不完全存在の掃き溜め

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『抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?2』感想【記事後半ネタバレあり】

こんにちは、今回は抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?2、ぬきたし2の感想です。

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いつも通り最初はネタバレなしで書いていこうと思うんですが、すごい久しぶりにこの形でエロゲの感想を書くので書き方を覚えてない…まあ毎回書き方忘れて過去の記事見直してるのでいつも通りと言えばいつも通りなんですが。

こんな話はどうでもよくてですね!早速ぬきたし2の話題に入るんですけど、最高でしたね…無印のほうももちろん面白かったんですけど、正直に言うと個人的には面白いには面白いしあの設定でこの話を書いたのは素直にすごいなと思ったんですが去年という枠で見ても他にも面白い話はありましたし、評価するとしても別ベクトルかなって感じだったんで周りの評価ほど僕の中の評価は高くないかなって感じだったんですが、今回の2に関しては最高でしたね…!今年1面白いんじゃねえのこれってレベルで好きでした。もちろん無印の土台があってこそなんですが続編やFDで評価が下がってしまうことも少なくない中で無印の土台を最高に活かし、これ以上ないものを作ってくれたと思っています。無印プレイしたオタクは絶対やるべき作品になっていた。そんな無印の感想記事も上げてるからぜひそっちも読んでくれって貼ろうと思ったけど、ほとんど性癖の話しかしてないので読まなくていいです。それでも気になる人はこのブログのどっかから飛べるはずだから探してくれ。

それでは早速ネタバレなしで書いていきましょう。

あらすじやキャラ紹介は省くんで気になる人は公式サイト見てきてくれ。

qruppo.com

 

シナリオ

熱い…熱すぎた…オタクの好きを知り尽くしてる…ほんと最高…

王道中の王道だけどあまりの熱さに自然と目から愛液…じゃなくて涙が零れ落ちてました。こんなに熱い王道を感じたのは落第騎士の英雄譚の最終話以来でしたね。無印をプレイしたオタクを全員熱中症で病院送りにする勢いだった。この熱さについてもっと語りたいんですがそれはネタバレありの部分で。そして、この熱さがなんと共通にあってこれだけでおつりがくるのにそのあとに無印で少し掘り下げて魅力ある敵キャラとなっていたSSビッグスリーの面々をさらに掘り下げて魅力マシマシ可愛さマシマシにした個別と個人的に少し不満の残っていた点を解決してくれり、こちらもかわいさマシマシになっている無印のアフター、あさちゃんのミニシナリオまでついてくる。神か?

もちろん頭のおかしさやネタのキレも健在、むしろ無印からパワーアップしているような気がして無限に笑えました。これに関しては僕の思想が無印で青藍色に染められたからそう感じただけかもしれませんが。

笑えて泣けて熱くて、やっていてこんなに楽しいゲームは久しぶりでした。本当に文句なしでした。

 

CG

無印の頃から綺麗だったんだけど今回特によくないか??どのCGも素晴らしい。

物語を読みたいなら小説を読めばいいし、場面にあったCGがあってこそのエロゲだと考えているオタクなのでそういった点で今回のCGは本当にいいものばかりだった。今この項目を書くにあたってEXTRA開いて眺めてるんだけどこれもいいあれもいいってなって無駄なCGが1枚もない。最高。語彙力のないオタクなのでこれぐらいしか書けないがクリアした後に見返すと本当に良いものばかりだと思う。

あ、あと無印の時に書いたけど奈々瀬にほくろが追加されているCGもあったので最高だった。ほくろは存在するだけで抜き性能が1919倍に上がるのでとても助かった。

 

音楽

OPが最高すぎる!!一斉公開の生放送見てたんですがあれだけでくっっそ楽しみになってしまうぐらいに最高だった。僕が前作とかのOPの歌詞やメロディを新作の曲にも使うってやつが大好きすぎるっていうのもあるんですがもう開幕のオーオーオーの部分で「無印の2ndOPやんけ!うおおおおおおおおうおおおおおおうおおおおお」ってなってた。はやくカラオケで歌いたいので無印同様配信を楽しみにしています。

OPの他にもEDも無印のアレンジだったりと本当に無印をプレイしたオタクを殺しに来ているので本当に強い。

BGMもほら、オタクここでこういうBGM流せば泣くんやろ?熱いやろ?っていうのをわかって流してきたのでこれまた素晴らしかった。

 

キャラ

みんな好き!抱いてっ…!

本当にみんな好き。正直この項目は無印の頃に書いたことと変わりなく、個性的なモブ含め魅力的なキャラが健在だったので特に書くことがないしネタバレなしだと書けない。というわけにもいかないので少し主人公について話すと、この作品の主人公は最高にわかり手えっちゲーマーなんですよね。なので共感できる部分が多々あったり、あとはどのルートに入っても限界オタクになるのでとても推せる。そんな限界オタクえっちゲーマーでありながらかっこいいときは本当にかっこいい最高の主人公でした。

そして、SS最高!ってなってNLNS最高!ってなれるいいキャラだらけのゲームでした。あと桐香と文乃の関係性好きでした。

 

総括

無印をプレイした人全員が楽しかった!最高だったと言えるようなこれ以上ないFD、続編だったと思います。無印のいい意味で頭のおかしい世界観、そんな中で繰り広げられる王道は健在、どころか無印という土台を完璧に活かしてパワーアップしたと言っていい物語でした。なので無印をプレイした人はぜひ買うべき作品ですし、そうでない人も今回1+2パックが出ているのでそれを買ってぜひプレイしてほしい作品になっています。一癖二癖とある作品ではありますが、オタクの好きをわかっていますし、2を終わらせた時には間違いなくやってよかったと思える作品なのでぜひ買ってプレイしてみてください。個人的には今年1、2を争う作品だと思いますし、笑いあり、涙あり、可愛さありの、熱い王道ありでやっていてこんなに楽しかった作品は久しぶりでした。最高の形でぬきたし2を作ってくれた制作陣には感謝しかないですし今後も応援していこうと思います。

 

ネタバレなしの感想はこの辺で終わろうと思います。なにかあればコメントかtwitter:trad_0605までお願いします。それでは下からネタバレありで書いていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、ここからネタバレありで書いていくんですが…

いや、最高でしたね!!

共通熱すぎるでしょあんなん…

相変わらず頭のおかしい作品だなあって思ってたらアーマーハメドリくんからOPの流れでテンション上がってSSのキャラもええぞぉってなる。そして裏切り者にされてからの展開は神だった。まずあそこで淳之介かっけえ…やっぱ文乃なんだよなぁ…ってなって、そのあとのNLNSとの戦い、あさちゃんとの戦いからの最終決戦防衛の流れでやっぱNLNS最高やってなるし、無印2ndOPのセリフで泣く。いや、あんなん泣くやろ…あさちゃんでもしかして?ってなって美岬で2ndOPや!!ってなって自然と涙が零れ落ちてた。なんか1人違うもの装備してる頭畔美岬な畔美岬がいたけどボイスありの「行くぞ、エンゲージ」で泣かないわけがない。もう最高すぎて無印の2ndOP見返しに行ったわ。そして当たり前のように流れるOPアレンジBGMに当たり前のように助けてくれる師匠。最高。あと余談なんですがNLNSとの対決のわたちゃんとの勝負で女性にペニバンで掘らせて勝ったときはこのライターわかってる!!ってなりましたね(お優しいルナ様によってペニバンつけた女の子に掘られたいという夢が芽生えている人並感)いや、この性癖の話はどうでもよくて、本当に最高の演出だったし、これが共通とは思えない面白さだった。正直もうこれだけでお腹いっぱいだった。

そんな中から展開された個別。まずは礼先輩ルート。

ハメドリくん大量発生という頭のおかしい話の中で展開される距離間の書き方が素晴らしかった。礼先輩の過去は無印でも少しは触れられていたが今回でさらに掘り下げられ、その過去があるがゆえに淳之介を拒絶して、さらにその気持ちもわかってしまう淳之介。この距離感の書き方がすごい丁寧だし、そんな2人の背中を押す奈々瀬とわたちゃんで涙が止まらない。そんな中相変わらずの畔美岬に笑わせてもらったりとシリアスになりすぎず、ぶち壊さずと個別の中で一番いい話だと思った。

そして、最後の通常制服の破壊力がやばすぎた。

次にやったのが郁子ルート。

個人的に無印の頃から好きだったので予約もトレーダーでした。

そんな郁子のルートなんですが…

 

長崎弁の女の子は可愛いと思いませんか?

