不完全存在の掃き溜め

物語などについて思ったことを自己満で吐き出す場

『金色ラブリッチェ -Golden Time-』感想【ネタバレ注意】

おばんです。とらっどです。

僕にしては圧倒的はやさで記事上げてますね。

minoriが解散したり、中高生エロゲーマーの話題で盛り上がってますが前者はともかく後者はくっそどうでもいいですよね。定期的に話題になりますが個人的には公言するやつがバカですし、燃えてもバカには1ミリも効きませんし定期的にバカは湧くんだからほっとけばいいものをって思ったり…

うん、あまり触れないでいい話題だったのでやめましょう。

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はい、金恋GTの話をしましょう。こっちの方がよっぽど有意義です。

前作金色ラブリッチェのFDですね。これに関しては色々と思うところがあったんで記事にしようと前からも言ってましたしね。

本題に入る前に1つ。今回はFDということでこれ以降、前作、今作のネタバレがありますので未プレイの人はご注意を。強いてネタバレなしで少し言うならば、前作が気に入って前作のキャラとイチャイチャしたいって人は買っていいかと。そういった面では楽しめたので。

未プレイで気になる人は前作の感想を前半はネタバレなしで書いてるんでこっち読んで興味持ったら買ってくださいな。

 

trad0605.hatenablog.jp

 

 

 

それではこれ以降ネタバレありで書いていきます。

 

 

 

 

 

 

 

ということで書いていくんですが、今回割と言いたい放題言ってるんで不快になったら閉じてくださいな。あと基本理亜ルートの話になってるんで悪しからず。

 

ツイッターや他の記事でも言ってきた通り金恋FDには色々と思うところがあってですね…発表された時の思いとしては…

いや、絶対いらんやろ。

これに尽きますね。

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作中でも触れられてましたが、

いや、いらんやろ。

誰が求めてるんだよ。

あんだけ綺麗に終わった話で何やるんだよ。

ifで理亜が生きてる話とかやったらキレるぞって。

ある程度の固定層はいるけれど、久しぶりに多くの人に評価されたからFD作ったろ。っていう考えが透けて見えて個人的には嫌でしたね…だって普段FD作ってないじゃないですか。いつ以来だよ。

正直買うつもりなかったんですがさかき傘センセがブログで「悩んで、1度は断った」と言っていたので本編を大切にしてくれてるんだなと思い予約することにしました。

一応さかき傘センセのブログ置いときます。

雨が降っても空を見る GT(ごっつ楽しめる)

まあこんな感じで個人的にはうーむ。って気持ちで待ってたんですが実際にプレイした感想としてはFDとしては充分楽しめる作品だったと思います。間違いなく賛否をわけるであろう爆弾を抱えていますが。

とりあえず、爆弾以外の面で評価をすると、もともと前作がキャラゲーとしての出来がいいこともありそれを引き継げていたので本筋に触れない理亜ルート以外はイチャイチャできて楽しめるものでした。最初の方にシルヴィが夕焼けを見て涙するシーンでは「これ前作の世界線の記憶を思い出して泣いてるとかやりださないよな?」とか不安になったりもしましたが。

楽しい日常会話(今回ネタが多かった気がする)

前作同様上手く書かれていたヒロインとの距離感。

昇格ヒロインの城ヶ崎、ミナちゃんもエロかわいかったですし。城ヶ崎はわかりきってたことなんですがミナちゃんが予想以上にえっちでよかったね。

FDとしては充分な出来だったので前作のキャラとイチャイチャしたい人は買っていいかと。

正直アペンドと城ヶ崎、ミナちゃんルートで終わっておけば「いいFDだな。」で終われたと思うんですがね。理亜アペンドに関しては本筋から逸脱してませんし。

ということで今作の爆弾であろう理亜ルートの話へ。

これ皆さんどう思ったんですかね?

