『Monkeys!¡』 感想 【ネタバレあり】
文字に起こして感情を整理しようのコーナー
月島…カラス…
終わり。
ということで(?)monkeysの感想です。
なんか感情がぐちゃぐちゃなので書くことにしました。
ネタバレありで手短に語るんで未プレイの人は気を付けてください。
↓↓↓
面白かったんだけどなーーーー。
なんだろうこの感情は。
テキストやシナリオにはいつものはとを感じられてよかったし、声優さんの演技、音楽、cg、演出にも文句なし。キャラの魅力は相変わらずだしでよかったんだけどなーーーー。
なんだろうこの読後感は。
順番に整理していこう。
まず共通。
序盤から引き込まれる展開にマルコで培った演出でテンポの良さや表現幅の強化。声優さんの演技もみんな上手く、安定のキャラの魅力でめちゃくちゃ読んでいて楽しかった。あとやっぱswswswの演技はいいね。
メバチ√。
1人毛色の違うヒロインだなぁと思いながら最初にチョイス。ふたを開けてみれば一番はとらしいルートだった気がする。仲間に母娘。うん、はとって感じで涙腺緩んだ。そういった中で二面性だとか現状維持と変化についての幸福についてさらっと触れてくる。なんだかんだ個別だと一番好きかも。
硝子√。
R18のはとってこんな感じだったなーってなったルート。付き合ってあのバカになる感じ。懐かしい、楽しかった。硝子お姉さまが学園と生徒想いの本当にいいお姉さまだったので幸せになってくれてよかった。わかりやすいラブコメでシンプルに楽しかったルート。
ユキ√。
顔のいい女。僕は顔のいい女に勝てないのでとても刺さりました。多分全人類思ってるだろうけど初体験の前のやり取りかわいすぎ問題。普段あの胸どこに隠してるんだ。こちらもラブコメ要素強くわかりやすく楽しめたルート。メイドのえちシーン5億点。
カラス√。
月島…カラス…
キャラはまーーーーじでめちゃくちゃ好き。
久しぶりにえちげでぶっ刺さった。
かわいいし面白いしそれでいてどこか影のある…
めちゃくちゃ好き。
読んでて一生これになってた。
だからこそちょっと物足りなく感じてしまったルート。
まず時系列がわかりにくい。どこが回想でどこが現在なのか。おそらくこれらが原因で生まれたであろう「ビッグとの喧嘩に勝利した俺は月島を送ってその帰りに暴行にあい昏睡状態に~」、と書いてあったけど、アレ?ビッグと猿吉、君ら喧嘩の翌日に野菜送りあってなかった?みたいな矛盾が生まれたりしていた。そして、えちげで重要であって欲しいどこでどのように付き合ったのか、そこがわかりにくいのはえちげとして致命的でしょ…まーじでもったいないなぁといった感じ。
遊園地のシーンとかめっっっっちゃかわいかったのに…もっといちゃいちゃしたかった…
まあ男女が人間が手を取り合って楽しく、幸せに生きていこうっていう書きたいテーマを書きたかったのかなぁといった感じ。
まじで惜しかった…
月島…カラス…
総括
最初にも書きましたが、はとの良さは存分に出ていたと思うのではとのシナリオやテキスト、キャラが好きな人は楽しめると思う作品ではありました。演出面もマルコで得たものを存分に活用してビジュアルノベルとして面白い形になっていたし良かったです。
ただ、シンプルに短い。フルプラならもうちょい量が欲しかったし、その増やした分でイチャイチャやえちシーンをしっかり描いて欲しかった。正直このやり方、書きたいことならR18でやる意味なかったのではと感じてしまう。えちシーンも夢だったり回想だったりで済まされてしまっているし…その辺もちゃんとして欲しかったなって。各ヒロインにジュリアのシーンがあったのは偉いけどやっぱそれを現実でやるのが女装物の醍醐味だし…
あとはこれまた女装ものの醍醐味である女装バレのシーンがやけにあっさりしてるなと感じてしまった。どのヒロインも割とさらっと受け入れていてせっかくの女装物なのになんかちょっともったいなく感じてしまった。共通の硝子お姉さまが男子トイレから出るジュリアを見かけるとことか絡めてくるのかと思ってたらそんなことなかったし…まあ、これに関しては書きたいことと関係ない部分で無駄にシリアスにしたくないといった考えがあったり、猿吉とジュリアの魅力あっての物っていうのもあるかもしれないので僕の我儘でもあるのだけど。
あともう一個だけ我儘を言うと「嘘をつくのは、人間だけ。」といったキャッチコピー方面の話を期待していた部分があるのでちょっと物足りなく感じてしまった。まあ、本当に書きたかったテーマの方がHARUKAZEらしいですし、僕の100%我儘と心持ちの問題なのでどうでもいいんですけどね。
追記。
Twitterで指摘されてキャッチコピーの意味に気づきました。僕が嘘という人間の醜い部分を写す単語に過剰に反応してしまう歪んだ人間だったのが原因でした。聞き流してください。
