不完全存在の掃き溜め

物語などについて思ったことを自己満で吐き出す場

『さくら、もゆ。 -as the Night’s,Reincarnation-』感想【記事後半ネタバレあり】

どうも、とらっどです。

初めてこのブログに記事を上げてからちょうど1年ですね。ということで1年前と同じ話題を。僕の去年のバレンタインは1人でエロゲを購入して終わってますが今年の僕のバレンタインはどうだったっけ…

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ということで、はい。さくら、もゆ。をやってました。なんも成長してないなこいつ。

予約していて発売日に受け取っていたんで本当はもっと早く完走するつもりだったんですが体調を崩して入院点滴ルートを攻略していたんで遅くなってしまいました。

まあ、そんなことはどうでもよくてですね…

いやー、凄かったねさくら、もゆ。

本当に凄かったしか出てこない…

完走した時におもしろかったとかよかったよりも凄かったっていうのが一番に出て来たよね…

いろセカのライターの漆原センセってことで期待はしてたんですが期待値以上でした…

じゃあ、どこが凄かったん?って話をいつも通りネタバレなしでしていきましょう。

 

www.favo-soft.jp

 

未プレイの人はあらすじやキャラ紹介は上で確認してきてね。

 

それでは行きましょう…

の前にあらすじの後半部分のワクワク感凄くないですか?情報公開されて見た時めっちゃワクワクしたの覚えてます。体験版やりたい気持ちを必死に抑えてた。(基本的に一気に読みたいので予約した作品は体験版やらない主義)あとopもすげーワクワクしますよね!未プレイで気になる人はぜひopも見てみてくれ。

まあこんな感じで漆原センセ、あらすじ、opとどんどん楽しみな要素が増えていくのと同時にハードルも上がっていったんですが軽く跳び越えてきましたよね。本当に凄かった(n回目

 

いい加減本題に入りましょう。

ルートは姫織、千和、ハル、クロの4つ。

プレイ時間は40時間ぐらいですかね…?40はちょっと盛ってるかもしれませんが。まあ、プレイ時間に関しては毎回正確に測っているわけではなくて、自分のツイートを遡ってそこからプレイした日と時間を思い出す感じで推測してるんであくまで目安程度で。うん、長い!!読んでいてボリュームを感じましたし、久しぶりにこのレベルで長い作品読んだ気がしますね。

僕の攻略順は姫織→千和→ハル→クロでした。理由としては

姫織→残った

千和→ショートカット貧乳後輩とめちゃくちゃ好きな属性なんで残したい

ハル→opとか見て泣けそうだから残したい

クロ→絶対真紅ポジだし本命

って感じで決めました。ハル、クロルートに関してはロックがかかってるらしいので姫織or千和→姫織or千和→ハル→クロの択しかないみたいですね。僕の場合攻略順ってプレイ前にサイトやop見て直感で決めてるんですが今回はドンピシャでしたね。これからやる人も姫織→千和→ハル→クロの順でいいと思います。姫織と千和を比べた時に千和ルートの方がルートの完成度が高かったのでまあ後に残すのが無難かなと。好きな食べ物を先に食べたい派の人は千和先でもいいかもです。

 

シナリオ

文句なし!圧巻でした!…

これしか出てこない…

終了!

というわけにもいかないので真面目に話をするとですね、本当に素晴らしかった。あそこまで長く複雑な話を綺麗にまとめあげたことに拍手しかない。また、いろセカでは真紅以外のルートが正直うーむ。だったんですが今回はどの個別のレベルも高く何度も泣かされました。なんなら個人的に泣きという点の瞬間最大風速が一番強かったのは千和ルートのエピローグだったまである。構成、伏線回収、メッセージ性、個別ルートの完成度と扱い、終わり方、どれも本当に素晴らしかった。全体のシナリオという視点で見た時にこれを超えるものはないんじゃないかと思えるレベルの完成度だった。強いて不満点を上げるならテキストと時折わかりづらい部分があった点ぐらいですかね。人によっては冗長に感じるテキストと読んでいてあれ?これ誰の話?ってなったりする場面があった点ですかね。前者は僕も所々「くどいな」って思う部分もありましたが話が面白くなってきてからはあまり気にならなくなりました。後者は一応読み進めるとわかるんですが物語が複雑なこともあり話の中心人物が急に変わったりして個人的に少しわかりづらいと感じることがありました。テキスト気になる人は体験版やってみるのもいいかと。あと、誤字が多かったかな?文量多いからそう感じただけかもだけど。

