『Summer Pockets REFLECTION BLUE』感想【記事後半ネタバレあり】
??「サマポケが帰ってきたぞ~」
ということで2年ぶりにあの夏に、あの島に行ってきました。とらっどです。
いや、2年って早いですね。2年前の今日(7/6)にサマポケ無印の感想を上げてから2年ですよ。まだ1年のつもりでしたもん。恐ろしい。ここ最近はあの作品がもう〇年前かとなることが多くなった気がします。歳は取りたくないですね。
そんなことはどうでもよくてですね。
Summer Pockets REFLECTION BLUEですよ。
サマポケRBですよ!
2年前に理想的な夏休みを過ごさせてくれたあの作品が帰ってきました。
まあ鍵なので何かしらの続編が出るのはわかりきっていたのですが、それでもやはり嬉しいものですね。
もう語りたいことが積もり積もっているので早速本題に入っていきます。
2年前の無印に追加ルートや演出変更などの強化をされ、言ってしまえば完全版となる今作なんですが無印に初めて触れたときの感動、もしくはそれ以上の何かを残していく作品となっていました。
個人的には完全版商法というものがあまり好きではないのでfdとして楽しめるものとして出して欲しかったなみたいな想いがあったんですが、まあこの辺は後で触れるんで置いといて…
いや、本当に面白かったですね。
正直追加のルートに関しては先ほど述べたように楽しければ満足。みたいな感じでそこまで期待していなかったんですよね。唯一期待していたのは新ヒロインの識ちゃんぐらいでした。なので2年ぶりに楽しむか!みたいな感じで始めたんですが…
ボロボロ泣かされるルートがあったり、そんなことやるのかよ…と唸らされたルートがあったり、やっぱサマポケはこうでなくてはと思わされたりと期待以上でしたし大満足でした。正直追加の個別がここまで面白いと思っていませんでしたし(こいつ2年前も個別期待してないとか言ってたよな。これがへじゃぷか…)、今回追加された個別も文句なしだったことにより作品全体の完成度が上がったんじゃないかなと思います。
なので無印はやったけどRBはまだ買ってないってオタクも買って損はないと思います。
というか買ってください。そして僕と語りましょう。
ということでここから僕が好き勝手語っていくんですけど、ネタバレが入ってくるんで気を付けてください。また、無印からのルートの感想に関しては2年前に書いたんで省いてます。ネタバレなしの話がもう少し読みたかったり、無印の話が気になる人はこっち読んでください。ちょっとした解説、考察もあります。だいぶ長いし読みづらいですが…
では下からネタバレありになります。
はい。ここから書いていくんですけど…
今回書くにあたって久しぶりに自分の無印の記事読み直したんですけど長いし読みにくいし、的外れなこと書いてるしで死にたくなりましたね。最近の記事は長くならないように書きたいことだけ書いているので余計に長く感じて読むの疲れましたし、これ最後までちゃんと読んでる人いないなと改めて感じました。まあ直したり消したりは多分しないんですけど。多分…今回は気を付けます。
ちなみに、まだ島モンと卓球のルートやってないんでそこには触れてないので悪しからず。あと2年ぶりにやったので通常シナリオの追加と言われても追加ルート関係の部分ぐらいしかはっきりわからずどこが追加されてどこが無印からあったのか全然わかってないのでそこらへんもてきとーです。
では攻略順に書いていきます。
おっぱいさんルート
名前忘れたわけじゃないですよ?
正直全然期待してなかったんですよ。
おっぱいおっぱい言いながら紬と3人で遊んで終わるんかな程度にしか思っていなかったんですがものすごい爆弾ぶん投げられてビビりました。
いや、誰がこの作品で一緒にいたらダメになるから別れようって終わり方するって想像できます?