 

カップルかわいいし方言めっちゃかわいいし

 

よかみが深か~!

 

ってずっとなってた。

そんな中で唐突に展開された淫石物語。君の名は。の話が出てたから郁子と淳之介が入れ替わるのかなって思ってたらまさかのかいけつゾロリだった。たぶん同世代の方には伝わると思うんですが小学校の図書室にかいけつゾロリあってよく読みませんでした?僕は読んでました。今の小学校の図書室にもあるんですかね?まあそんな懐かしいかいけつゾロリの中におならで隕石を防いで地球を守る話があったんですよ。あったよね…?うろ覚えでタイトルまでは浮かびませんがたしかあった。真っ先に浮かんだのがこれでしたね。そして、そんな中で唯一といっていい見せ場の合った花丸妹。正直花丸妹に関してはいつでもどこでもヘイトをばらまいてばかりでただのクズにしか思えなくてこのゲームの中で唯一魅力がないキャラやんって思ってたので、ここで見せ場を作ったんだろうけどこれまでのマイナスが強すぎて僕の中では挽回できてないしこの見せ場も他のキャラにして100%のヘイトキャラとして素直に沈んでいてもよかったと思ってる。花丸妹に関してだけがこのゲーム唯一の惜しい点だったと思っていて、一番の見せ場はチュパちゃんにイカされるシーンだと思ってる。ざまあってなるので。まああくまで個人的感想ですし、このウザさが好きって人もいるんでしょうけど僕はただのヘイトキャラにしか思えなくてすこれませんでした。あんまこういうこと書くと怒られそうだけど他の人はどう思ったのか気になったので書きました。あくまで個人的感想ってことで聞き流してください。

 

話を淫石に戻して、2ではもう完全にネタキャラと化してる仁浦のおっさんにまたしてもこういったピンチに助けてくれる師匠。師匠、無印の頃からやっぱ師匠は最高だぜ!!ってぐらい好きなんだけど、モブに同じ声が交じってるの笑ってしまう。

そして決め手は

     

絶頂くぞーー婚ェェェ約ッ!!!!

 

いや、感動返せよ!!共通で読んでる誰もを熱くし自然と涙を溢れさせたものと同じセリフとは思えないセリフが飛び出して笑ったわ。そんなおふざけも忘れないぬきたし好き!抱いてっ!!

一番ぬきたししてるルートでした。

そして、僕はこのルートを終わらせた後トレーダー特典の郁子のドラマCDでぬきたし(意味深)しました。

 

負けてないが!?

 

最後は桐香ルート。

なんもできない桐香ちゃん可愛すぎるし、デートのためにあたふたしてる桐香ちゃん可愛いし、方言桐香ちゃん可愛いし、淳之介と桐香ちゃんのことになるとアホになってる周りも面白いし無印では僕のデータになかったいろいろな表情が見れて魅力マシマシのいいルートでした。

 あとめちゃくちゃ笑ったのが最初のおしおきえっちシーンの

「人権を剥奪するように♡」

「畔美岬!!!」

で爆笑しましたね。さすが畔美岬。

桐香ちゃんのいいところは顔が良すぎるからCGどれもかわいいんですよね…ハグのCGも壁ドンのCGもめっちゃかわいい…好き!抱いてっ!

そして、一番好きなのがエピローグ。霧香ちゃんめっちゃかわいくない??昔から変わらない桐香はもちろん親子の関係性とかめっちゃ好きなエピローグでした。

 

そして無印のアフターなんですが、日焼け跡えっちとはわかっているなと思ったのとウエディングが尊かったヒナミに、エロゲ会社の闇が見えてひたすら頭畔美岬してた美岬。対等の関係になろうとしたのと私服がめちゃくちゃかわいかった文乃。ほくろの追加(重要)と無印の記事にも書いたが唯一無印で文乃が放置されていてなんでやねんって思っていたところを今回ちゃんと助けに行ってくれて無印での不満を全て消し去ってくれたものとなっていてとてもマッスルだった奈々瀬。どれもいいものばかりでした。

さらに、みんなが望んでいたであろう、あさちゃんのミニシナリオ、共通のおまけに水引ちゃんのえっちシーンまであって完璧の布陣…かん…ぺき…?

 

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スス子ルートは!?!?!?

 

せめてものえっちシーンは!?!?!?

 

あんなにかわいくて共通段階で嫌な顔しながらパンツ見せてくれたり、ちょくちょくと好意を見せる描写があったのにルートはおろかえっちシーンすらないだって!?!?!?

ライターが今作でぬきたしを全て終わらせる。ユーザーからこれがほしいと言われるものをなくすって言ってたけどちょっと待った!スス子ルート、えっちシーンなくしてぬきたしを終わらせてしまっていいのか??今こそユーザー全員でスス子ルートを望んで作ってもらうしかない!!そうでなきゃぬきたしは終われない!!もう一本続編をとは言わないしからまいてつみたいな形で追加のスス子ルートをぜひ配信してほしいです…クラウドファンディングでもいいから…お金出しますしお寿司…まあ僕だけかもしれませんが。もしスス子ルート作られたら何でもします()

花丸妹とこの2点だけがぬきたし2でもったいなかったところですね。

 

本題に戻して最後の文乃の追加のエピローグ…

あれってどの段階で解放されるんですかね?文乃アフター読み終わったら?それともあのおまけ以外のすべてを読み終わったら?僕が気づいたのが最後の最後だったんで正確なタイミングはわかりませんが

本当によかった…大人になってみんなが集まって…仁浦のおっさんや師匠も来て…あの光景を見て自然と涙が零れ落ちてましたね…これまで見届けてよかったって…あれを読んでぬきたしありがとう…ありがとう…ってなってました…本当に良かった…

ところで師匠が紹介しようとしてた人は誰なんですかね?やっぱり奥さん?

とにかく本当に良かった…最後のタイトル画面も尊いし…ただあのタイトル画面に関しては発売3日後にtwitterくんがわざわざff外のツイートを表示したせいでネタバレを食らってたのだけがもったいなかった…食らってなければもっと泣けたかもしれないのに…あれにはさすがにキレてtwitter始めて初ブロックしましたね。

 

まあ、そんな話はどうでもよくて本当にいい話でした!最高に熱くて最高に楽しかったゲームなんで次回作も楽しみです!あと特典小説の最後の話なんですが、あれって結局真実は闇の中ですか?僕の理解力が足りないだけかもしれませんがわかる人がいたら教えてもらえると助かります。

 

今回はこの辺で終わろうかなと思います。無印の時は性癖の話ばっかりして少し後悔してるので今回はちゃんと書けてよかった。ほんとは奈々瀬の腋とかあさちゃんの足とか水引ちゃんのえっちシーンとか語りたいシーンは多かったけど脱線しすぎるのもよくないのとただの気持ち悪いオタクになってしまうと思って我慢できた。えらい。この辺の話はまた機会があれば(そんな機会はない)

ここまで読んでくださったみなさんありがとうございます。なにかあればコメントかTwitter:trad_0605までお願いします。

それでは!