面白かったし、やっぱはとのシナリオやキャラ、世界観好きだなーってなったけどちょっと物足りない部分もあったなというのが正直な感情。だからなんか変な感情になってしまってる。
もっと浸っていたい世界だったので、とりあえずはとは急いで月島カラスとイチャイチャするfdを作ってください。
待ってます。
なにかあればTwitterかコメントまで。
次回はまた気まぐれでなんか書きたくなった時に書きます。
では。
記事を書かなくなった理由+おまけ
5億年ぶりです。とらっどです。
まじで5億年ぶりですね。すみません…
そして、久しぶりの記事がこんなんで重ね重ね申し訳ないです…
まあ、謝罪だけしてても埒があかないので早速本題に入りましょう。ほんまにしょーもない話題なんで時間のある方だけお付き合いください。
理由なんですが、まず、シンプルにリアルが忙しかったっていうのですね。ただ、忙しかったという理由で作品に触れなくなったわけではなくて、作品には触れるんですが文字に起こす元気がなかったり、別に記事として上げないでも自分と周りで消化できればいいかなといった考えに向かってしまったんですよね。去年の物語ランキングだったり、えちげだと白昼夢やルぺカリは特に書こうかなと思ったんですけど結局書かずに終わってしまいました。
ここの「記事として上げないでも自分と周りで消化できればいいかなといった考えに向かってしまった」という部分が特に大きくてですね。もともとブログを始めた理由というのが語ることのできる人と出会いたかったというのが8割、9割を占めていたんですけど、大変ありがたいことに多くの人に記事を読んでもらい、そういった人に出会うことができたので自分の中で書くモチベが消えてしまったんですよね。それでもさすがに全然記事を上げないうのは良くないよなというのはあったんですが、もともと自分の文章が嫌いな人間なので書きたくないし、公開したくないといった方向にまで矢印が振り切ってしまったんですよね。なので本当はこっそり記事も全部非公開にしてさりげなーく生きようかとも思ったんですが、それをしてしまったらまだ読んでくれている方たちに申し訳ないし、何より過去の自分まで否定してしまう気がしてやめました。
まあ、理由としてはこんなところですね。世の中には優れた文章や綺麗なものが多すぎて嫌になりますよね。「つまらないものだけが観たいのさ」といった気持ちがよくわかります。本当はこんな記事も上げずにしれーっと生きていこうと思ったのですが、なぜか久しぶりに文章を書きたい気分になり書くことにしました。自分の文章が嫌いなのに文章を書きたくなってしまう自己矛盾。そして、そんな自己矛盾を起こしてしまう自分自身が何よりも嫌い。といった話はあまりにもどうでもいいのでここらへんで打ち切ります(この手の話を友人にすると「病んでる」だの「メンヘラ」だの言われますが病んでないしメンヘラでもないです)。
せっかくこんなどうでもいい話を読んでくれた人のために最後に現時点で僕が今年触れた作品のベスト3を勧めて終わろうと思います。
3.ウマ娘2期
話題になりすぎていたので流石に見るかと思ってみたらめちゃくちゃ泣かされました(ガバガバ涙腺並感)。あれがご都合主義でもなんでもなく実際の出来事だというのが恐ろしいところ。アニメであんな泣いたの久しぶりなのでおすすめです。
2.冥契のルペルカリア
第一の感想としてはすごい暴力的な作品。だからこそ強く美しい。
暴力的なまでにテーマやメッセージを最後まで貫いて描かれているので人を選ぶと思いますが、僕は好きすぎたのと語りたすぎたので職場の後輩に最近読んだ面白かった本として(えちげということとタイトルを隠し)あらすじと感想語ってやりました。
おすすめです。
1.少年のアビス
今一番熱い漫画。
これまた人を選ぶけど好きな人は大好きだと思う。
顔の良いタバコ吸う女と心中したい人間は読むべき。
ドロドロしまくったワールドエンド・ボーイ・ミーツ・ガール。
まじで今一番好きなのでぜひ一度読んでみて欲しい。
こんな感じですかね。
今後なんですけどまた気が向いたときに記事上げるかな~って思います。多分。いつの間にか記事が全部非公開になってたら察してください。
こんな駄文読んでくださった方はありがとうございます。
また機会があればお会いしましょう。
それでは~。
(サムネ用)
『Summer Pockets REFLECTION BLUE』感想【記事後半ネタバレあり】
??「サマポケが帰ってきたぞ~」
ということで2年ぶりにあの夏に、あの島に行ってきました。とらっどです。
いや、2年って早いですね。2年前の今日(7/6)にサマポケ無印の感想を上げてから2年ですよ。まだ1年のつもりでしたもん。恐ろしい。ここ最近はあの作品がもう〇年前かとなることが多くなった気がします。歳は取りたくないですね。
そんなことはどうでもよくてですね。
Summer Pockets REFLECTION BLUEですよ。
サマポケRBですよ!