まあ多数の人が楽しめたと思うんですけどね。

いや、まあ悪くはないですよ、悪くはないんですが…

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これを否定してほしくはなかったですね…

あの金色を否定しないで欲しかった。それに尽きます。

別の色を見つけてしまった。

自分の子どもという新たな可能性を見つけ、それと引き換えに死を覚悟した理亜。そこまではまだいいんです。ただ、言い方悪いですが赤ちゃんのみ生還の方がまだ良かったと思います。理亜の覚悟はなんだったんだ。無印で決して涙することのなかったシルヴィを泣かせた意味はなんだったんだ。どうしてもご都合主義だと思えてしまう。

誰も死なず、央路と結婚し、子どもも産まれみんな幸せハッピーエンドです。

ですがこれを前作でやっていたら?間違いなく名作にはなれなかったはずです。

前作であの終わり方だから今回出来たんだろって言われたらそうかもしれません。

確かに付き合い方から何もかも別の可能性の話です。それでもやはり僕はあの金色の物語の方が良かったと思うのでどうしても蛇足だと思ってしまいます。

 

そして例のCGの話を少し。

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ここで前作の金恋記事の僕の文を引用します。

 

でもね、正直な話、このCGを出すなら理亜ルートでやってほしかったです。クリスマスの前あたりにでも入れてほしかった…もしくはひこうき雲のラストのように写真という形でどこかで見つけたりしてほしかった気はします。そうでないと納得できないからですね。このCGはもしかしたらの可能性の話なのか、箱がループしていたからこんな未来もありえたという話なのか。私がこのCGをルート上で出してほしかったのはこれは本当に理亜なのかという話になるからです。これは本当にあの時間を共に過ごした理亜なのか。平行世界やifの可能性の理亜なのか。この平行世界やifの理亜というのは、共に時間を過ごした理亜とは別人だという思いがあるからです。

このような考えがあったのでこの理亜を最初は素直に受け入れることができませんでした。

あとはやはり少し言い方が悪くなりますが、死んだ人は死んだままでいないとその死が無駄になってしまうと考えているからです。その死を乗り越えてこその感動があると思うからです。もし生きてあのCGのような結末があったとしたらやはり今回のような感動はなかったと思うし、それはやはり別の物語になってしまうのです。

私が読んだのは最初は主人公を拒絶し、それでも残りの時間を共に歩むことを決め、最後の時までかっこよく生きた理亜であるのでルート上でCGを出してほしかったです。もしくは日付を明記して理亜がまだ生きていたころの話だとわかれば、このCGでももっと泣くことができたと思います。

 

今作の理亜ルートを読むに、上のCGが前作段階では別の可能性の話だったってことで確定でいいんですかね。そうなるとやはり僕はこのCGでは泣けません。今作でこのCGが出ていなければまた違ったと思いますが。なんなら出さない方が(ry

ある意味で前作の文句言ったところに答えてくれたって捉えることもできるんですけどね。

まあ、引用してある通り別の可能性の話だったね〜で流してしまうのが一番いいんでしょうけどね。

最後にシルヴィが言っていた通り今回は涙なしで大丈夫だったね。これで終わるのが一番だとは思うんですがどうしても色々考えてしまいます…

 

色々と言いましたが基本的にはFDの出来には満足しています。イチャイチャできましたしえっちでしたし。ただまあ賛否ありそうだなあとは思いました。僕が深く考えすぎなだけかもしれませんが。

何かあればコメント、twitter:@trad_0605までお願いします。不快になった方がいたらすみません。

今回は短いですがこれで終わろうと思います。

次回はリクエスト頂いたはつゆきさくらの予定です。では!

『さくら、もゆ。 -as the Night’s,Reincarnation-』感想【記事後半ネタバレあり】

どうも、とらっどです。

初めてこのブログに記事を上げてからちょうど1年ですね。ということで1年前と同じ話題を。僕の去年のバレンタインは1人でエロゲを購入して終わってますが今年の僕のバレンタインはどうだったっけ…

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ということで、はい。さくら、もゆ。をやってました。なんも成長してないなこいつ。

予約していて発売日に受け取っていたんで本当はもっと早く完走するつもりだったんですが体調を崩して入院点滴ルートを攻略していたんで遅くなってしまいました。

まあ、そんなことはどうでもよくてですね…

いやー、凄かったねさくら、もゆ。

本当に凄かったしか出てこない…

完走した時におもしろかったとかよかったよりも凄かったっていうのが一番に出て来たよね…

いろセカのライターの漆原センセってことで期待はしてたんですが期待値以上でした…

じゃあ、どこが凄かったん?って話をいつも通りネタバレなしでしていきましょう。

 

www.favo-soft.jp

 