まあこの辺の不満点が気にならないレベルで完成度の高い物語でした。本当に素晴らしい物語なので気になる人、迷ってる人はぜひ買ってください。歴代のシナリオゲーでもトップクラスでした。

 

CG

CGはもちろんなんですが今作は背景も綺麗でしたね。いろセカの時も背景綺麗でしたしね。ただ今回は結構独特な背景なんですよ。でもそれが世界観とぴったり合っていてめちゃくちゃ綺麗でしたね。

 

音楽

op、edはもちろんbgmも良かったですね。本当にどのbgmも良くて世界観作りに一役買っていました。個人的にいいシーンで流れるbgmはもちろん、戦闘で魔法使うシーンのかっこいいbgmとか好きでした。あと輪廻arrangeが好きすぎてクリア後ずっと聴いてました。

 

余談なんですが名作のCGや音楽って良かったしか感想が出てこない…だからどういったCGや音楽が本当の意味で良かったと言えるんだろうって考えてみたら、今作みたいにクリア後にも聴いたり見直したくなったりするbgm、CGが本当の意味で良かったと言えるものなのかなって。あとは今作みたいに背景やbgmが世界観作りにすごくいい仕事をしてる作品とかですかね。

 

 

キャラ

魅力的なキャラが多すぎる!ルートあるキャラもないキャラも全員に泣かされたんじゃないかってレベルでよかった。一番好きなキャラを選べと言われても選べない。この辺もっと触れたいんだけどネタバレになるから触れられない…

 

総括

個人的には文句なしの名作でしたね。そして書きたいことはシナリオのところにほとんど書いてしまって書くことがない!というか僕の力量ではネタバレなしでこれ以上書けない!だからみんな買ってくれ!

これは間違いなく名作だ。長い長い物語かもしれない、苦しいことの方が多いかもしれない。実際僕も読んでいて「なんでこんなツライんだ」って思うところもあった。それでも読み終わった時には本当に良かったと思えたし、凄いと思った。色々な人の想いに触れて何度も泣いた。

"これは、あなたの人生のための物語だ"

"愛"と"勇気"の物語だ。

 

こんなことしか書けませんがこれでネタバレなしの感想を終わろうかなって思います。いつもより短い気もしますが…まあ今までが長すぎたというのと、この作品をネタバレなしで語る力量が僕にはなかったということですね。とにかく本当に素晴らしい作品だったんでみんな買ってくれ。歴代のシナリオゲーでもトップクラスだと思えるレベルだったから。

あともうひとつ、この辺の評価点数化した方がわかりやすかったりしますかね。その方がわかりやすいって思う方がいたら連絡くださいな。

 

ということで、ここからはネタバレありで感想書いていこうと思います。未プレイの方はここまで読んでくださりありがとうございました。クリア後にまた読みに来てくださることを待っています。

何かあればtwitter:@trad_0605かコメントまで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よし、ここからは好き放題書いていこう!

ここまで書くのに凄い時間がかかった…文量は今までよりも確実に少ないのに今まで以上に時間がかかった…書くのが本当に難しかった…

本当は読み終わった時に「いや、これ感想記事書けないわ」って直感で思っていたんですがネタバレありで語りたいって想いが強かったんで書くことにしました。それならネタバレなしの部分書かなければいいのでは?って思われるかもしれないですが…いや、他の記事で「ネタバレなしの感想読んで買いました!」って言われてしまったら書く意味があるんだなって思えたから書くしかないじゃないか…ってなって書くことにしました。

前読んだ本にあった

「語りたい思いは次々と内からあふれ出るものの、その思いにふさわしいことばが見つからない時、人は"ことば"の限界を知り、"語る"ことの空しさを感ずるに違いない」

というのが今の僕にはぴったりです。まあ記事書いてるといつも思うことではあるんですが。

さて、こんな話はどうでもよくて…

ルートごとに感想まとめていきましょう。

 

共通

 

あのね!あのね!十夜がね、かわいいんだよ!

 

以上!

 

え?悪ふざけはいらないからまじめに書けって?

 

十夜と一緒にお風呂入ってるっていうのにCGないのが許せなかった!

 

以上!