『流星ワールドアクター』感想【微ネタバレあり】

こんばんは。とらっどです。

パッと楽しみにしてた流星waを終わらせたんで少しだけ感想を。ただ今回はこの後ぬきたし2とこいかりを消化しなきゃいけないので短いのとネタバレなしの部分はないので悪しからず。

ということでここからは微ネタバレありなので全くネタバレ踏みたくない人はお気をつけて。ネタバレなしで一言で言うと良くも悪くもいつもの衣笠でした。

それでは下から書いていきます。

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さっきも言いましたが良くも悪くもいつもの衣笠でしたね。面白いテキストと世界観、魅力的なキャラ、個別の短さや距離の詰め方の雑さ。風呂敷を広げて帰っていく。何もかもがいつもの衣笠でした。

この作品の良かったところは安定のテキスト、魅力的なキャラ、世界観、CG、背景、音楽。これらは文句なしの出来でした。

そして悪かったところは個別の短さ、距離の詰め方の雑さ、放置された伏線、続編ありきの終わり方。この辺ですね。

テキストやキャラ、世界観は安定の衣笠クオリティ。CGや背景もめちゃくちゃ綺麗でした。音楽もopはもちろん、bgmも良曲が多かった印象です。Daybreak sunrisesとか好きです。あとedの最初の方の「いつも君がいるよ」って部分なんかの曲に似てるって思ったんですけどわかる人います?ここに挙げたものは本当に文句なしですし、特にCGは本当に良かったと思う。メルbadのCGとか唯一のbadだったり護衛を思い出すこともあって結構印象に残ってる。素材は完璧。だからこそ続編ありきなのがもったいなさすぎる…

個別の短さ、距離の詰め方の雑さ、個別が短いのはいつもの衣笠といえばそうなのだが個別でのキャラの掘り下げが少なく、気になることを話しても放置され関係ない話が続くのでここでも伏線が多く残される。各個別で広げられたのだけで結構浮かぶ。個人的に一番気になるのは係長の過去。そして、短いが故に距離の詰め方が雑すぎるのとキャラによっては連続でえっちシーンもある。なんでこいつら惚れたの?が多発する。薬から始まったりほとんど身体からの関係って色が強いし、その導入と短い個別の中にえっちシーンが詰め込まれてることからエロ同人か?みたいな感覚になる(ただし抜き性能は割とある)

そして、放置された伏線と続編ありきの終わり方。共通で広げた風呂敷にとどまらず、個別でも掘り下げることなく広げる。いつもの衣笠と言えば衣笠だが、さすがに残しすぎだし明らかに続編を想定している感じ。そして、ロックされているクラリスルートではここで2ndOPが流れて教団を叩き潰す話が始まるのかなと思っていたら放置され終わり、エピローグで今度こそと思ったら謎の大物逮捕の後にに俺たちの戦いはこれからだend。特にクラリスのとこはファイナルトレーラーの曲が2ndOPだと思ってたから余計に騙された。散々重要視されていた教団事件含め説明されてないことが多すぎる。発売前の第七共和国観光ガイドでソシャゲへの展開が書かれていたが、ここまで伏線を残すならせめてもう1本エロゲで続編をやってからソシャゲに行って欲しいけど無理なんだろうなぁ…って。

面白かったんだけど、完全に続編ありきなので続編をやるまでなんとも言えないのが現状。そして、ここまで残されると個人的にはエロゲで続編をと思っているが(えっちゲームのソシャゲにいいイメージがないので)今後ソシャゲで続編を展開されても残された伏線が気になりすぎて読まざるを得ない…これが孔明の罠か…普通は本編が面白くないと続編を追おうと思えないが、このゲームは世界観が良すぎるのと、残された謎が気になりすぎるので追わざるを得ない。今作は未完だと言われるだろうがある意味ではソシャゲへの布石は成功だろうなぁ…

個人的には刑事ものなのだし、今作でグランドまで作ってちゃんと風呂敷畳んで終わって、ソシャゲでは新しい事件を出して展開して欲しかったとだけ。ここまで謎が残されすぎると続編ありきの未完と言わざるを得ない。フォロワーさんの言ってた全30巻あるラノベの1巻目というのがとてもしっくりくる感じだった。

って感じですかね。まあ衣笠のテキストなんで基本的には楽しめました。えっちシーン含めCGが本当に良かったですし。えっちシーンで思い出しましたけど、えっちシーンのテキストは良くなってましたね。護衛の時は絵がいいのにテキストがうーむ。でしたからね。今作はCGも相まって個人的に結構抜き性能高かったです。シフォンの最初のシーンのCGめっちゃ好き。あと初めてのシーンの後にピロートークの描写があったのはgood。あそこのCGも良かったし。あと思ったのはいつもの選択肢遊びは少なかった気がしますね。まあ今の時代あそこまで作る手間をかけるのは時間的にも金銭的にも割に合わないのでしょうね。

話も面白かったし他の要素もバッチリで名作になれるポテンシャルがあっただけに未完で終わらせたのがもったいなさすぎる作品だった。期待してたんやけどなぁ…とりあえずどんな媒体であれ続編を出さないと始まらないので早めに動いて欲しい。これで続編が出なかったらただの駄作で終わってしまうし、そういった面を挽回するためにも確実に出して欲しい。本当に素材が良かっただけにもったいない…

短いですが次のエロゲもありますし今回はここで終わろうかと思います。衣笠が好きな人は買っていいんじゃないかなって感じ。何かあればコメントかTwitter:@trad_0605までお願いします。それでは!!

 

p.s.

キャラランク

小町>メル≧シフォン>クラリス

発売前の印象のまま小町がダントツで強かった。酔った時や付き合ってからの甘えの普段とのギャップが強い。あたふたしたり、赤面したりとCG含め表情豊かだったのも好き。個人的にあのラストのCGと終わり方もかわいさが溢れてて好き。かわいすぎる。

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自己紹介で言ってたこのシーンはよ!!!!

涼子さんはもちろん、発売前はノーマークだったメリッサもかわいかったから2人ともルートくれ!!

もちろんえっちシーンもね!!!!

映画『天気の子』感想【ネタバレあり】

3本連続エロゲ関係ない記事だしそろそろ引退か?

ということでとらっどです。

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新海誠信者なので君の名は。同様休みを取って公開日に観てきました。

ぱっぱと語りたいんで書いてきます。ネタバレあるんで未視聴の方は気をつけてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、最高でしたね…個人的には君の名は。より好きでした。

安定の作画に音楽、そしてあの終わり方。個人的に世界より愛を選ぶ物語や何かに向かってまっすぐに進む青春物語が好きすぎる人間なんで最高すぎた。ああいう風に突っ走れるのが僕はもう失ってしまった若さなんだよなぁ…好き。予告とか観て拳銃ありの暴力ありのって感じだったから陽菜が暴力団とかに攫われるんかとか思ってたけどそんなスケールの話じゃなかったし、賛否あるって事前に新海誠が言ってたから空に行った陽菜と再会できず天気が元どおりになりましたみたいなんか?とか思ってたけど違ったし、不安だった本田翼の演技もハマってたし、根底にあるのは新海誠だったしで文句なしだった。粗がなかったっていうわけではないんですが、割と終わり良ければすべて良しな人間なので個人的には最高の物語でした。

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インタビューやパンフレットを読むとあえて主人公の背景を描いていなかったことがわかったりしますし、その他にも色々わかるのでオススメです。

 

本当に良すぎて興奮してまともな文が書けないんで要点だけ書いてきます。

花火のシーンの作画がやばすぎて鳥肌がやばかったのと泣きそうにもなった。

これ以上足さないでくれ、これ以上引かないでくれという想いと陽菜が半透明になり始めて2人がホテルで抱き合うところから泣きそうになってたし、その朝の陽菜がいなくなって警察に連れて行かれるところで晴天になってて、その晴れと影でその裏にある雨の感情を見せてくるのとか凄すぎた。もう少しちゃんと言うと、本来なら雨で表すはずのマイナスの感情をそれまでの雨の使い方と晴天にある影、この2つで晴れているのにその裏にある雨を視聴者にだけ見せてくるのが凄すぎる。あそこの影の使い方すごいからぜひ見てくれ。

本格的に涙腺やられたのは廃ビルで警察と対峙するとこの「放っといてくれよ」から。ここから泣いた。あそこの叫びからの流れが本当に神。まじで放っといてやれよって思いながら見てたし、須賀と先輩が助けに来る王道の流れもあり神。これまで青臭く突っ走る子どもの主人公と似たような存在でありながら対比的、保守的に描かれていた大人の須賀が主人公の「もう一度あの人に会いたいんだ」という叫びに自分を重ね主人公のために動く、大人びた雰囲気だった先輩が見せた年相応の叫び。もう泣くわ。そして、その後の再び降り出した雨の中で見せる須賀の表情もいい。