未プレイの人はあらすじやキャラ紹介は上で確認してきてね。

 

それでは行きましょう…

の前にあらすじの後半部分のワクワク感凄くないですか?情報公開されて見た時めっちゃワクワクしたの覚えてます。体験版やりたい気持ちを必死に抑えてた。(基本的に一気に読みたいので予約した作品は体験版やらない主義)あとopもすげーワクワクしますよね!未プレイで気になる人はぜひopも見てみてくれ。

まあこんな感じで漆原センセ、あらすじ、opとどんどん楽しみな要素が増えていくのと同時にハードルも上がっていったんですが軽く跳び越えてきましたよね。本当に凄かった(n回目

 

いい加減本題に入りましょう。

ルートは姫織、千和、ハル、クロの4つ。

プレイ時間は40時間ぐらいですかね…?40はちょっと盛ってるかもしれませんが。まあ、プレイ時間に関しては毎回正確に測っているわけではなくて、自分のツイートを遡ってそこからプレイした日と時間を思い出す感じで推測してるんであくまで目安程度で。うん、長い!!読んでいてボリュームを感じましたし、久しぶりにこのレベルで長い作品読んだ気がしますね。

僕の攻略順は姫織→千和→ハル→クロでした。理由としては

姫織→残った

千和→ショートカット貧乳後輩とめちゃくちゃ好きな属性なんで残したい

ハル→opとか見て泣けそうだから残したい

クロ→絶対真紅ポジだし本命

って感じで決めました。ハル、クロルートに関してはロックがかかってるらしいので姫織or千和→姫織or千和→ハル→クロの択しかないみたいですね。僕の場合攻略順ってプレイ前にサイトやop見て直感で決めてるんですが今回はドンピシャでしたね。これからやる人も姫織→千和→ハル→クロの順でいいと思います。姫織と千和を比べた時に千和ルートの方がルートの完成度が高かったのでまあ後に残すのが無難かなと。好きな食べ物を先に食べたい派の人は千和先でもいいかもです。

 

シナリオ

文句なし!圧巻でした!…

これしか出てこない…

終了!

というわけにもいかないので真面目に話をするとですね、本当に素晴らしかった。あそこまで長く複雑な話を綺麗にまとめあげたことに拍手しかない。また、いろセカでは真紅以外のルートが正直うーむ。だったんですが今回はどの個別のレベルも高く何度も泣かされました。なんなら個人的に泣きという点の瞬間最大風速が一番強かったのは千和ルートのエピローグだったまである。構成、伏線回収、メッセージ性、個別ルートの完成度と扱い、終わり方、どれも本当に素晴らしかった。全体のシナリオという視点で見た時にこれを超えるものはないんじゃないかと思えるレベルの完成度だった。強いて不満点を上げるならテキストと時折わかりづらい部分があった点ぐらいですかね。人によっては冗長に感じるテキストと読んでいてあれ?これ誰の話?ってなったりする場面があった点ですかね。前者は僕も所々「くどいな」って思う部分もありましたが話が面白くなってきてからはあまり気にならなくなりました。後者は一応読み進めるとわかるんですが物語が複雑なこともあり話の中心人物が急に変わったりして個人的に少しわかりづらいと感じることがありました。テキスト気になる人は体験版やってみるのもいいかと。あと、誤字が多かったかな?文量多いからそう感じただけかもだけど。

まあこの辺の不満点が気にならないレベルで完成度の高い物語でした。本当に素晴らしい物語なので気になる人、迷ってる人はぜひ買ってください。歴代のシナリオゲーでもトップクラスでした。

 

CG

CGはもちろんなんですが今作は背景も綺麗でしたね。いろセカの時も背景綺麗でしたしね。ただ今回は結構独特な背景なんですよ。でもそれが世界観とぴったり合っていてめちゃくちゃ綺麗でしたね。

 

音楽

op、edはもちろんbgmも良かったですね。本当にどのbgmも良くて世界観作りに一役買っていました。個人的にいいシーンで流れるbgmはもちろん、戦闘で魔法使うシーンのかっこいいbgmとか好きでした。あと輪廻arrangeが好きすぎてクリア後ずっと聴いてました。

 