 

まじめに書いてこの辺ですね。

共通の感想ってどの作品もこんなもんじゃないです?世界観と誰がかわいいがわかれば共通の役割としては十分でしょう。一応言っておきますがロリコンってわけではないですよ。うん、ほんと。

ということで、特に語ることもないんで個別へ

 

姫織

この作品の凄いところが個別ですよね。ヒロインの話があってさらに+αで他の人物の話があって何度も泣ける。まあその分長くなるんですが。そして姫織ルートでは十夜の話があったんですが…

ボロボロ泣いた…十夜の気持ちを考えるともうダメだった…

姫織ルートに入っているのかさえハッキリしていない段階の話で泣いてしまった。最初これ僕がクソザコ涙腺なだけなのかと思ったけどtwitter見たらみんな泣いてそうで安心したよね。そしてこの時点でもうルート1本分の満足度があったのにここから姫織の話でさらに泣ける。姫織ルートに限らず、どのルートも"家族"の話というものが主にあるので本当に泣ける。ラストのナナちゃんと姫織が話すところとか泣きまくった。

 

千和

エピローグで僕の中で100点になったルート。

本当に文句がなかった。

エンディングで一安心してたらエピローグで「え?こんなつらい終わり方すんの?このまま終わったらキレるぞ?いや、でもこの2人は幸せだったのかな…」とか色々考えてたらナハトで号泣した…こいつまじでかっこよすぎる…何回僕を泣かせる気なんだ…あかん、思い出したら泣けてきた…(これネタとかではなく真面目に涙が溢れてるんですが思い出し泣きって僕の涙腺がクソザコだからなんですかね?それとも皆さんもこういうことあります?)

最後の最後に積み上げてきたものでぶん殴られた。こういった泣き方ができる物語はとても好き。

ナハトだけでなくソルや遠矢もかっこいい…

エロゲで男キャラで泣ける作品は名作。

あとこれは僕の涙腺がクソザコだからだと思うんですが、夜の世界から追い出されてもうダメだって時にクロからかかってきた電話で泣いた。安心したのか何なのか泣けてしまった。姫織ルートではそうでもなかったんですが千和、ハルルートではピンチの時にクロが出てくるだけで泣いた…

構成、キャラ共に素晴らしいルートだった。

 

え?みんな中がk…これ以上はいけない。

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ハル

さあ、引き金を引け。

たったひとりの君を救うため。

俺は。

俺は何度だって、散りゆくのだと

 

まさしくあらすじのまんまだった…

完全にクロルートのことだと思っていたから「え?この話やっちゃったらクロルートどうなるん?」ってなりました。まあこのあらすじ他にも当てはまってますけど。

色々と盛りだくさんのルートでしたよね。

女装したり女装したり女装したり智仁に泣かされたり。女装したり。

主人公が女装するゲームは名作。

わかりきってたことなんですが智仁かっこよすぎますよね…智仁にも何回泣かされたことか…男キャラで泣ける作(ry

そして、ハルの話。

凄すぎた。この話単体で見ても強いのにグランドでさらに強くなる。他のゲームでみたらこれがグランドでいいんじゃない?ってなるレベルでおもしろかった。グランドやった後に読み直したくなって読み直しちゃったよ。個別の中だと読んでて一番つらかったけど…(ハルの過去はもちろん、大雅の未来、残されたあさひさんや十夜、クロのことを考えると読んでいて本当につらい話だった)それでも最後まで読んで本当によかった。ハルが自身の足で幸福を掴みに行ったのもgood。ウエディングドレスのとことか「いや、これ絶対ウエディングドレス着てるわ、CG来るぞ」ってわかってても涙出てきたもん…本当にすごいルートだった。

 

クロ

大本命。

クソザコ涙腺すぎて他のルートでクロが助けに来てくれるたびに泣いてたので本当に楽しみなルートだった。

これを読み終わった直後に出てきた感想が「すごい…」だった。

読み始めてすぐに、ハルを救えなかった世界線の話ならハルルートに引き金を「引く」「引かない」の選択肢入れてハルとクロ分岐したら面白そうだったなとか思ったのがバカだった。そんなスケールじゃなかった。