2年前に理想的な夏休みを過ごさせてくれたあの作品が帰ってきました。
まあ鍵なので何かしらの続編が出るのはわかりきっていたのですが、それでもやはり嬉しいものですね。
もう語りたいことが積もり積もっているので早速本題に入っていきます。
2年前の無印に追加ルートや演出変更などの強化をされ、言ってしまえば完全版となる今作なんですが無印に初めて触れたときの感動、もしくはそれ以上の何かを残していく作品となっていました。
個人的には完全版商法というものがあまり好きではないのでfdとして楽しめるものとして出して欲しかったなみたいな想いがあったんですが、まあこの辺は後で触れるんで置いといて…
いや、本当に面白かったですね。
正直追加のルートに関しては先ほど述べたように楽しければ満足。みたいな感じでそこまで期待していなかったんですよね。唯一期待していたのは新ヒロインの識ちゃんぐらいでした。なので2年ぶりに楽しむか!みたいな感じで始めたんですが…
ボロボロ泣かされるルートがあったり、そんなことやるのかよ…と唸らされたルートがあったり、やっぱサマポケはこうでなくてはと思わされたりと期待以上でしたし大満足でした。正直追加の個別がここまで面白いと思っていませんでしたし(こいつ2年前も個別期待してないとか言ってたよな。これがへじゃぷか…)、今回追加された個別も文句なしだったことにより作品全体の完成度が上がったんじゃないかなと思います。
なので無印はやったけどRBはまだ買ってないってオタクも買って損はないと思います。
というか買ってください。そして僕と語りましょう。
ということでここから僕が好き勝手語っていくんですけど、ネタバレが入ってくるんで気を付けてください。また、無印からのルートの感想に関しては2年前に書いたんで省いてます。ネタバレなしの話がもう少し読みたかったり、無印の話が気になる人はこっち読んでください。ちょっとした解説、考察もあります。だいぶ長いし読みづらいですが…
では下からネタバレありになります。
はい。ここから書いていくんですけど…
今回書くにあたって久しぶりに自分の無印の記事読み直したんですけど長いし読みにくいし、的外れなこと書いてるしで死にたくなりましたね。最近の記事は長くならないように書きたいことだけ書いているので余計に長く感じて読むの疲れましたし、これ最後までちゃんと読んでる人いないなと改めて感じました。まあ直したり消したりは多分しないんですけど。多分…今回は気を付けます。
ちなみに、まだ島モンと卓球のルートやってないんでそこには触れてないので悪しからず。あと2年ぶりにやったので通常シナリオの追加と言われても追加ルート関係の部分ぐらいしかはっきりわからずどこが追加されてどこが無印からあったのか全然わかってないのでそこらへんもてきとーです。
では攻略順に書いていきます。
おっぱいさんルート
名前忘れたわけじゃないですよ?
正直全然期待してなかったんですよ。
おっぱいおっぱい言いながら紬と3人で遊んで終わるんかな程度にしか思っていなかったんですがものすごい爆弾ぶん投げられてビビりました。
いや、誰がこの作品で一緒にいたらダメになるから別れようって終わり方するって想像できます?