そしてラスト。陽菜を見つけて『大丈夫』が流れて「世界が君の小さな肩に乗っているのが僕にだけは見えて泣き出しそうでいる」の歌詞でぼろぼろ泣いた。相変わらず曲を入れるタイミングがズルすぎる。見終わった後即曲買ったわ。きっと陽菜は毎日祈ってたし世界を背負っていたと思うともうね…そして、ようやく2人出会えて「大丈夫だ」って言って自分たちがこの世界のことを選んだって認めたことが最高に良かった。あそこでこれが世界の元の姿なんだよ。気にしないでいいよ。とか言い出してたらキレてた。あの世界を認めてこそ初めてあの愛の形を認められるんだから。もし、世界を選んでいたらもっと感動したり切ないものになっていたのかもしれない。でも、そんな選択肢はいらないぐらい美しい純愛だったので愛>世界でいいんだよ!!(たとえ世界を敵に回そうともみたいなのが大好き並感)あと、代償のない奇跡なんてない!都合よく全部救われるなんてない!っていうのをわかりやすく表している気がして好き。それ君の名は。全否定やん。って思われるかもしれないけど違って、君の名は。は三葉を救おうとした結果が災害の回避だったのとあの2人は互いへの想いと記憶というとてつもない代償を払っている。これをもっとわかりやすくしたのが天気の子だと思う。

※あくまで個人の意見です。

こんなもんですかね。本当に最高だった。

新海誠が賛否わかれるって言ってたけど、個人的にはこんな美しい純愛を見せられて誰が文句を言えるんだ?って思ったので正直賛否わかれるって気持ちがわからない。ただ僕が読解力がないだけだとなのと、この手の話が好きすぎて盲目になってるだけだと思うけど。

追記。パンフの新海誠のコメント読んでなんとなくわかりました。みんなも読もう。

とにかく僕は最高に好きだったんで

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小説版も買ったしこれを読んであと5回は映画を観たい。短いけどメインで言いたいことは言えたし一旦はこの辺で。家に帰って落ち着いたら追記するかも。現実への叫び、そして愛と世界の物語だった。君の名は。の頃から「こんなの昔の新海誠じゃない!」と言う奴が沸いているが、根底にあるのは間違いなく昔の新海誠だったし、君の名は。の批判に負けることなく、それでいいだろ。これが描きたいんだよ。と描きたいものを描ききった文句なしの大作だったし、これからも1ファンとして新海誠を追い続けようと思える作品だった。願わくば次回作で3人が一緒に東京で暮らしている姿を見たいです…ただあの東京を舞台で話を作るのは難しそう…でも東京以外で3人が暮らしてるは見たくない…だって東京から出てしまってはこの世界を選んだことを否定してしまう気がするから…

 

最後に。僕もこんな青臭く何もかも投げ出せるような恋愛してえ…それでは!

 

【雑記】ごてぃーぶんの花嫁キャラランク【ネタバレあり】

どうも、最近えっちゲームを1ミリもやってない結果2本連続でえっちゲームじゃない記事になったとらっどです。

ということで、ごてぃーぶん改め『五等分の花嫁』の話です。前々から友達の家で読んではいたのですが最近TLでごてぃーぶんがヤバイってよく見かけるなって思ったんで自分で持ってたいなって思ってつい先日全巻購入して読み直していたんですが…

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どちゃくそハマってマガポケで最新話を追うオタクになってしまったので語りたくなって記事にしました。

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早速書いて行くんですが、あくまでこれは個人的意見なのと91話現在ということをご了承ください。ほんとはソシャゲの最強○○ランキングみたいなサイトをパクった感じで書こうかなって思ったんですがぱっぱと書きたいんで1位から順番に書いていきます。

 

二乃

髪を切った時点で個人的にキテたが8巻の告白で最強になった。あの告白シーンが強すぎるし、そこから吹っ切れて恋愛に関してバカになってるのも最高にかわいい。最強。最強なので結ばれて欲しいけど、最終的には結ばれなさそうなのと、こういう普段強気に出てるキャラは結ばれなかった時に大泣きすると思うのでその泣き顔も見たいので結ばれないで欲しい(支離滅裂)そしてそこを慰めて僕の花嫁にする。

 

五月

圧倒的正妻。最終的に結ばれて欲しいキャラ。最初(自分で買わず友達の家で読んでた頃)はそこまで強くなかったが、今回買って読み直してみると…なんだこの正妻。こんなん夫婦やん。ってなったので強い。らいは連れて出かけてるとことか完全に夫婦だし対戦ありがとうございました。あとは個人的にぼく勉の文乃もそうだけど、最初は好意がなくて周りが主人公のことが好きってことを知って振り回されているけど最終的には主人公に惚れる展開が大好きっていう補正があるかもしれない。最初に出会い最終的に結ばれるというのを望んでいるけど、現段階で好意がハッキリしないので旅行でのキスの伏線に当てはまらない気がするので結ばれないかもしれない。このタイプは結ばれなかったとしても決して人前で涙を見せないと思うので僕が「泣いてもいいんだよ」と甘く囁いて僕だけに涙を見せて欲しい。そして僕の花よ(ry

 

三玖

序盤から主人公好き好きしていたので初期の頃から安定して強い。恋する女の子はかわいいの法則。てかそれを抜きにしてもシンプルに強い。一見大人しく見えて表情豊かだし好意出し出しで本当にかわいい。強い。あとは告白のところが本当に好き。あそこのいいところはフータローがラブコメあるあるの難聴を発動しないところ。とても良かった。ただ三玖に関しては結ばれるか結ばれないか本当にわからない。一番人気だし結ばれそうでもあるけど、結ばれなくて静かに大泣きしてるところも見たい。三玖と二乃は似てると思うのでこの二人は大泣きする。そしてそこを慰めて僕のh(ry

 

四葉

三玖と同位です。

もうまじむりぃ…切なすぎて泣いた…一番幸せになって欲しい…正直あんま強くないなぁって思ってたけど90話で全てをひっくり返された…あんなん泣くわ…いい子すぎるしまじで幸せになって欲しい…ここから「やっぱり私も上杉さんを諦められない!」ってなって結ばれて欲しいけど、結ばれなかった時に「あれ…?これで良かったはずなのになぁ…」って思わず涙が溢れ出ちゃうところも見たい。そこを僕が「思いっきり泣いていいんだよ」って言ってあげたい。そして僕n(ry

 

一花

三玖と同じで割と序盤から好き好きしてたのと一番恋愛してる感があって最初は3位ぐらいにいたけど他が強くなりすぎてしまった結果ここ。めっちゃ恋してて悩んでてかわいい。かわいいんだけど他に比べるとどうしても物足りなく感じてしまう。ただ、結ばれる可能性はあると思うしここからどうなるかわからない。ただ、結ばれずに一人で泣いている姿も見たい。そしてそこを慰めてぼk(ry

 

こんな感じですかね。わかりやすくまとめると

2≧5>3=4>1

って感じです。2と5は接戦、3、4同位の最後に1。

泣いているところが見たいばっか言ってるけど、なんかちょっと前から女の子の泣き顔ってなんかいいなって謎の感覚が芽生えてきたんで許して。もはや思考部屋なんかじゃなくてただの性癖暴露部屋みたいになってるのでブログ名変えた方がいいと思う。まあこの泣き顔の話はまたいつか機会があれば。

正直誰と結ばれるのか全く予想がつかないのでこれからがとても楽しみ。短いけど今回はここで終わります。あくまで個人の意見なんで殴りに来ないでくださいね。それでは!

 

映画『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』を見てきた話(感想+おまけ)【記事後半ネタバレあり】

社長「とらっど君、この仕事やってくれないか?うまくいったら給料上げるから」

僕「やります」(社長直々に頼まれて断れるわけないんだよなぁ…まあ給料上がるならええか)

 

僕「おっ!今週青ブタとガルパンの公開やんけ!公開日に両方見y…例の仕事入ってるやんけ!!」

 

デューン 君のせい 君のせい 君のせいで 私 ううー 公開日に見にいけない 君のせいだよ ででっででっででっでーん♪

 

茶番はここまでにして…

どうもとらっどです。冒頭の近況報告のような茶番毎回あるけど必要か??