余談なんですが名作のCGや音楽って良かったしか感想が出てこない…だからどういったCGや音楽が本当の意味で良かったと言えるんだろうって考えてみたら、今作みたいにクリア後にも聴いたり見直したくなったりするbgm、CGが本当の意味で良かったと言えるものなのかなって。あとは今作みたいに背景やbgmが世界観作りにすごくいい仕事をしてる作品とかですかね。

 

 

キャラ

魅力的なキャラが多すぎる!ルートあるキャラもないキャラも全員に泣かされたんじゃないかってレベルでよかった。一番好きなキャラを選べと言われても選べない。この辺もっと触れたいんだけどネタバレになるから触れられない…

 

総括

個人的には文句なしの名作でしたね。そして書きたいことはシナリオのところにほとんど書いてしまって書くことがない!というか僕の力量ではネタバレなしでこれ以上書けない!だからみんな買ってくれ!

これは間違いなく名作だ。長い長い物語かもしれない、苦しいことの方が多いかもしれない。実際僕も読んでいて「なんでこんなツライんだ」って思うところもあった。それでも読み終わった時には本当に良かったと思えたし、凄いと思った。色々な人の想いに触れて何度も泣いた。

"これは、あなたの人生のための物語だ"

"愛"と"勇気"の物語だ。

 

こんなことしか書けませんがこれでネタバレなしの感想を終わろうかなって思います。いつもより短い気もしますが…まあ今までが長すぎたというのと、この作品をネタバレなしで語る力量が僕にはなかったということですね。とにかく本当に素晴らしい作品だったんでみんな買ってくれ。歴代のシナリオゲーでもトップクラスだと思えるレベルだったから。

あともうひとつ、この辺の評価点数化した方がわかりやすかったりしますかね。その方がわかりやすいって思う方がいたら連絡くださいな。

 

ということで、ここからはネタバレありで感想書いていこうと思います。未プレイの方はここまで読んでくださりありがとうございました。クリア後にまた読みに来てくださることを待っています。

何かあればtwitter:@trad_0605かコメントまで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よし、ここからは好き放題書いていこう!

ここまで書くのに凄い時間がかかった…文量は今までよりも確実に少ないのに今まで以上に時間がかかった…書くのが本当に難しかった…

本当は読み終わった時に「いや、これ感想記事書けないわ」って直感で思っていたんですがネタバレありで語りたいって想いが強かったんで書くことにしました。それならネタバレなしの部分書かなければいいのでは?って思われるかもしれないですが…いや、他の記事で「ネタバレなしの感想読んで買いました!」って言われてしまったら書く意味があるんだなって思えたから書くしかないじゃないか…ってなって書くことにしました。

前読んだ本にあった

「語りたい思いは次々と内からあふれ出るものの、その思いにふさわしいことばが見つからない時、人は"ことば"の限界を知り、"語る"ことの空しさを感ずるに違いない」

というのが今の僕にはぴったりです。まあ記事書いてるといつも思うことではあるんですが。

さて、こんな話はどうでもよくて…

ルートごとに感想まとめていきましょう。

 

共通

 

あのね!あのね!十夜がね、かわいいんだよ!

 

以上!

 

え?悪ふざけはいらないからまじめに書けって?

 

十夜と一緒にお風呂入ってるっていうのにCGないのが許せなかった!

 

以上!

 

まじめに書いてこの辺ですね。

共通の感想ってどの作品もこんなもんじゃないです?世界観と誰がかわいいがわかれば共通の役割としては十分でしょう。一応言っておきますがロリコンってわけではないですよ。うん、ほんと。

ということで、特に語ることもないんで個別へ

 

姫織

この作品の凄いところが個別ですよね。ヒロインの話があってさらに+αで他の人物の話があって何度も泣ける。まあその分長くなるんですが。そして姫織ルートでは十夜の話があったんですが…

ボロボロ泣いた…十夜の気持ちを考えるともうダメだった…

姫織ルートに入っているのかさえハッキリしていない段階の話で泣いてしまった。最初これ僕がクソザコ涙腺なだけなのかと思ったけどtwitter見たらみんな泣いてそうで安心したよね。そしてこの時点でもうルート1本分の満足度があったのにここから姫織の話でさらに泣ける。姫織ルートに限らず、どのルートも"家族"の話というものが主にあるので本当に泣ける。ラストのナナちゃんと姫織が話すところとか泣きまくった。

 

千和

エピローグで僕の中で100点になったルート。

本当に文句がなかった。

エンディングで一安心してたらエピローグで「え?こんなつらい終わり方すんの?このまま終わったらキレるぞ?いや、でもこの2人は幸せだったのかな…」とか色々考えてたらナハトで号泣した…こいつまじでかっこよすぎる…何回僕を泣かせる気なんだ…あかん、思い出したら泣けてきた…(これネタとかではなく真面目に涙が溢れてるんですが思い出し泣きって僕の涙腺がクソザコだからなんですかね?それとも皆さんもこういうことあります?)

