマップ特典のドラマCDまで買わされてほんと困ったやつだぜ。プレミアで8万とか言ってるのしか見つからなくてまともなやつ探し出すのも大変だったし5kもしたんだぞまったく。(彼氏面)

まあかわいい奈々瀬のためだからな(彼氏面)

うん。本当にかわいかった。いつのまにかスマホのロック画面、PCの背景、twitterアイコンを占領するレベルでかわいかった。

だからみんなもプレイして奈々瀬のかわいさを知るんだ。まあ、奈々瀬は俺の女だけどな(彼氏面)

 

はい、気持ち悪いと怒られそうなのでやめます。

最後に一言、片桐奈々瀬という女の子を生み出してくれただけでこの作品は100点です。

(つまるところ最近は金髪ショートがきてるのでTLによく流れてくるシャニマスの西城樹里ちゃんが気になってます)

 

総括

あの狂った世界観ともう一本の軸として掲げていた「スタイリッシュ逃亡&バトルADV」を最後まで両者とも曲げることなく共存させ書ききったことには本当にすごいと思いました。この2つを共存させるのはすごい難しくて、まじめなシナリオにいきなり下ネタをぶち込むと「は?」ってなりますし、ふざけた作品にシリアスを入れると「中途半端なことやんな」ってなります。最近だと僕の中ではアペイリアが前者ですね。日常での下ネタは全然よかったんですが、個人的にあの戦闘シーンはあまり好きじゃなかったです。シナリオがいいって聞いていなかったら投げてたでしょうね。ぬきたしの戦闘も似たようなものだろって思う方もいるかもしれませんが、ぬきたしは頭ぶっ飛んでいるといった点が一貫されているのでアペイリアのような感想はなく、楽しむことができました。まあアペイリアもなんだかんだおもしろかったんですけどね。本題ではないのでアペイリアの話題はこの辺で。

個別のシナリオはめちゃくちゃおもしろいってわけではないんですが、どのルートも上記の点がしっかりとしていたので楽しめました。また、trueは王道中の王道でおもしろかったですね。まさかこの世界観でこんな王道ストーリーがあるとは思っていませんでした。子供舌な王道大好きマンなんで最後は「うおおおおお」ってなりながら 読んでました。王道はおもしろいから王道なんだよなぁ…

ただ何度も書いてきたように世界観が頭おかしいのでテキストに合う合わないがあると思うんで体験版をやってから購入するかどうか決めるのを勧めます(僕は頭がイかれてるのでやらずに買いましたが)体験版をプレイして楽しめそうだなって思った人はぜひ買ってみてください。あと7月に1+2パックが出る予定なんで未プレイの人はそっちを待つのもありかと。クリアした後にこの後のネタバレありの部分を読みに来てくれるのを待ってます。

笑いあり涙あり熱いバトルありと本当に楽しい作品だったので興味ある人はぜひ!

それではネタバレなしの感想はここで終わろうと思います。なにかあればコメントかtwitter:@trad_0605までおねがいします。それでは!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということでいつも通りネタバレありで書いていこうと思うんですが…

今回何書こう…

書きたいことほとんどネタバレなしで書いてしまった気がする…

なので今回はここで終わり!

ってわけにもいかないので奈々瀬のかわいさについてひたすら語ります?まずね泣きぼくろがすげえかわい…

まじめにやりましょうか。ネタバレなしの部分にも書いた奈々瀬ルートの他とは違った点の話とtrueの話を少しだけしましょうか。

 

ではまずは奈々瀬ルートのわたちゃん、美岬ルートと違った点の話から。

まず1つ目は…

見抜きがない!!

どういうことだ!わたちゃんと美岬にはあってなんで奈々瀬にはないんだ!くっっっっそ楽しみにしてたんだぞ!個人的三大このえっちシーンがあれば名作エロゲになれるシーン1.オナニー2.見抜き3.アナルってぐらい楽しみだったんだぞ!あと書いてて思い出したけど美岬のアナニーシーンもなかったの許せねえ!なんか生徒会室のドアノブでやってた気もするけどちゃんとシーンでくれ!くそ…思い出したら悔しくて股間から涙が出てきたぜ…

またふざけました。すみません。

少し真面目に路線を戻すともちろん見抜きがなかったのはめちゃくちゃ悲しかったんですが、ほかの二人は付き合う前にハプニングで見抜きや素股、パイズリで射精することがあったのに、奈々瀬はハプニングこそあれど射精はなかったですよね。不思議です。