不穏な空気するなぁとは思いながら読み進めてはいたんですが、まあなんやかんや解決して幸せに終わるんやろなぁって思うじゃないですか。それがbad含むあの終わり方ですよ。どっちも大好物でした。
しかも、このルートのズルいところってむぎゅの存在なんですよね。むぎゅのルートで「友達じゃないなんて言えるわけない」と泣いていたむぎゅが友達のためを思い「大嫌いと」と言うんですよ。しかも新規挿入歌に合わせて。そんなん泣くやん。ズルじゃん。新規挿入歌の「夏の砂時計」(曲名からもう良い)、どのルートでも流れるんですけどこのルートが一番合っている気がするし破壊力があった気がする。一番最初にこのルートを攻略したので初めて聞いた補正もあるかもしれませんが。
最後の付箋のcgと2人の言い合いのシーンもズルだしエピローグの人形の使い方までズル。
むぎゅルートやって3人の関係性見た後にこのルートやると火力上がるんでこの順番でやって欲しいですね。
というかおっぱいさんルートに限らず、追加のヒロインはどれもサマポケを、鳥白島を知っていればいるほど火力が上がるしょうになっている気がするので無印ヒロインから追加ヒロインの順番でやって欲しい気はする。まあただの思い出補正なのかもしれませんけど。それでも無印やっておいてよかったと思える追加ルートだなと思えたので完全版商法も許せました。もちろんrb単体でも楽しめますけど。
脱線しましたね。
未来の眩しさに向けて別れるという前向きな選択をする。個人的にはすごい好きなルートになりました。共依存心中endとかも好きな人間なんでbadのほうもある意味好きです。
のみきルート
無印時点から好きだったのでメイン昇格してとても嬉しかった。
エピローグが5億点。
あのエピローグだけでやる価値があったまである。
あれこそが鳥白島だよなぁって感じ。ボロボロ泣いた。
サマポケのどのルートでも言えると思うんですけどある程度展開はわかるんですよね(鴎は別)、そういった中でもそれを黙らせる火力を出せるのがサマポケの強みなんですよね。圧倒的に綺麗な物、優しい物で包み込んでくれる。ちょっと前にクソみたいな物が好きみたいな記事を上げたけど、僕だってたまには綺麗な物も読みたいし、どこまでも綺麗でどこまでも正しいから描ける物もあるんですよね。それが鳥白島の、サマポケの魅力であり、その魅力を存分に活かしたルートだったと思います。
うみちゃんルート
どんな感じになるんやろなって思っていたルート。まさか恋愛するわけでもあるまいし…
まあその通りで恋愛ではなく、alka、pocketsとは別の形で2人の距離、関係が描かれていました。ただ恋愛ではないので毎日通い距離を詰めるといったことがなく、島をぶらぶらしてbad突入前にうみちゃんと遊ぶかという選択肢を選ぶことになるのでルートの入り方がわかりづらい。てか、普通に遊んで距離詰めたかったかんもあるのでわかりやすくするためにもマップで分岐して欲しかった。
あとこのルート5人攻略してうみちゃんの様子が変わると入れなくなるらしい。そして、読まなくてもalka行けて読まずにalka入るとスライダー作りのところで肩車のcgが出る演出がないらしい。細かすぎる。
内容に関しては文句なしで、親と子といった関係性をしっかり描いて無印プレイ済みの人には色々と刺さったんじゃないでしょうか。
最後には羽依里も前を向いて歩き始めることができましたし。
最後のおとーさんはズル。
識ルート
唯一追加ルートでシナリオ面を期待していたルート。なので最後に残しておきました。
そして肝心の内容なんですが…
ほんっとズル。
これまでの個別を追い抜いて個人的に一番好きなルートになった。
めちゃくちゃ泣いた。
このルートのズルいのって識が良い子過ぎるのとその識の島のみんなを守りたい気持ち、鳥白島の魅力というのも2年前から痛いほど見せつけられてきたのでわかっちゃうんですよね。
そんなズルさから放たれる反則ギリギリの一言
「頑張れ」
あんなん泣くでしょ。
あそこで頑張れって言える羽依里の強さとそれを後悔できる優しさが本当に心に響く。
もうあのシーンから最後までずっと画面が歪んでた気がする。
pocketsの「バカ」並みに泣いた。
いやもうほんと好き。まだロスが抜けてない。
文句なしで個別ナンバーワンルート。
個別edも偉かった。
このルートも鳥白島をサマポケを知っていればいるほど刺さるので一番最後にやって欲しいですね。こうなると推奨攻略順が無印ヒロイン4人(順不同)→うみちゃん→おっぱいさん→のみき→識みたいになるのかなぁって個人的に思っていたり。