最後の最後に積み上げてきたものでぶん殴られた。こういった泣き方ができる物語はとても好き。

ナハトだけでなくソルや遠矢もかっこいい…

エロゲで男キャラで泣ける作品は名作。

あとこれは僕の涙腺がクソザコだからだと思うんですが、夜の世界から追い出されてもうダメだって時にクロからかかってきた電話で泣いた。安心したのか何なのか泣けてしまった。姫織ルートではそうでもなかったんですが千和、ハルルートではピンチの時にクロが出てくるだけで泣いた…

構成、キャラ共に素晴らしいルートだった。

 

え?みんな中がk…これ以上はいけない。

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ハル

さあ、引き金を引け。

たったひとりの君を救うため。

俺は。

俺は何度だって、散りゆくのだと

 

まさしくあらすじのまんまだった…

完全にクロルートのことだと思っていたから「え?この話やっちゃったらクロルートどうなるん?」ってなりました。まあこのあらすじ他にも当てはまってますけど。

色々と盛りだくさんのルートでしたよね。

女装したり女装したり女装したり智仁に泣かされたり。女装したり。

主人公が女装するゲームは名作。

わかりきってたことなんですが智仁かっこよすぎますよね…智仁にも何回泣かされたことか…男キャラで泣ける作(ry

そして、ハルの話。

凄すぎた。この話単体で見ても強いのにグランドでさらに強くなる。他のゲームでみたらこれがグランドでいいんじゃない?ってなるレベルでおもしろかった。グランドやった後に読み直したくなって読み直しちゃったよ。個別の中だと読んでて一番つらかったけど…(ハルの過去はもちろん、大雅の未来、残されたあさひさんや十夜、クロのことを考えると読んでいて本当につらい話だった)それでも最後まで読んで本当によかった。ハルが自身の足で幸福を掴みに行ったのもgood。ウエディングドレスのとことか「いや、これ絶対ウエディングドレス着てるわ、CG来るぞ」ってわかってても涙出てきたもん…本当にすごいルートだった。

 

クロ

大本命。

クソザコ涙腺すぎて他のルートでクロが助けに来てくれるたびに泣いてたので本当に楽しみなルートだった。

これを読み終わった直後に出てきた感想が「すごい…」だった。

読み始めてすぐに、ハルを救えなかった世界線の話ならハルルートに引き金を「引く」「引かない」の選択肢入れてハルとクロ分岐したら面白そうだったなとか思ったのがバカだった。そんなスケールじゃなかった。

この最後のルートでこんな話広げて大丈夫なんか?とか思ったのも無意味だった。全てがうまく繋がりすぎていた。

2ndOPを初めて見た時は今までやったどのエロゲよりもワクワクした。クリアした今でもずっと見てる。

何もかもが想像以上でそれを全てまとめ上げたことに拍手しかない。

全てが芸術的なほどに上手く繋がりすぎていた。

本当に長い長い物語だった。どうしてこんなつらいことばかりなんだと思った。そんな中で多くの人の想いに触れて数え切れないぐらい泣いた。

ふぁぼの作品はどれだけつらくてもそれ以上に優しさがあるからいいですよね。

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みんながまだ出会っていないこれから出会う予定だった少年を助けるために集まってくれたことに泣いた。真っ先に智仁が来た時はボロボロ泣いた。