いる(鋼の意思)

今回は初めてえっちゲームじゃない記事ですね。

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ということで『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』を休日出勤を途中で抜けだして公開日にばちこり観てきました。ガルパンはまた後日…なぜそこまでして公開日に行きたかったのかというとこのためですね。

 

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来場者特典の小説のためですね。原作ファンとしては是非とも手に入れたいものです。ただ、名古屋とかいうクソ田舎なので用意されてる数が少ないのか速ければ公開日中に配布が終了すると映画館の公式ツイッターがツイットしてたので無理してでも行くしかねえってことで仕事を抜けだして行ってきました。その結果23時まで残業になったけど無事確保できたので後悔はしてないです。

6/22 追記

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前回観に行った時に売り切れていたパンフを買うついでに2回目観てきました。とても良かった…てか、冷静に考えると前回公開日に観に行ったはずなのにパンフ売り切れてたのおかしい。f:id:trad0605:20190622122407j:image

あと1週目と2週目で小説としおりっていう特典の組み合わせいいですよね。

 

そして感想なんですが…

めちゃくちゃ良かったです。アニメのほうは結構省かれてるなぁって印象だったんですが、今回の映画はうまくまとまっていましたし、ボロボロ泣けました。僕がくそ雑魚涙腺っていうこともあるんですが、これからの展開を考えて一番最初の3年前のシーンからずっとウルウルしていましたし、日常のシーンで周りのオタクがみんな笑っているところでも笑えずにいました。そして、後半は何度もダムが決壊していたのですが、涙を拭ってしまうと周りに泣いておることがバレてしまうのと周りの人の気が散ってしまうかなと思って拭わずにいたのでずっと口に涙が入ってきてました。本当にいい映画だった。ただ、原作未読の人には少し難しいかな?とも思いました。実際僕も原作を読んでいた時は少し難しいと感じましたし、映画となるとどうしても原作よりも説明が省かれてしまうのでそうなると原作未読の人は理解できたのかな?とも思います。まあそこが理解できなくても充分感動できる作品だと思いますけど。久しぶりに心に響く泣き方ができて僕は大満足でした。

ということで今回書くことは、

青春ブタ野郎シリーズについて(ネタバレなし)

ネタバレありの映画の感想

原作未読勢への軽い解説(おまけ)

の3本です。さーて、来週もまた見てくださいね。じゃんk(ry

残業後の深夜テンションなんです許してください。

 

さて、早速書いていきましょう。

まずは青春ブタ野郎シリーズについてネタバレなしで書いていきます。原作を読んでアニメも見たよって人は飛ばしてもらって大丈夫です。アニメは見たけど原作読んでないよって人やアニメ見て映画見に行くか迷ってる、原作読んでるけど映画はまだって人は参考にしてください。ネタバレの話題に入るときはちゃんと告知するんで安心して読んでくださいな。

青春ブタ野郎シリーズは思春期特有の悩みや想いから引き起こされる”思春期症候群”という不思議現象に主人公たちが巻き込まれることによって展開される人間ドラマで鴨志田一先生によるライトノベルなんですが、個人的に好きなラノベ1位2位を争うレベルで好きな作品です。僕がこの作品と出会ったのは数年前にフォロワーさんに同じく鴨志田一先生の作品であるさくら荘とペットな彼女のアニメを勧められたのがきっかけでした。さくら荘のアニメを見たくそ雑魚涙腺の僕は4話ぐらいで既に泣き、めちゃくちゃハマって原作も読みました。そんな時に再びフォロワーさんにさくら荘が気に入ったなら青春ブタ野郎シリーズもおすすめですよと教えてもらい、全巻買って読んだわけです。少し脱線するんですがさくら荘のアニメ、別に1ミリも物語の本筋に関わってないのにサムゲ荘って叩いてるやつら許さんからな。お前ら物語見る目ねえよ。おっと少し言いすぎました。本筋に戻して…そうして勧められて読んだ青春ブタ野郎シリーズも見事にハマったわけです。そして、去年の秋か冬ぐらいに青春ブタ野郎シリーズもアニメ化してそちらも見ました。アニメのほうは全13話だったこともあり少し駆け足かなと感じ、やるんだったらさくら荘と同じで2クールでやってほしかったなと思っていたわけなんですが、今回の映画、これがアニメの続きの話で原作の一つの山場となっているんですが…いや、アニメ13話と映画でわけてやってよかったねと思い直しましたね。映画の内容なんですが、青春ブタ野郎シリーズの中でも一番大きな内容を取り扱っていることもありボロボロ泣けるんですよね。そんな話をアニメでやるとボロボロ泣いているのに途中で切られて「え?これ来週まで待たされるん?」ってなりそうですし冷めてしまいそうだと思いました。そういった点では映画で一気に見ることができてよかったですし、限られた時間の中で本当に上手にまとめられていたと思います。なのでアニメのほうを見て少しでもおもしろかったよと思った方はぜひ映画のほうも見に行ってみてください。損はさせません。そして、アニメ、映画を見て気に入った人はぜひ原作も読んでみてください。現在9巻まで出ていてアニメの内容が5巻まで、映画の内容が6、7巻といった感じです。やはり原作のほうが細かいところまで描かれていたり、思春期症候群についての説明もわかりやすいのでアニメや映画よりもより深く青ブタの世界に入れると思います。また青春ブタ野郎シリーズを気に入ってさくら荘に触れてないよって人はこちらもぜひ触れてみてください。さくら荘と青ブタは同じ鴨志田一先生の作品ということもあり共に感動できますし心に響きます。鴨志田一先生は人間を描くのがすごくうまいんですよ。主人公はもちろんその周りの登場人物もいい意味で人間らしくて共感できてだからこそ心に響く。誰もが抱えるような悩みや想い、そういったもので紡がれているから感動できる。どちらの作品もそんな人間ドラマなんです。さくら荘は青春、青ブタは人生(ほんとは思春期がふさわしいのかもしれないけど思春期の域を超えて描かれていると感じたのでこっちにしました)そんな作品なのでぜひどちらも触れてみてください。ってことでネタバレなしでのお話はこの辺で終わりましょうかね。青春ブタ野郎シリーズの話とか言ってたけどちゃんと書けてるのかよくわからないし関係ないことばっか書いてたらすみません。本当に素晴らしい映画だったんでまだ見てないよって人はぜひ見に行ってください!原作ファンの人も楽しめると思います!それでは本題であろう映画の感想に入りましょう。ここからは映画のネタバレを含みますのでまだ映画見てないよって人は気を付けてください。また映画を見てから来てくれることを待ってます。それでは!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、ここからはネタバレありで映画の話です。

いや、本当に良かったですよね…ほんとうによくまとめてくれたって思いました。よかったしか感想がないので書きたいことが2点ぐらいしかないんですがまあ軽く書いていきましょう。

本当に冗談抜きで冒頭の小学4年生の翔子ちゃんが将来スケジュールを書けないでいるシーンの時点でこれからのことを考えてウルウルしてましたし、胸の傷を見て翔子ちゃんが無事に移植手術を受けられたんだって咲太が知るシーンでの翔子さんの発言でも泣きましたし、翔子ちゃんに移植される心臓は咲太のものだと咲太が気づいてからはずっと泣いてました。ここからはもう何回ダムが決壊したかわからない。いちいちここで泣いたって書いてたらキリがないので割愛。でもここが一番泣いたってとこを選ぶならICUでの翔子ちゃんとの会話からの将来スケジュールに花丸をつけ、小学4年生の翔子ちゃんが将来スケジュールを書き切る一連のシーンとラストの翔子ちゃんとの再会ですね。この二つはやばかった。原作を読んでいるから展開はわかっていたはずなのに涙が止まらなかった。本当にいい映画だった。あと、これは僕の涙腺がくそ雑魚なのと古賀が好きって補正が入ってるだけかもしれませんが、未来から戻った咲太を古賀が見つけるシーンで泣けるんですけどやっぱ僕だけですかね…?青ブタの始まりを思い起こさせたりしてなんか泣けるんですよね…あとは理央が咲太を助ける方法を必死に考えてるところで僕も泣いて、理央が泣いて僕も泣いて…本当に素晴らしかったとしか言えない。ただ、一つだけ欲を言うならば保健室での指輪のくだりは省略しないでほしかったなとは思いました。ただ、あの話を入れると原作未読の人にとってさらに話がややこしくなる可能性がなくはないので省略されたのかなとも思いました。ちなみにこのくだりはめちゃくちゃ尊いので原作未読の人はぜひ買って読んでほしい。

短いけどこんな感じですかねー。語彙力なさすぎてまーじでよかったとしか言えないんでみんな見ような。原作読んでるけど映画まだ見てないって人も是非見てみてくれ。ちなみに僕の今年の冬の目標は江ノ島に行くに決定しました。

追記

余談なんですがタイムリープものによくある主人公が救われた言葉や歌が未来のA→主人公→過去のA→未来のAってループして繋がってるのめっちゃ好き

 

ってことで映画の感想はここで終わりにしてここからは原作未読で映画見たけど少し難しかったよって人に向けての簡単な解説です。原作読んでる人もうろ覚えで書いてるんでここちげえよってとこがあるかもしれないので読んで指摘してくださると助かります(他人任せ)え?原作ちゃんと読み直してから書けって?映画を見た感動を失う前に書きあげたいから許してくれ!