あと追加の担当ライターどうなってるんですかね。
識→魁
おっぱいさん→ハサマ
このふたつは確定だとしてのみきとうみちゃんはほんとわからん。
誰が書いてるって言われても正直納得できてしまうので難しい。
少し前に話題になってましたけどライターの担当ルートも明記して欲しいですよね~。
話をもどしてalka、pocketsの話題へ。
ここに関しては追加要素の有無がはっきりとしていなかったんですが個人的には絶対に変えて欲しかった点があって、しっかりと追加ルートの回想も入れて欲しいってところですね。これまでの夏休みをもってpocketsへ向かっていくというのが個人的に無印の頃から好きだったので今回の追加ルートの思い出もしっかり持って行って欲しいなと思っていましたし、そこを変えてなかったらぶちギレでましたね。まあ、そのへんはしっかりとしていたのでよかったです。
個人的にpocketsは無印ではっきりしない、曖昧な部分。主に境子さん瞳さん関係を加筆してくれるかな?と期待していた部分もあるんですが特になかったですかね。公式ssでの回答がすべてってことですかね…?あれだけで終わらせるのは無理がないか?と思う部分もあるんですが…
その他の変更点というのは正直2年経っているのであんまりわからなかったというのが本音です。pocketsって微妙に加筆されてます?昔よりわかりやすく感じたんですけど、それは一度読んでいるからという可能性もあのでわからない。そして、わかりやすく感じたからこそ無印の記事読んで過去の自分はなんでこんなこと思ったんやってなってました。触れるべきはedの歌詞と最後の最後のエピローグでしょうね。
まずedの歌詞に関しては最初からこれでやれやっていうのが本音であり、無印の印象があるからこそどうしても歌詞無理やりメロディに詰め込んでね?みたいなものが感じ取れる部分があったりするのが残念です。物語的には今回の歌詞のほうが絶対に良いんですけどね。ほんと最初からこれでやってくれていれば…
ただ演出で無印の頃はわからなかった絵本のページがわかるようになっていたのはよかったですね。なんで無印の頃はわからなかったんやとか言わない。
そしてエピローグ。
無印の頃はこれ以上言うのは野暮だろうという終わり方なんですがそれを明記した形になっています。野暮ではあるんですけどあの3人の姿がもう一度見れるだけで涙が溢れてきましたし、本当に良いものだったと思います。そして識…
あ、あと個人的に満足だったのが最後はちゃんとアルカテイルで終わってくれたとこですね。opがアスタロアに変わって最後どうなるんやろなぁ。アルカテイルがいいなぁって思っていたところにアルカテイルが流れてクレジットに
Summer pocketsメインテーマ
アルカテイル
最高。文句なし。
サマポケはどこまで行ってもアルカテイルなのでこれでちゃんと締めてくれたのは本当に嬉しかったです。
さてここまでただ褒めてきたんで少しだけ不満を。
羽依里の声少なすぎでしょ。
あんだけしかないならないほうがよかったまである。馴染んでないところに急に喋りだすから違和感のほうがでかい。あれはもうちょい頑張るかどうにかして欲しかった。
そして野郎エンドどこ??一番楽しみにしてたまであるのにないんだけど??
いや、無印の時も言ったけどあんだけ楽しくバカやってんのに急に冷めて帰るのほんま意味わからんからどうにかしてくれよ…それとも僕が見逃してるだけで存在するんか??なあ!存在すると言ってくれよ!!
この2点は残念でした。
それでもこの作品はほんとうに満足いくものでしたね。
無印のルートももう一度読んでも涙腺に来ましたし、追加のcg、キャラソンの挿入もよかったです。cgの方はどれも大事な場面や綺麗なものでalkaにもあったのはとても嬉しかったです。あれ…?蒼…?
あとキャラソンの挿入はむぎゅは無かったですよね?むぎゅの夏休みがあるからなんかな?僕が聞き逃してるだけだったらすみません。
そして追加のルートもどれもおもしろく、本当に完成度の高い作品になっていました。
もう識ルートが好きすぎて識…識…ってなっていたんでこの場で吐き出せて満足です。
語彙力無さ過ぎてズルしか言ってない気がしますがあ。
2年前と同等かそれ以上の夏休みを過ごすことができました。
さんきゅーサマポケ。
今回はここで終わろうかなと思います。
本当は解説、考察を2年前のをベースに今回はっきりしたとこもあったので書き直そうかなって思ったりもしたんですが長くなるのでやめました。気が向けば書くかも?