この最後のルートでこんな話広げて大丈夫なんか?とか思ったのも無意味だった。全てがうまく繋がりすぎていた。

2ndOPを初めて見た時は今までやったどのエロゲよりもワクワクした。クリアした今でもずっと見てる。

何もかもが想像以上でそれを全てまとめ上げたことに拍手しかない。

全てが芸術的なほどに上手く繋がりすぎていた。

本当に長い長い物語だった。どうしてこんなつらいことばかりなんだと思った。そんな中で多くの人の想いに触れて数え切れないぐらい泣いた。

ふぁぼの作品はどれだけつらくてもそれ以上に優しさがあるからいいですよね。

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みんながまだ出会っていないこれから出会う予定だった少年を助けるために集まってくれたことに泣いた。真っ先に智仁が来た時はボロボロ泣いた。

少し脱線しますが「何かを犠牲にしてまで手に入れられたものに、本当の価値はあるのだろうか。」この問いの答えは本当に難しいと思います。この物語でも本当に多くの人物が何かを犠牲に何かを救ってきました。時には命を犠牲にしてまで。この犠牲の難しいところは救われた側です。救われた側が自分の命は誰かの、大切な誰かの犠牲の上で助かったと知った時にのうのうと生きていけるのだろうか。かといって救ってくれたことを否定できるだろうか。この犠牲の形は作品内でも多くありました。姫織やソル、ハルはもちろん少年に助けられた大雅とましろ、そしてクロ。様々な形で描かれてきました。犠牲は正しいのかそれとも間違っているのか。正直なところこの問いに正しい答えはないでしょう。ですがこの作品では一つの答えが書かれていたと思います。

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自分たちの幸福を願ってくれた人たちの犠牲、想いは受け入れる。それに応える必要がある。ハルの事実を話した時に大雅が少年にも言ってましたね。きっとこれなんだと思います。個別でみんなを救い、幸せにしてきた少年。そしてただ1人救われていない少年に幸せになってほしい。そう言った想い。これがあったから最後のハッピーエンドを受け入れられた。そんな気がします。僕だけかもしれませんが。

 

ルート内に話を戻しましょう。

長い長い絶望を乗り越えてようやく2人が結ばれたと思ったのに…なんでこんなつらいんだよ…ってそんな時に…
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ナナちゃん…

もうナナちゃんが出てきただけで泣いた。安心したんでしょう。どうにかしてくれるって思ったんでしょう。もうここからはひたすら泣いてました。

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あさひさん…十夜…

かっこよすぎるよ…

そして真実を知ってさらに泣いて…

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クロ…クロ…

最後のページCGか何かで見たいなって一瞬思ったけど、ここまで読んできたじゃないかって思ってそんな思いはすぐに消えた…
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僕「あ、あああああああああああああああああああ…!」

 

ボロボロ泣いた…

OPやサイトに公開されていたCGで泣けるというのはいいものですよね…クリア後に好きなCG選べって言われたら上の1枚と

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これを選びますね。

この作品が世界に生まれてきてくれて、本当に、よかった。

 

本当に素晴らしかった。

エピローグも最高だった…

本当に文句がなかった…

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サマポケの時も言ったと思うんですが、グランドと個別が関わりあっているのいいですよね。グランドある作品って個別がどうしても完全に別物になりがちなんですが読み手と同じで覚えていてくれたり関わっているのは嬉しいです。

 

すごかった。素晴らしかった。文句がない。本当にこれしか言うことがないので記事は書けない、書かないつもりでいたんですが、

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素晴らしい作品ならば書くしかないと。書きたいという気持ちがあったので書きました。

あと、ツイッターで上げる上げる言って全然上げなくてすみません。何度か書きましたがこの作品が凄すぎて僕の中でうまく消化できてなくて書けずに手間取ってました。ハルとクロを読み直してようやく書くことができました。それでも今回短いですね。まだまだ実力不足です。まあ大事なのは気持ちなのです!

そんな僕に言えることは

本当に素晴らしい作品をありがとうございました。

今の気持ちを表せる方法は、道具は、言葉は、ここには、このブログにはないだろうけれど。でも私の中には、それはあるんだよ。このブログを君が読むそれを合図にしよう、そうすれば全部元どおりになるはずだから。それでもね今日、ひとつだけ自分の気持ちについてわかったんだよ。大好き。私、さくら、もゆ。のことが大好きだよ。

 

これに尽きます。(2nd OP見まくってたらセリフ覚えてしまった)なのでFDを…FDをね…いろセカのように続いていくことを願っています。いろセカと言えばこの作品にもあった月…いや、違う作品のことなのでここで書くのはやめましょう。今回は短かったですがここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございました。次は金恋GTかな?なにかあればコメントかtwitter:@trad_0605までお願いします。

ばいばい!