それでは書いていきましょう。

結局今回何が起こってたの?って話なんですが…

簡単に結論だけいうと、今までアニメで見てきたものや映画の9割は小学4年生の翔子ちゃんが見ていた未来の夢でした!!

ってことですね。いやあ…衝撃的ですよね…僕も原作でこれ読んだときは僕は今まで未来の話を読まされていたのか…ってなったものです。

ちゃんと説明すると小学4年生の翔子ちゃんは将来スケジュールを書けない、将来への不安によって思春期症候群にかかります。そうして3年後の未来、自分が中学生になっている夢を見ます。そして、その夢の中で未来を求める翔子ちゃんの心と未来を拒む翔子ちゃんの心によって思春期症候群が引き起こされ翔子ちゃんと翔子さんが存在することになります。この辺は映画でも言っていたように特殊相対性理論の話になりますが僕が説明するよりも詳しい説明なんていくらでも転がっていると思うんで詳しく知りたいって人は各々調べてください。そして、その現象が咲太にも起きて麻衣さんが死ぬ未来に行ってしまいますが、それに気づかせてもらうことで現在に戻り助けることができたってことです。そんなこんなで今まで見てきた青ブタに繋がるわけです。ここまで描けば大体の人が理解できたんじゃないでしょうか。将来スケジュールが書き換わっていたのは小学4年生の翔子ちゃんが夢を見てその夢の内容を書いたりしていた。そして、本当は全てをわかっていた翔子ちゃんは最後に納得いく将来スケジュールを書くことができたのと自分の病気は治せなくてもせめて咲太を苦しめないようにする、要するに自分と咲太が出会わないようにするために夢から覚めた。そんな感じです。そこからは一気に3年前へと時間は戻ります。思春期症候群が解決したことによって咲太が翔子さんと出会うことはなくなりましたが、咲太が大変だった時に夢の中に出てきた女子高生に勇気をもらい、その女子高生の制服が峰ヶ原高校のものだったということで峰ヶ原高校へ進学し再び今まで読んできた物語と同じような物語が展開されます。これは映画でもありましたがのどかや理央がお姉ちゃんが死ぬ夢を見たり、咲太を連れて行く夢を見たのと同じで経験した未来を見たのでしょう。まあ、まとめると世界線の収束ですね。そのような感じでおぼろげに覚えていたり、夢で見たりした結果、咲太は難病支援を目的とした募金をなんとなく続けていたり、麻衣さんは心臓に重い病気を抱えた少女の役で映画に出たりしていました。そうした少しの意識の変化、想いによって最後は翔子ちゃんは無事移植手術を受けることができて助かり、再会して終わります。バタフライエフェクトですね。あと、ちなみに翔子ちゃんはこれまでの出来事、見ていた未来の夢を全部覚えています。全部とは本当に全部です。中学生になった翔子ちゃんや咲太の心臓を移植された翔子さん、麻衣さんの心臓を移植された翔子さんなどたくさんの翔子の経験を。これが今後どう生きるのかは原作を読みましょう。さて、話を戻します。この終わり方は人にとってはこんなのご都合主義だと思うかもしれません。ですが、極論を言ってしまえばご都合主義なんていうのはそのハッピーエンド、奇跡を読み手が望んでいたかそうでないかだと僕は思っています。読んでいて幸せになってほしい、救われてほしいと思ったならそれが物語的に正しい終わり方でご都合主義なんかではないんだと思います。そして、どれだけの読み手にその結末を望ませて、納得させられるかどうかで名作かどうかが分かれるのだと思います。この『ゆめみる少女の夢を見ない』という物語は誰もがこの翔子ちゃんが救われるという結末を望んでいたと思いますし、咲太の募金や麻衣さんの映画というほんの少しですがそれでもこれまでこの物語を読んできた人を説得するには充分な理由もあり、誰もがこの結末に納得する名作だったと思います。

さて、最後は少し脱線しましたがいかがだったでしょうか少しでも理解の助けになれたなら幸いです。また、何か質問、間違いの指摘がありましたらコメントかTwitter:@trad_0605までお願いします。それでは今回はこの辺で終わろうと思います。次の記事は今月中に今やっている『もののあはれは彩の頃。』が終われば上げますし、終わらなければ来月何か考えます。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。ばいばい!

【流星ワールドアクター記念】『暁の護衛シリーズ』のススメ

お久しぶりです。とらっどです。

お前のブログ、読みたい記事があってtwitterのbioから飛ぼうとすると記事が全開で出てくるから他作品のネタバレ食らいそうで飛べないと怒られたのでデザインを弄ってサイドバーから飛べるようにしたんで許してください。これで大丈夫なはず…

さて、ギリギリになりましたがなんとか月1更新は間に合いましたね。

ということで今回は衣笠がエロゲに帰ってきたぞ!!記念に『暁の護衛シリーズ』の紹介記事になります。あれ?サクラノ詩と刻の記事じゃなかったっけ?

 

・・・・・

 

書いてたんですが6000字ぐらい書いたところで「あれ?詩と刻の話全然書いて無くね?物語とはうんぬんの話しかしてなくね?」って気づいてボツにしました。どうしてすばひびといいサクラノ詩といい関係ないことを書きまくってボツにしてしまうのか。学ばないやつだ。ただこの物語うんぬんの話は個人的に好きな話なのでいつか別の形で記事にするかそれとも詩の記事として出すか何らかの形でいつか上げたいと思ってます。

まあ、初手言い訳はこの辺までにしといて…

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衣笠が帰ってきたぞ!!

いや、流星ワールドアクターくっそ楽しみですね!!

発表されたときは、「あれ?衣笠トモセの企画どこいった?」とか「トモセじゃないんか」とか思ったりしましたがエロゲに帰ってきてくれたってだけで嬉しいですし、くっそ楽しみです。エロゲから離れて書いていたラノベ、「ようこそ実力至上主義の教室へ」がアニメ化したときにはもうエロゲは書かないんかなぁとか思ってたので感謝しかねえ…よう実もおもしろいんですが、あの会話劇や選択肢遊びはエロゲならではだと思っているのでもう一度衣笠劇場が読めるのは本当に嬉しい(n回目)

どんだけ楽しみやねんって思われるかもしれませんが、少し前にtwitterで言ったように、僕がこいつが新作出したら問答無用で予約するってライターがすかぢ、衣笠、漆原の3人だけなんですよ。その中の1人の衣笠が、もう戻ってこないと思ってた衣笠が新作を出すっていうんですからそりゃ喜びますよ。というか『さくら、もゆ。』が神だったり、流星ワールドアクターも出るし、なんならサクラノ刻の体験版も今年出そうだし今年は神なのか??その3人だと衣笠の色違くね?って思う方もいるかもしれませんがその辺の衣笠の魅力は護衛の話のときに書きます。

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すでに予約も済ませてますし(衣笠インタビューと涼子さんの誘惑に負けて祖父で一番高いやつ)、観光ガイドを読んでわくわくが止まらない。(今後の展開ソシャゲうんぬんみたいなことが書いてあった気がするけど気にしない)メインの中で事前情報だけで一番好きなのが小町なんで予約はくっっそ迷ったんですが衣笠インタビューには勝てなったよ…ちなみに購入確定作品なんで体験版はやらないように我慢してるけどそろそろ誘惑に負けそう…
とにかく、衣笠劇場、最初はトモセじゃないんかって思ったけど男性キャラもかっこよかったので安心した春夏冬ゆうセンセのキャラデザ、くっそ綺麗な背景と楽しみな要素しかないんで興味ある方はぜひ!!(媚をウルガモス)

world-actor.com

 

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小町が落ちるのとても楽しみですね(つべの自己紹介ムービーより)

 

 

さていい加減本題に入りましょう。

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僕が散々好き好き言っている衣笠センセの作品『暁の護衛シリーズ』の紹介です。

今回は紹介記事ということで最後までネタバレなしなので未プレイの方も安全!