あとはせっかくドスケベ遊園地やバブみ幼稚園、壁尻オブジェとシーンに使えそうなものがたくさんあるのにそれらを活用したシーンがなかったのは少し残念だった。(壁尻は一応あったけどね)ただこの辺は難しくて、これらを活用したシーンを作るにはドスケベ条例を破壊することを諦め、付き合ったヒロインと条例に順応する必要があるので2本目の軸を曲げることになるんですよね。そう考えるとこういったシーンは難しいので…

青藍島を舞台とした純粋な抜きゲーを作ってくれるのを待つしかないですね(たぶん一生ない)

いや、69コースターを使ったえっちシーンとか純粋に気になりません?シュールすぎて抜けない未来まで僕は見えますよ(ダメやんか)

とまあどの辺が真面目路線なのかっわからない話でしたが最後に一言

ぬきたし2で奈々瀬に見抜きください!!

 

今回ふざけすぎですね…怒られそう…

今度こそ話を真面目路線に戻して二つ目の違いに行きましょう。

二つ目は文乃の扱いですね。わたちゃんと美岬ルートでは防人の爺さんに渡さなかったのに、奈々瀬ルートでは渡しています。これの何が腑に落ちないかっていうと防人の爺さんに文乃を渡してしまうとtrueのようなことに文乃がなっているのに放置していることになってしまうんですよね。確かにわたちゃん、美岬でも片目を失ってしないますが、それでも文乃は最後に幸せだったと言っていました。それを言うならば奈々瀬ルートでも文乃が心配するなと言っていたんだから信じろよって言われるかもしれません。僕もtrueを見るまでは信じようと思っていました。でもあのtrueでの扱いを見ると変わりましたね。あれでは文乃が救われなさすぎます。簡単に例えるとこうですね。

わたちゃん、美岬→文乃ノーマル

奈々瀬→文乃bad

true→文乃ハッピー

これ文乃badにする意味あった??っていうのは思いました。他の個別と一緒の感じで防人の爺さんに渡さなければよかったのでは?そうすれば個別で完全に救われることはなくても少なくとも不幸にはならなかったはずです。個別でそれなりに幸せになり、trueで真の意味で救われる。これでよかったのでは?

この辺が奈々瀬ルートで気になった点ですかね。こういった違いがあるのと奈々瀬と淳は昔から知り合いだったということがわかるので推奨で最後がいいかなって書きました。まあ正直攻略順はほんと好きな感じにって思ってるんでこの話は置いといて。文乃の件は個人的にすごい気になりましたね。僕だけかもしれませんが。

 

では話題を変えてtrueの話でもしましょうか。

いや、ラストの王道展開はくっそわくわくしましたね。

協力者だと思っていた爺さんが敵だった!そしてピンチに嘗て敵だった人たちが助けにく来る!なんやこの王道!大好きだわちくしょう!

手嶋に教えを乞うとことか好きでしたわ…頭おかしかったけど。こういったところで頭のおかしさを忘れないのもこの作品のいいところですよね。健蔵おじいちゃんにあともう一人必要だって言われた後に手嶋との最後の訓練シーンがあったんでここで仲間になるんか?って思ってたんですが普通に帰っちゃって「あれ?」って思ってたんですが、ピンチになった時に現れてあのセリフはかっこよすぎて惚れましたわ…なんなら泣いてました。

他にもssビッグスリーも助けに来たりとほんと王道…好き!(n回目)

ssビッグスリーみんないいキャラですよね。個別でそれぞれ掘り下げがあったのもよかったですし。ぬきたし2どこで予約するか迷いますよね。一番かわいいって思うのは礼ちゃんなんですがえっちなのは会長と郁子なのですげー迷う。あと会長で思い出したんですが奈々瀬とわたちゃんにクリア後追加シーンあったの、みなさんすぐ気づきました?僕は奈々瀬ルートクリア後に奈々瀬のドラマCDを聞いて会長と奈々瀬の3Pなんてあったか?ないやんけって思って半ギレだったんですが、trueクリア後に「あれ?CGとシーン埋まってねえ」ってことに気づいて某部屋を見てようやく見つけたって感じです。あのふざけまくって1mmも内容のわからないシナリオ名で追加されてることに気づくわけないだろ!

だいぶ横道に逸れましたね。

みんなの力を借りて辿り着いた最後の闘いは熱かった…最後の最後の決め手が文乃っていうのもよかった。

いや、本当に王道中の王道で個人的にtrueは文句なしでした。あと最終的にみんな淳に惚れて終わってるの個人的には好きでしたね。ああいった終わり方好き。

そして最後のドスケベジャンヌ・ダルクには笑いましたね。最後の最後までネタを忘れない姿勢には感動すら覚えました。

笑えて泣けて熱くなれてやっていて本当に楽しい作品でした!