不穏な空気するなぁとは思いながら読み進めてはいたんですが、まあなんやかんや解決して幸せに終わるんやろなぁって思うじゃないですか。それがbad含むあの終わり方ですよ。どっちも大好物でした。
しかも、このルートのズルいところってむぎゅの存在なんですよね。むぎゅのルートで「友達じゃないなんて言えるわけない」と泣いていたむぎゅが友達のためを思い「大嫌いと」と言うんですよ。しかも新規挿入歌に合わせて。そんなん泣くやん。ズルじゃん。新規挿入歌の「夏の砂時計」(曲名からもう良い)、どのルートでも流れるんですけどこのルートが一番合っている気がするし破壊力があった気がする。一番最初にこのルートを攻略したので初めて聞いた補正もあるかもしれませんが。
最後の付箋のcgと2人の言い合いのシーンもズルだしエピローグの人形の使い方までズル。
むぎゅルートやって3人の関係性見た後にこのルートやると火力上がるんでこの順番でやって欲しいですね。
というかおっぱいさんルートに限らず、追加のヒロインはどれもサマポケを、鳥白島を知っていればいるほど火力が上がるしょうになっている気がするので無印ヒロインから追加ヒロインの順番でやって欲しい気はする。まあただの思い出補正なのかもしれませんけど。それでも無印やっておいてよかったと思える追加ルートだなと思えたので完全版商法も許せました。もちろんrb単体でも楽しめますけど。
脱線しましたね。
未来の眩しさに向けて別れるという前向きな選択をする。個人的にはすごい好きなルートになりました。共依存心中endとかも好きな人間なんでbadのほうもある意味好きです。
のみきルート
無印時点から好きだったのでメイン昇格してとても嬉しかった。
エピローグが5億点。
あのエピローグだけでやる価値があったまである。
あれこそが鳥白島だよなぁって感じ。ボロボロ泣いた。
サマポケのどのルートでも言えると思うんですけどある程度展開はわかるんですよね(鴎は別)、そういった中でもそれを黙らせる火力を出せるのがサマポケの強みなんですよね。圧倒的に綺麗な物、優しい物で包み込んでくれる。ちょっと前にクソみたいな物が好きみたいな記事を上げたけど、僕だってたまには綺麗な物も読みたいし、どこまでも綺麗でどこまでも正しいから描ける物もあるんですよね。それが鳥白島の、サマポケの魅力であり、その魅力を存分に活かしたルートだったと思います。
うみちゃんルート
どんな感じになるんやろなって思っていたルート。まさか恋愛するわけでもあるまいし…
まあその通りで恋愛ではなく、alka、pocketsとは別の形で2人の距離、関係が描かれていました。ただ恋愛ではないので毎日通い距離を詰めるといったことがなく、島をぶらぶらしてbad突入前にうみちゃんと遊ぶかという選択肢を選ぶことになるのでルートの入り方がわかりづらい。てか、普通に遊んで距離詰めたかったかんもあるのでわかりやすくするためにもマップで分岐して欲しかった。
あとこのルート5人攻略してうみちゃんの様子が変わると入れなくなるらしい。そして、読まなくてもalka行けて読まずにalka入るとスライダー作りのところで肩車のcgが出る演出がないらしい。細かすぎる。
内容に関しては文句なしで、親と子といった関係性をしっかり描いて無印プレイ済みの人には色々と刺さったんじゃないでしょうか。
最後には羽依里も前を向いて歩き始めることができましたし。
最後のおとーさんはズル。
識ルート
唯一追加ルートでシナリオ面を期待していたルート。なので最後に残しておきました。
そして肝心の内容なんですが…
ほんっとズル。
これまでの個別を追い抜いて個人的に一番好きなルートになった。
めちゃくちゃ泣いた。
このルートのズルいのって識が良い子過ぎるのとその識の島のみんなを守りたい気持ち、鳥白島の魅力というのも2年前から痛いほど見せつけられてきたのでわかっちゃうんですよね。
そんなズルさから放たれる反則ギリギリの一言
「頑張れ」
あんなん泣くでしょ。
あそこで頑張れって言える羽依里の強さとそれを後悔できる優しさが本当に心に響く。
もうあのシーンから最後までずっと画面が歪んでた気がする。
pocketsの「バカ」並みに泣いた。
いやもうほんと好き。まだロスが抜けてない。
文句なしで個別ナンバーワンルート。
個別edも偉かった。
このルートも鳥白島をサマポケを知っていればいるほど刺さるので一番最後にやって欲しいですね。こうなると推奨攻略順が無印ヒロイン4人(順不同)→うみちゃん→おっぱいさん→のみき→識みたいになるのかなぁって個人的に思っていたり。
あと追加の担当ライターどうなってるんですかね。