なにかあればコメントかTwitterまでよろしくお願いします。
ここまで長々と読んでくださりありがとうございました。
『ATRI-My Dear Moments-』感想【ネタバレあり】
5億年ぶりにえっちゲームの感想を書く気がする(えっちゲームじゃない)。
引退か?(定期)
ということで今回はATRIの感想です。
なんか豪華なメンツで面白そうなの作ってんな~ぐらいの認識だったんですが想像以上に完成度高いもの出来上がってきましたね。
早速ここから書いていくんですけどネタバレあるんで気を付けてください。
いや~、面白かったですね。
シナリオ、キャラ、CG、音楽、演出。どれも高水準で世界に引き込まれた。
しかも、2000円やし3~4時間ぐらいで終わるやろって思っていたのが6時間ぐらいあったしでそっちも満足。
このクオリティが2000円ならとりあえず買っとけばいいんじゃないかな~って思う。
本当にどれも良くてノベルゲームの良さ全開って感じでしたね。
そして中身に触れていくんですけど、まずキャラがみんな魅力的。
メインヒロインのアトリがかわいいのは全人類共通認識だと思うんでそこまで触れませんがそれ以外のキャラもいい。掛け合いが楽しくてテンポよく読み進められるし、あの町の空気間に浸りやすくて引き込まれる。魅力的な男キャラがいる作品は名作。
ただ、ヤスダだけ弱いと感じてしまったのがこの作品の数少ないもったいない点その1。物語の起伏のために悪役が必要なのはわかるけど、理由が他人のための復讐って弱すぎないか…?頼まれたわけでもなく望まれたわけでもない復讐のために因縁つけられてボコボコにされるのは読んでいて「えぇ…」となってしまったし、そのせいでアトリが泣くシーンで泣けなかったまである。AIに心を持たせようとしていた師匠がほんとにこんなこと望んでいると思うんか?ってなってしまったのが残念。この作品の共通した大切なものを失った存在ではあるんだけど、それでも個人的には弱く感じてしまった。
次に演出面なんですけど、CGや背景がめちゃくちゃ綺麗。背景に関してはもうお馴染みとなっているわいっしゅさんがいつも通りの仕事をしていたという感じなんで省いて、CG。重要なシーンのものはもちろん、それ以外のものまで全部綺麗。最後のロケットのシーンとかあのCGのおかげでシーンの火力が上がってる。綺麗なだけじゃなく、ヤスダをボコボコにするシーンやBADのCGの恐怖を掻き立てるCGもすごい好き。
ただ、1個気になったのはヤスダのとこ向かうときにアトリが忘れていった靴は右足なはずなのにBADCGで右足履いてるとこですね(細かいって怒られそう)。
まあ中身とは関係ないんでそんな気にすることじゃないんですけどね。
音楽もどれもいいしで(ED好き)演出面はほんと文句なしでしたね!
そして肝心のシナリオなんですがこれも本当によかったです。
よくある題材をどう調理するのか楽しみにしていたんですがアトリというキャラクターを魅力的に丁寧に描いていたんで心に響きましたし、何より魅力的であったからこそあのログの中身を知るシーンから一気に引き込まれましたね。あそこからは本当に夢中で読んでいました。感情を自覚しかわいさが跳ね上がったアトリ(アトリ本人も感情が無いと思っていたというひっくり返し方がとてもよかった)、祖母や母、主人公との関係性が丁寧に繋がっていたりと完成度が高かったと思います。また、終わりが決まっている中でお別れ会といった単語に悲しくなったり、これまでの日々の素晴らしさが浮き彫りになってくるというのは本当に心を打たれます。最後に2人で眺める灯の戻った街の姿、そして、アトリを失い俺はそんなに強くないとログを眺めながら打ちひしがれていた主人公が父親のロケットという未来を見て再び歩みだすシーンはCG含めて本当に良いシーンでした。
あとすごい個人的なんですが根底にある考え方がめーっちゃ好きでした(心とか喜びとか悲しいとかそういうの)。
短いながらに丁寧に描かれ繋がっていて完成度の高い心に残る名作だと思いました。
ただ、個人的にもうひとつだけ納得のいっていない点があるんですよね。
この作品の数少ないもったいない点その2です。
そもそもの話として水菜萌と結婚していたりと「ん?」と思う点がtrueに結構あるんですよね。まあ結婚に関してはそれこそ18禁ではおそらくできなかったであろうことですし、アトリとの約束でもあったわけだしでまあ水菜萌が善人過ぎるんやなで呑み込めなくはないんですよね。あくまで主人公とアトリの物語ですし。
でも、これもう「救えただろう」でよくないです…?