今回はこんな感じで終わろうかなって思います!ふざけまくってすみませんでした。次は今月中に10選が上がるか、それとも5月になにかの感想を上げるかどうなるか未定ですがまた読んでもらえると嬉しいです。

それではここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました。なにかあればコメントかtwitter:@trad_0605までお願いします。あ、あとコメントで思い出したんですが返信しなくなりましたけど全部読んでます><しなくなった理由としては同じ記事を2度もなかなか読みに来ないだろうから返信しても意味ないかもって思ったからです。それでもちゃんと全部読んでますし、wa2の千晶ノーマル好きってわかり手コメントがあったのも嬉しかったです!今までなかなかわかり手が見つかりませんでしたからね。

それでは今度こそ終わりにしましょう!ばいばい!

『はつゆきさくら』感想【記事後半ネタバレあり】

どうも、とらっどです。

月に2本も記事上げるなんて1年前の僕からしたらすごい成長ですね。まあこれ以降は月1になるはずですが。

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ということで、はい。

今回はリクエスト頂いたはつゆきさくらの話をしましょう。本当はこれを4月のネタにしようかなって思ったんですがこれ以上待たせてしまうのは悪いと思ったんで書きました。お待たせしてしまってすみません。ほんとはもう少し早く上げる予定なんですが年度末で忙しかったので遅れましたわ…え?東京行ってただろって?すみませんでした。

え?誰も待ってないって?今更はつゆきさくらかよって?

いらないって意見よりもたった1人でも求めてくれる人がいるなら書くべきだと思うんですよ。おい、聞いてるか○○○。(怒られそうなので名前伏せます) 

今更ネタバレを気にする作品か?と思われるかもしれませんがいつも通り書いてくれって言われたんでいつも通り前半はネタバレなしで書いていこうと思います。

未プレイの人はサイトであらすじとキャラ見てきてください。

sagaplanets.product.co.jp

 

それでは書いていきましょう。

今回初めてプレイした時の攻略順覚えてないんで省略します。やったの3、4年前だから許して。なんか無駄にエンド多かった気がしますし。これからやる人は調べてくれ。とりあえず桜を最後にやれば問題ないかと。クリア時間ははっきりとは覚えてないけどそんなに長くなかった気はする。

 

シナリオ

この作品の評価されているところですね。読みやすいテキスト、どのルートでもしっかりとしていた軸、そしてラストの感動。個別含め全体的におもしろかったです。ラストはそれまでの全てで殴られてボロボロ泣けますし。こういった泣き方ができる作品っていいですよね。ただテーマがテーマだけに色々と言われたりしていますが、この辺に関しては色々と思うところがあるのでそれはネタバレありの部分で書きましょう。文句なしの名作でした。

 

CG

サガプラはこの辺安定して綺麗ですよね。最後のCGはもちろん、カラオケのCG好きなんだけどわかる民いない??一番好きなのは相合傘のやつだけど。あと今回のサムネ、ネタバレだろ!って思う人いるかもしれないけど、公式サイトに載っているのでセーフなんだよなぁ。なんてことはどうでもよくてですね、強いて不満を上げるならゴーストチャイルドもう少しかっこよくならなかった?ぐらいですかね。

 

音楽

強い。未プレイでも聴いたことがある人が多いだろうhesitation snowとprestoのボーカル2曲を筆頭にbgm含め強い曲だらけ。実際僕も未プレイの時からこの2曲は知ってた。水月陵さんの曲って安定して強いですよね。

余談だけどhesitation snowの「誰一人も責められずに悪いのは自分だったと 思い込んで耐えきれなくて 僕は生まれ変わる心ごと」この歌詞めっちゃ好き(間違ってたらすまん)

 

キャラ

メインヒロインがみんな魅力的すぎる。ルートに入るとみんなかわいかった。個人的にはルート補正ありで綾が一番好きでした。桜、あずまも強かったけど綾が個別、最後共に個人的に強すぎた。希、シロクマは共通ではノーマークだったけど個別だとかわいいやんけ!ってなったので満足。すげえどうでもいいけど、僕も一浪して大学に行ったのでシロクマルートは色々と共感できたり、つらかったり…あと金崎にえっちシーンなかったのは許さないからな。ただ主人公は好き嫌い分かれそう。僕は子ども舌なのでかっこいいのが好きなので好きでした。アキラと対峙するところとか希の最後の体育館のとことかかっこよくて好き。

 

総括

個別から最後まで軸がしっかりとしていたのでおもしろかったです。最後には感動できますし本当に満足できる作品でした。この作品を鬱だという感想を見かけるかもしれませんが、僕はそんなことないと思っているのでそういった感想を見て避けている人はもったいないんで気にせず買ってください。名作なので。この後のネタバレありでその辺の話を書くんで、買ってプレイして僕のネタバレありの話を読んでも「やっぱ鬱だわこれ。」ってなったら謝りますわ…