識→魁
おっぱいさん→ハサマ
このふたつは確定だとしてのみきとうみちゃんはほんとわからん。
誰が書いてるって言われても正直納得できてしまうので難しい。
少し前に話題になってましたけどライターの担当ルートも明記して欲しいですよね~。
話をもどしてalka、pocketsの話題へ。
ここに関しては追加要素の有無がはっきりとしていなかったんですが個人的には絶対に変えて欲しかった点があって、しっかりと追加ルートの回想も入れて欲しいってところですね。これまでの夏休みをもってpocketsへ向かっていくというのが個人的に無印の頃から好きだったので今回の追加ルートの思い出もしっかり持って行って欲しいなと思っていましたし、そこを変えてなかったらぶちギレでましたね。まあ、そのへんはしっかりとしていたのでよかったです。
個人的にpocketsは無印ではっきりしない、曖昧な部分。主に境子さん瞳さん関係を加筆してくれるかな?と期待していた部分もあるんですが特になかったですかね。公式ssでの回答がすべてってことですかね…?あれだけで終わらせるのは無理がないか?と思う部分もあるんですが…
その他の変更点というのは正直2年経っているのであんまりわからなかったというのが本音です。pocketsって微妙に加筆されてます?昔よりわかりやすく感じたんですけど、それは一度読んでいるからという可能性もあのでわからない。そして、わかりやすく感じたからこそ無印の記事読んで過去の自分はなんでこんなこと思ったんやってなってました。触れるべきはedの歌詞と最後の最後のエピローグでしょうね。
まずedの歌詞に関しては最初からこれでやれやっていうのが本音であり、無印の印象があるからこそどうしても歌詞無理やりメロディに詰め込んでね?みたいなものが感じ取れる部分があったりするのが残念です。物語的には今回の歌詞のほうが絶対に良いんですけどね。ほんと最初からこれでやってくれていれば…
ただ演出で無印の頃はわからなかった絵本のページがわかるようになっていたのはよかったですね。なんで無印の頃はわからなかったんやとか言わない。
そしてエピローグ。
無印の頃はこれ以上言うのは野暮だろうという終わり方なんですがそれを明記した形になっています。野暮ではあるんですけどあの3人の姿がもう一度見れるだけで涙が溢れてきましたし、本当に良いものだったと思います。そして識…
あ、あと個人的に満足だったのが最後はちゃんとアルカテイルで終わってくれたとこですね。opがアスタロアに変わって最後どうなるんやろなぁ。アルカテイルがいいなぁって思っていたところにアルカテイルが流れてクレジットに
Summer pocketsメインテーマ
アルカテイル
最高。文句なし。
サマポケはどこまで行ってもアルカテイルなのでこれでちゃんと締めてくれたのは本当に嬉しかったです。
さてここまでただ褒めてきたんで少しだけ不満を。
羽依里の声少なすぎでしょ。
あんだけしかないならないほうがよかったまである。馴染んでないところに急に喋りだすから違和感のほうがでかい。あれはもうちょい頑張るかどうにかして欲しかった。
そして野郎エンドどこ??一番楽しみにしてたまであるのにないんだけど??
いや、無印の時も言ったけどあんだけ楽しくバカやってんのに急に冷めて帰るのほんま意味わからんからどうにかしてくれよ…それとも僕が見逃してるだけで存在するんか??なあ!存在すると言ってくれよ!!
この2点は残念でした。
それでもこの作品はほんとうに満足いくものでしたね。
無印のルートももう一度読んでも涙腺に来ましたし、追加のcg、キャラソンの挿入もよかったです。cgの方はどれも大事な場面や綺麗なものでalkaにもあったのはとても嬉しかったです。あれ…?蒼…?
あとキャラソンの挿入はむぎゅは無かったですよね?むぎゅの夏休みがあるからなんかな?僕が聞き逃してるだけだったらすみません。
そして追加のルートもどれもおもしろく、本当に完成度の高い作品になっていました。
もう識ルートが好きすぎて識…識…ってなっていたんでこの場で吐き出せて満足です。
語彙力無さ過ぎてズルしか言ってない気がしますがあ。
2年前と同等かそれ以上の夏休みを過ごすことができました。
さんきゅーサマポケ。
今回はここで終わろうかなと思います。
本当は解説、考察を2年前のをベースに今回はっきりしたとこもあったので書き直そうかなって思ったりもしたんですが長くなるのでやめました。気が向けば書くかも?
なにかあればコメントかTwitterまでよろしくお願いします。
ここまで長々と読んでくださりありがとうございました。