未来を手にしようと足掻いた結果が種を蒔いた。あそこで再び未来を向いた主人公の成果としてはたしかに充分だと思うんです。最後にアトリとの約束も果たしていますし。
充分なんだろうけど物語としては後味が微妙だと思うんですよね。もうここまでやったなら「救えただろう」で終わったほうが綺麗に終わりますし。最後の最後に中途半端に投げ出された感が出てしまっているのが個人的にどうしても引っかかってしまう。「救えただろう」、それだとご都合主義だという人がいるかもしれませんが中途半端にされるより個人的には全然良いと思うんですよね。青ブタの記事にも書きましたけどご都合主義かどうかなんて曖昧なものですし。あの日主人公がロケットに感化されたように人は未来を望み続いていくといった意味もあるのかもしれないですけどしっかりと幕を閉じて欲しかった。きっと主人公の蒔いた種で世界は救われるんでしょうけど、そんな未来はどうでもいいんですよ。極論言ってしまえばこれまで読んできたのは主人公とアトリの物語でありその2人が終わるのならばその先の世界なんてどうなったっていい。中途半端に未来の可能性の話なんてしないでいいと思うんですよ。未来の可能性の話をするのなら主人公たちがどういった想いをもって研究や行動をしてきたかを描いて、2人がいなくなった世界の未来への想い、大切さを描いていないといけないと思うんですよね。
幼き日の約束通り世界は救えたよこれでめでたしめでたしでいいんじゃないかと思えてしまったのが個人的には残念でした。
最後に色々書きましたけど、これ僕の偏った思想が溢れ出てるだけなんであんま気にしないでください。
最後の最後に思うところはありましたけど書いてきた通りに丁寧に作られた名作だったと思います。
次回作があるのかはわからないですが今後の動きが楽しみですね。
徒花異譚のほうも評判良さげだし買おうかな?
今回はここまでですお付き合いくださりありがとうございました。
追記
あまりにも18禁でやれっていうのを多く見かけるのと、全年齢は逃げみたいなものを見かけたので僕の考え貼っときます。
何でもかんでも18禁でやれっていうのは違うと思うし、そんなん普段エロゲしか読んでない奴の我儘やと思ってしまうんですよね。
どういう考えでそう言ってるのかわからないので深くは触れませんが。
この世のクソみたいなもののすべて
最近本を読んだ。
といっても最近は積読が増えすぎてしまったので1日に1冊は読むようにしている。えらい。
そして、そんな中で読んだ1冊の話を書こうと思う。
その本にはこの世のクソみたいなもののすべてが詰まっていた。
いじめ、虐待、愛する人の喪失。
なんで生きているのか。こんな世界はいらない。
「世界なんか終わればいいのに」
そういった物だった。
僕も割と現実なんてクソくらえだといった考えで人間は汚いなんて思っていたりする。そんな捻くれた人間なのでこういった現実への鬱憤を叩きつけた作品であったり汚い現実を描いてくれる作品は好きだ。
なのでこの本も引き込まれながら読んでいた。
だが、終わり方は違った。
このクソみたいな世界でそれでも生きていくしかない。
そういった終わり方だった。
いや、たしかにそうなんだ。
世の中っていうのはどうしようもなくて、それでも生きていくしかなくて。
そういった終わり方こそタイトル的にも物語的にも正しいのはわかるんだ。
でも、それは妥協なんだ。嘘なんだ。
世の中がクソったれで希望がないなら死を選んでもいいし、世界なんて滅んだっていいんだ。そういった物語があっていいんだ。
そういった物語しか本当に人を救えないんだ。
彼らは最後には世界の終わりよりも彼らのセカイを選び、クソみたいな世界の中でも3人で強く生きていくことを選ぶ。彼らには3人のセカイという希望があった。でも、そんなものは現実を生きる僕には存在しない。
そんな勝者の理論なんてものは聞きたくないんだ。
あそこまで現実を描くのなら最後の最後まで描き切って欲しかった。
まあ、ただの願望で我儘なのだけど。
そんなことを思ったっていう日記でした。
(作品名は気になる人がいたら聞いてください。答えます。)
(いつかこの辺の僕の物語論もどこかで語りたい。)
(久しぶりの記事がこんなんですみません。)
『マルコと銀河竜』感想【ネタバレあり】
北海道からこんにちは(お仕事)
とらっどです。
せっかく北海道に来たのでつきかな聖地のために函館行こうかと思ったんですけど遠すぎて禿げたので諦めました。北海道広すぎる。
ということで北海道行く前に終わらせていて書くつもりもなかったんですけど、急に書きたくなったので今回はマルコと銀河竜の感想を書いていきます。
発表された当時はなんで全年齢やねんってぶちギレていたんですがインタビューとか見てみるとなんかすごいもの作ろうとしているのがわかったので応援したいなって気持ちになりましたね。