まあ、本当におもしろくて泣ける作品なので未プレイの人はぜひ一度読んでみてくださいな。スマホなどに移植もしてますし。

ということで、ネタバレなしはこの辺で終わります。ここまで読んでくださった方ありがとうございます。何かあればコメントやtwitter:@trad_0605までお願いします。

また完走した後に来てくださいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、ここからはネタバレありで書いていきましょう。今回のメインの話題はこの作品は鬱であるかないかですね。これが書きたかった。本題に入る前にこの作品のテーマの1つでもある「復讐」について少し話しましょうか。

「復讐」と聞いてよく物語で聞くのは「そんな無駄なことはよせ。」「復讐なんて誰も救われない。」こういった声が多いと思います。実際僕もこの作品を読むまでは虚しいものだと思っていました。初雪が最後まで「復讐」に囚われていた最初の桜endやシロクマend、グラデュエーションの綾end。またアキラに妻。これらの物語を読んだ時に感じたのは「復讐」する事で救われる想いもあるのではないか、そうするしかないのではないか。そんな風に考えさせられました。そして、最後まで復讐に囚われながらも2人で沈んでいく綾endを美しくも感じました。あれはあれで幸せだったのではないかと、そう思えました。trueと比べたらバッドエンド色の強いendかもしれませんが僕は綾endも好きでした。まあこの話に関しても答えは出ないでしょう。さくら、もゆ。の時に話した「犠牲」といい今回の「復讐」といいこの世には答えが出ないものが多すぎる。だからこそこういった物語がおもしろいのかもしれませんが。

それでは、本題に入りましょう。この物語は鬱であるか否か。

この物語は主人公がゴーストチャイルドであることから基本的に「別離」が約束されています。なのでどの個別も春には初雪がいなくなっています。また、桜も既に死んでいることから初雪が人間であることを選んでも桜とは一緒にいることが出来ずに「別離」で終わります。だからこの物語は鬱だ!という声を時折耳にします。ですが、個別の最後は再開できていることを匂わせて終わっています。だからこの物語は「離別」して終わる鬱な物語なんかじゃない!みたいなことは言いません。この物語は「別離」と「未来」の物語だと僕は思うからです。これは同じライター新島夕が書いたナツユメナギサでも同じことだと思っています。こちらも「鬱だ!」と声を聞きますがそんなことはないと思っています。こちらに関しては今回はあくまではつゆきさくらの記事なので深く触れませんが鬱ではないとはっきりと述べておきます。

はつゆきさくらの個別では初雪がいなくなった後に前に進むヒロインたちがしっかりと描かれています。また、桜がいなくなっても卒業まで前に進む初雪の姿もグランドで描かれています。こういった描写がなければ確かに主人公とヒロインが必ず「別離」で終わる鬱な物語だったかもしれません。ですが、この作品では想い人を失っても「未来」へ進むヒロイン、主人公がしっかりと描かれています。この前に進む姿を見て誰がこの物語は鬱だったと言えるでしょうか。

確かにこの物語は2人が結ばれてめでたしめでたし、とはいきません。だからといって僕はこの物語を救いのない鬱だとは思えません。残される人に「未来」に進んで欲しいという思いからくる「別離」、そして残される人もその想いに応え「未来」に進んでいます。確かにハッピーエンドとは言えないかもしれませんが、それでもこの「未来」といった部分があったからこそこの作品は納得がいくもので感動があり、名作になったのだと思います。

ランと桜を失い、確かにつらかったでしょう。それでも前を向き、最初から書かれていた「卒業」まで進み、

めぐる春夏秋冬。

終わる1095日。

初雪から桜まで  卒業おめでとう。

これに辿り着いたからこそ、それまでの出来事で殴られ感動できる作品だったと。

この物語は「別離」のみの鬱ではなく、「未来」ある物語だと書いて今回は終わろうかなって思います。少し短い気もしますが今までが長すぎたということで。これ感想か?って思うかもしれないけどこれがナツユメナギサかはつゆきさくらの記事書く時に書きたかったことだから許してくれ。ちゃんと各ルートの感想とか書けって言われたら追記します。次はぬきたしの感想記事か本気で選ぶエロゲ10本かエロゲソングの記事書きたいなって思ってます。また、これ書いてくれってリクエストも待ってます。何かあればコメントかtwitter:@trad_0605までお願いします。

それでは今回はこの辺で、ここまで読んでくださった方ありがとうございました!また4月にお会いしましょう!