早速書いていくんであらすじやキャラはサイト見てきてください。

http://www.akabeesoft3.com/products/goei_complete/

なぜか埋め込みできなくて萎えた(無知マン)まあこんな無知でも記事は書けるってことで。

上のリンク、コンプリートエディションのリンクだけどいいの?って思う方もいると思うんでまずここから説明しましょう。

暁の護衛シリーズは『暁の護衛』『暁の護衛プリンシパルたちの休日』『暁の護衛罪深き終末論』の3作あります。たしか休日はFDで終末論が続編だったはず。なら最悪休日はやらなくていいのかと聞かれるとそんなことはなくて、主人公の過去が描かれているのでやるべき作品です。まあつべこべ言わず3作全部やれってことですね。そんな3作と休日に麗華エンドを追加したものがセットになっているのがコンプリートエディションです。これから暁の護衛シリーズをやるよって人はコンプリートエディションを買えば大丈夫です。というかこっちのほうがいい。僕もつい先日、衣笠好き好き言っといて休日の追加エンドやってないのどうなんやろって思ってコンプリートエディションを買ったんですが、休日の追加エンドの麗華エンドも面白かったですし、さらにこのコンプリートエディションには終末論の初回限定版の特典だったかのおまけディスクの内容も入っているんで文句なしでこれを勧めます。

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タイトル忘れたんで引っ張り出してきたけどこれですね。初回限定版の特典だったか、それとも初回限定版の特典はラフ集のほうでこのディスクは通常版のほうにもついてるのかはうろ覚えです。ただこのディスクの内容も面白いんでとりあえず困ったらコンプリートエディションを買いましょう。

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あと余談なんですけど画面サイズで時代を感じますよね。

 

さて、そろそろ内容に触れていきましょう。

衣笠作品、暁の護衛の魅力をいつもみたいな感じでネタバレなしで書いていきましょう。

 

テキスト

魅力その1ですね。読みやすくて楽しいテキストに選択肢遊び、これにつきます。

具体的にどういう風におもしろいのかっていうのはこれを見るのがはやいですし、なんならこの記事を読むよりも全然有意義だと思います。

www.nicovideo.jp

一応物語の核心に触れるような内容はないので安心して見てもらっていいんですが、少しも内容見たくないよって人に説明すると「ノラとと」や「ぬきたし」みたいな頭のおかしい(誉め言葉)感じでおもしろいのではなくて純粋におもしろいし楽しい日常。僕が読んでいて感じたのは男子校みたいなノリだなって(男子校出身並感)

え?共学だからわからないって?

まあとにかく、「ノラとと」や「ぬきたし」と違って人を選ばず誰が読んでもおもしろいと言えるテキストだと言っておきましょう。エロゲという媒体の特性上会話文が多くなるんですがその会話がどれも楽しい。どのくらい楽しいかっていうと休日の追加エンドをやる前に少し読み直すかって無印を触っていたらいつの間にかルート丸まる1本読み終わっていたぐらいには楽しいです。こういった日常が楽しい作品はいつの間にかどんどん読んでしまいますよね。あとこの作品のもう1つの楽しさは選択肢遊びですね。これはおかしいだろって選択肢でも何回も選んでいたら選べるようになったり、そうやって何度も選んでも毎回反応が変わったりして楽しめますし、これどこまで作りこまれてるんだって思いましたね。記事の冒頭でも書きましたが、やはりこういった楽しみはラノベにはないものなので衣笠がエロゲに戻ってきてくれたというのは本当にうれしいですね(n回目

 

キャラ

トモセシュンサクによるかっこいい男キャラにかわいい女性キャラ。そんな素敵なキャラデザに衣笠によるテキストが追加されて最強。あんなかわいいキャラ達と楽しい会話ができるというだけでこのゲームは買う価値がある。上に貼った動画を見た人ならわかると思うんですけどメイドのツキとの会話がとにかく楽しい。主人公との掛け合いが天才的な上に女の子と下ネタを話したいという男の欲望を満たしてくれる最強キャラ。下ネタにオープンな女の子っていいですよね。そしてキャラを語る上で外せないのが主人公。暁の護衛に限らず衣笠作品の主人公なんですが…

かっこいいんですわぁ…

本当にかっこいい。そして普段は不真面目だったり事情があって本気を出さないけど最強なんですよ…いや、これ僕の性癖なだけかもしれませんけど最強だったり天才な主人公が大好物なんですよ。舌がロリなのでこの歳になっても主人公にはかっこよくあってほしいと思うんですよね…だからってなろうの転生主人公みたいなのが好きってわけじゃなくてちゃんと理由のある最強がいいんですよね。パッと思いつくのがグリザイアの雄二だったりさすおにだったり。ああいうのほんとかっこよくて好き。最強主人公の何がいいって安心して読めるんですよ。なにがあっても主人公がなんとかしてくれるっていう絶対的安心感があるので本当に楽しく読める。そういった点で衣笠の作品は安心して買うことができる。毎回最強でかっこいい、それにトモセの絵とかイケメン以外の何物でもない。本当に好き(語彙力消失)

あと衣笠の主人公といえば巨根ですよね!いえ、触れなくていい話でした。ただ巨根外人ネタは衣笠の鉄板な気がする。

さて、もちろん主人公やツキ以外のキャラクターも魅力的なキャラばかりで一番好きなキャラ選べって言われても決めれません…

このテキストとキャラクターといった点から間違いなく読んでいて楽しい作品ではあるので楽しい、おもしろいものを読みたいと思う人はぜひ買ってみてください。

そう、楽しさといった点では文句なしです…楽しさでは…

 

シナリオ

この作品のもったいないところです。いや、本当に惜しいところです。

これほどの楽しいテキストとかっこよくて最強の主人公を筆頭に魅力的なキャラクターがたくさんいるのにもったいない…そう言わざるを得ない…具体的に何がもったいないのかというと、回収されることのなかった伏線たちと後半の尻すぼみですね。前者は「あれはなんだったの?」「どうしてああなってるの?」「このルートではその話出てなくない?」などの説明不足や粗が目立ちます。説明不足に関してはちゃんと書いてほしかったって思いますが粗に関しては少し仕方ない気もします。この暁の護衛シリーズの3作なんですが、各作品にtrueがあるわけではないので○○ルートの続きが休日で○○ルートの続きが終末論といった感じになっていなくて繋がり方がわかりづらいんですよね。FDである休日に関してはほとんどのルートが付き合ったヒロインとの後日譚という形なのでわかりやすいんですが3作全てにルートのある麗華に関しては3作とも違った付き合い方になっています。さらに終末論に関してはどういった感じで護衛から繋がってるのかよくわからない。護衛のとあるルートから派生していることはわかるんですが、個別入ってるはずだよねっていうことやあそこからどうなったん?って思ったのでこの辺ももう少し書いてほしかった。後者の尻すぼみに関してなんですが、まず護衛の話なんですが個別が短く感じる。共通が長いのか楽しくて短く感じたのかは、はっきりと時間を計っているわけではないのでわかりませんが物足りなく感じました。設定的にももう少しできたはず。終末論のほうの本筋はそんなことはなかったんですが、別の方面で尻すぼみを感じました。ここからまた話が動き出しておもしろそうやなって思っていたら意外とあっさり終わったり。クリア済みの人にわかるように言うと禁止区域ですね。あの話を全部作りこんでくれとは言わないから、せめて舞と楓はちゃんと作ってほしかった。余談なんですけど僕、舞がめっちゃ好みなんですよ。見た目はもちろんなんですがあの強さや自分に自信がある感じ好きなんですよね。だからこそもう少し作りこんでほしかったんですが…まあかわいかったんでいいけど…