まあそんな感じでプレイした感想なんですがエロゲ(エロゲじゃない)をやったというよりは少年漫画の王道アニメを見た感じでしたね。
圧倒的なCG量とアニメによって地の文がほとんどなくテンポよく話が進んでいくんですよね。わかりやすい例だすとこんなんですね。
これとかわかりやすいんじゃないでしょうか。
普通のゲームであれば
「!?」
「なに!?」
といったような一文がありそうな場所もこういったCGによって省かれているので、アニメを見ているような感覚になる。
こういった演出はなかなか今までの美少女ゲームにはなく新鮮でしたね。まあこういった部分がいろいろ言われていたりするんですが…
まあその辺も含めてネタバレありで書いていきます。
(ここからネタバレあるんで気を付けてください。)
まず触れるべきはこの作品の最大の特徴であろうCG、アニメ。この部分は本当に良かったと思います。
大空樹先生による美麗なCG、そしてその量。アクションシーンをアニメでやることによってわかりやすくテンポを落とすことなく進むことを可能にしていた点。一番力を入れていたであろうこの2点は文句なしでよかった。
そしてシナリオとテキスト。短いなりにうまくまとめていたと思いますし、根底にあったのはいつものはとのテーマでした。そんな根底のはとにくそ雑魚涙腺の僕は普通に泣きました。テキストはいつものはとの力をCGやアニメといった演出で加速させて最初から最後まで勢いを落とすことなく走り切ったというのは読んでいて楽しかったです。はとの作品好きならやって損はないと思います。
ただ話は短い。フルオートで垂れ流して10時間あるかないかぐらいだったんで普通に読めば多分5時間前後。CGやアニメで文量が減っていたりというのもあるんですが、それでもフルプラなわけだしもう少し欲しかった気がする。まああれ以上長くすると採算取れないんですかね…?
最後にキャラ。みんなかわいくて魅力的。えっちシーンが欲しくなった。恩田姉妹と瑠璃とがっちゃんが特に好き。
みんな魅力的だからこそもっと尺を取って掘り下げて欲しかったし、掘り下げ不足によってもったいなくなっていた点も否めない。
例えば市長。あいつ必要か?立ち絵あるのになんもしてなかった気がする。あとは恩田姉妹の境遇とかラスボスの正義とか。もっと描くべき点があった気がするし、CGやアニメにお金を使ってこういった部分が描けなかったというのであればそれは本末転倒である気がする。たしかに短いなりにうまくまとまってはいたんだけれども、キャラが魅力的なだけに本当にもったいなく感じた。まあ勢いを落とすことなく最後まで突っ走っるというのを考えたときに掘り下げる余裕があったかと聞かれると難しい気もするが。
うまくまとまっていると個人的には思っているのですが他の人の感想を見ていたりすると諸説ある感じなのでラストについても少々。
ラスボスを倒してアルコと別れることになるんですがまずここで諸説ある感じですね。別れないでいいだろであったり、別れる意味がわからんといった声を見かけたんですがこれもまあ掘り下げ不足の弊害ですね。個人的にはアルコはマルコと対等な存在になりたいのであってそのためにはアルコ自身が気にしている過去の行いを清算しないといけないんですよね。マルコを地球に、家族のもとへ帰す。そうして過去を清算することによって初めて対等な関係になれると思うんですよね。そんなのマルコは気にしてないと思うかもしれませんがそれではアルコの中では対等になれないんです。だからこそあそこで記憶を、想いを食べ、全てを忘れることを選んだんだと思います。そしてつきかな記事の時も似たような話をしましたが、この選択に対して読み手である我々は口を出すことができないのです。できるのはその選択を受け入れて見守ることだけなのです。
そして本当のラスト。俺たちの闘いはこれからだエンドとか言われてますけど、あの2人にはこの終わりこそが正しいと思ったので僕は特に気にならなかったですね。ノラとと2のopを思い出すテキストとリンクさせた天才的な「飢餓と宝玉の」挿れ方、最後にわかるワニ公の優しさ。丸子と銀河竜となってたエモさ。個人的には文句なしでした。
その量から色々と言われているマルコと銀河竜ですが、個人的にはあのCGやアニメでの情報量やまとまっていた話とで値段相応の価値はあったと思います。量こそ一番大事だと思っている人には向いてないかもですね。何よりビジュアルノベルの新しい可能性が見えたので次回作がどうなるのかわかりませんがそれも楽しみですし、できればキャラを掘り下げるfdをですね…
まあこんな感じで個人的には楽しめたのでよかったです(楽しめたのに量だけでボロクソ言われてるの悲しいなって思ったので書きました。)(本音)(信じられるのはffの感想だけや)(再認識)
短いですが書きたいことは書いたんで今回はここで終わります。
では!