話を物足りなさに戻すと詩音も個人的に好きだったんでもう少し書いてほしかった。まあこの辺の話をしすぎるとネタバレになりそうなのでこの辺にしといて…

いろいろと言ってきたんですがいいところもあって、やはり主人公がかっこいいのとキャラが基本いい奴らなので護衛の萌の最後とかはウルっとしましたし、終末論の麗華の王道っぷりにはすげーわくわくして楽しかったです。いや、あの展開は王道だけど好きすぎますね。

あと暁の護衛の世界のその後の世界で繰り広げられる『レミニセンス』って作品があるんですが、そこで護衛の伏線が回収せれるのかな?とか発売前は思っていたのですがそんなことはなかったので暁の護衛が気に入った人は買えばいいかなって感じです。

 

総括

さてここまでいろいろと言ってきましたがこの作品はやっていてとても楽しいですし、かっこいい主人公が見れるので個人的に大好きな作品です。おもしろいシナリオ!っていうのを求めて買うと「あれ?」ってなるかもしれませんが、かっこいい主人公、王道展開、かわいいキャラ、楽しいテキストが読みたいって方にはぜひともおすすめな作品です。ただひとつ注意としては少しグロ要素があったり結構えぐいことが書かれている場面があったりとその辺が苦手な人は気を付けたほうがいいかもしれません。グロは大したことがないんですがえぐい描写のほうは結構えぐいです。休日の話ですね。これだけでクリア済みの人には伝わるんじゃないでしょうか。なのでこの辺は少し覚悟して読んだほうがいいかもしれません。まあほんとその一場面だけなんでそれ以外は基本的に楽しく読めると思います。

とにかく、かっこいい主人公と楽しいテキストと何度も言ってきましたが、この二つに関しては信者補正を抜いても文句なしですし、どの作品でも安定しているので未プレイの方はぜひ一度やってみてください!僕が衣笠が新作を出したら問答無用で予約する理由もこれです。もちろんかっこいい主人公が性癖っていうのもあるんですが、この二つがブレることないので衣笠の作品は安心して読むことができるんです。そしてこの二つは流星ワールドアクターでも安定していると思うのでぜひそっちのほうも気になった方は体験版とかやってみてください!というかなんなら流星WAで衣笠のテキスト気に入ったぜってなってから暁の護衛を買うのもいいかもしれません。くどいほど言いますが本当にテキスト面等に関してはおもしろいのでぜひ暁の護衛か流星ワールドアクターのどちらかに手を付けてみてください!僕は頑張って7月まで流星WAの体験版を我慢します!(インストール済み)我慢できるんか…?

ということで今回はここで終わろうと思います。次回の6月の記事ですがネタがないので随時募集してます…今度は月末ギリギリにならないようにしたいな…

ここまで読んでくださったみなさんありがとうございます。なにかありましたらコメントかTwitter:@trad_0605までよろしくお願いします。

それでは!

『アメイジング・グレイス』がずるいって話【ネタバレ注意】

こんばんは。とらっどです。

最近、去年話題になったアメイジング・グレイスをやっていたのですがこれはずるいわってなったんで衝動で少しだけ書きます。

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今回、ネタバレ100%なのでこれからやろう、また気になっている人はすぐブラウザバックしてください。この作品はネタバレなしでやったほうが絶対楽しめるんで。

もうクリアしていて僕の話に付き合ってくれる人だけ残ってください。

それでは!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで衝動にまかせ書いていくんですが…

 

ずるいわ!


こんなんずるい!

ちょろいオタク(僕)をはめるために作られてるやんこんなの。

僕のツイートを見てくれている人はわかっていると思うんですが、

 

サクヤずるいわ!

 

俺最初からお前が好きだって言ってただろ!

 

いや、あんなん最初から好きになるやん!

好感度高くて懐いてくれておっぱいでかくて後輩で後輩で後輩で…

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俺は台パンしながら「かわいいかわいい」言ってたんやぞって…

 お前それなのに…

俺は騙されたんかって…

ショック受けてたんやぞこっちは!

それなのに…それなのに…お前は…!

 

 

 

もっとつらかったなんて…

ずっと一緒にいてくれたなんて…

ごめん…ごめんよ…

あんなんボロボロ泣くわ…

 

もう「キスをする」以外の選択肢が見えなかったわ…

あの状況でそれ以外の選択肢ないやろ…

これしばらくもう一個の選択肢読めないわ…

 

サクヤお前が一番だよ…

 

 

 

とここまでもはや1mmも思考していないtdnキモオタ文章を書いたんですが…

今回といい前回といい、いい加減ブログ名もキモオタの戯言部屋とかにしたほうがいいんじゃないか?とか思いもしますが…

そんな話は今どうでもよくて…

 

本当にずるかった。

完全にユネがtrueでメインだろうなって思ってたから余計に騙された…

正直全然疑ってなかったし…

いや、気になる点はいくつかあったけど犯人ではないなって…

最初のルートでえっちシーンなかったり、やけに好感度高かったり…

前者は絵画の分岐どれからやればいいんやってなって某部屋覗きに行った時にサクヤendがまだ別にあるってわかってたからそっちであるのかなって思ってあんま気にしてなかったし(よく考えるとここで察するべきだった)、後者はもしかして一緒にループしてる?ってとある方にニヤニヤされたときに思ったけどかわいいからいいや!ってなったし…

というか他に怪しいのがリリィ先生、リンカ、学長、ギドウっていてこっちのほうが疑い強かったから気にしなくなっちゃったし…

そしたらまさかサクヤとユネのダブルtrueなんて…

いや、ほんとずるい(これしか言えない

騙されてたんか?ってまじで落ち込んでたところにあのシーンはほんとダメ。

ボロボロ泣いた…

本当にいい話だった…

ほんとは細かい感想とか書きたいんだけど、ここまで書いてきた感情が強すぎたのと、まだユネendもアフターも読んでないからね…

というかなんならアメグレ記事自体書く予定がなかったんだけどネタバレありでこの感情を吐き出せる場所がここしかなかったんや…

うん。ここはいい場所だ…

ということで今の僕には「キスをする」以外の選択が見えないので、アフター読んで落ち着いたらユネendも読もうかな…余談だけどこういった感情になったのすげー久しぶりな気がする。エロゲ始めたての頃は1ルート終わるたびに裏切るみたいで別のルート行けねぇ…ってなってたけど。最後にこの感じになったのはひこうき雲の瑛莉かな。あれを最初にやったんだけどしばらく他に行けなかった。(その後ちゃんと全ルートやってます)それ以降はだいぶ割り切れてやれるようになってたはずだったんだけどな…前回のぬきたしでも奈々瀬めっちゃ好きだったけどすぐtrue行けてましたし。

まあそれぐらい強い作品ってことですね…

 

追記

ユネend読んできました〜。しばらく読めないとは。いや、今までの傾向からすぐ終わるのはわかってたし、ズルズル引き伸ばしてやらないよりは心を鬼にしてやろう!ってことにして読んできました。ユネもやっぱずっと一緒に乗り越えて来たわけなんでいいendだと思ったんですけど、やっぱり僕はあそこでサクヤを切り捨てれないなっていうのは思いました。あそこで真実を、想いをぶつけられて切り捨てるということは僕にはできません。まあ僕がサクヤのことが好きすぎるだけかもしれませんが。また、もし順番が逆だったら、サクヤより先にユネに想いをぶつけられていたら、そちらを切り捨てることも僕は無理だったと思います。声を、身体削ってまで共に歩いてきたユネ。そんなユネをやはり僕は切り捨てられません。つまり、先に想いを伝えてくれた方に流れてるだけかもしれません。まあシナリオの都合上逆というのは難しいと思いますが。そして、この2人のどちらかを選ぶ。というのはもっと難しいことだと思います。こういった物語があるからエロゲはやめられませんね。

 

細かい感想は…うーん、たぶん上げないかな。ツイートはするかもだけど。ほんとはここがあーだこーだとか語りたいんですけどね。なんでさっき書いた4人を疑ってたーとかopの歌詞がーとかedのスタッフロールがーとか。まあ、アフター終わって気が向いたら書きます!

ということで短いですけど僕の言いたかったことは言えたんで終わります。

すごい作品でしたし楽しめたので満足。バイバイ!