少し脱線しますが「何かを犠牲にしてまで手に入れられたものに、本当の価値はあるのだろうか。」この問いの答えは本当に難しいと思います。この物語でも本当に多くの人物が何かを犠牲に何かを救ってきました。時には命を犠牲にしてまで。この犠牲の難しいところは救われた側です。救われた側が自分の命は誰かの、大切な誰かの犠牲の上で助かったと知った時にのうのうと生きていけるのだろうか。かといって救ってくれたことを否定できるだろうか。この犠牲の形は作品内でも多くありました。姫織やソル、ハルはもちろん少年に助けられた大雅とましろ、そしてクロ。様々な形で描かれてきました。犠牲は正しいのかそれとも間違っているのか。正直なところこの問いに正しい答えはないでしょう。ですがこの作品では一つの答えが書かれていたと思います。

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自分たちの幸福を願ってくれた人たちの犠牲、想いは受け入れる。それに応える必要がある。ハルの事実を話した時に大雅が少年にも言ってましたね。きっとこれなんだと思います。個別でみんなを救い、幸せにしてきた少年。そしてただ1人救われていない少年に幸せになってほしい。そう言った想い。これがあったから最後のハッピーエンドを受け入れられた。そんな気がします。僕だけかもしれませんが。

 

ルート内に話を戻しましょう。

長い長い絶望を乗り越えてようやく2人が結ばれたと思ったのに…なんでこんなつらいんだよ…ってそんな時に…
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ナナちゃん…

もうナナちゃんが出てきただけで泣いた。安心したんでしょう。どうにかしてくれるって思ったんでしょう。もうここからはひたすら泣いてました。

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あさひさん…十夜…

かっこよすぎるよ…

そして真実を知ってさらに泣いて…

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クロ…クロ…

最後のページCGか何かで見たいなって一瞬思ったけど、ここまで読んできたじゃないかって思ってそんな思いはすぐに消えた…
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僕「あ、あああああああああああああああああああ…!」

 

ボロボロ泣いた…

OPやサイトに公開されていたCGで泣けるというのはいいものですよね…クリア後に好きなCG選べって言われたら上の1枚と

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これを選びますね。

この作品が世界に生まれてきてくれて、本当に、よかった。

 

本当に素晴らしかった。

エピローグも最高だった…

本当に文句がなかった…

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サマポケの時も言ったと思うんですが、グランドと個別が関わりあっているのいいですよね。グランドある作品って個別がどうしても完全に別物になりがちなんですが読み手と同じで覚えていてくれたり関わっているのは嬉しいです。

 

すごかった。素晴らしかった。文句がない。本当にこれしか言うことがないので記事は書けない、書かないつもりでいたんですが、

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素晴らしい作品ならば書くしかないと。書きたいという気持ちがあったので書きました。

あと、ツイッターで上げる上げる言って全然上げなくてすみません。何度か書きましたがこの作品が凄すぎて僕の中でうまく消化できてなくて書けずに手間取ってました。ハルとクロを読み直してようやく書くことができました。それでも今回短いですね。まだまだ実力不足です。まあ大事なのは気持ちなのです!

そんな僕に言えることは

本当に素晴らしい作品をありがとうございました。

今の気持ちを表せる方法は、道具は、言葉は、ここには、このブログにはないだろうけれど。でも私の中には、それはあるんだよ。このブログを君が読むそれを合図にしよう、そうすれば全部元どおりになるはずだから。それでもね今日、ひとつだけ自分の気持ちについてわかったんだよ。大好き。私、さくら、もゆ。のことが大好きだよ。

 

これに尽きます。(2nd OP見まくってたらセリフ覚えてしまった)なのでFDを…FDをね…いろセカのように続いていくことを願っています。今回は短かったですがここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございました。次は金恋GTかな?なにかあればコメントかtwitter:@trad_0605までお願いします。

ばいばい!

【雑記】2018年にプレイしたノベルゲームまとめ+おまけ

1ヶ月ぶりです。とらっどです。1ヶ月です!(大事なことなのでry

このブログを立ち上げた当初の目標通りの1ヶ月1本が立ち上げてもうすぐ1年経つといったところで初めて実現されそうです。

さて、今回は2018年にプレイしたノベルゲームまとめということで…

え?これ去年の内に書くべき内容じゃないかって?

もともと去年はプレイ本数が少なかったってこともあり書くつもりなかったんですがベストエロゲの結果眺めてたらなんとなく書きたくなったので…

去年プレイした作品はベストエロゲやとある方のタグの企画のためにまとめてたしちょうどいいなってことで今回書こうと決めました。一緒に去年読んだ本もまとめようかと思ったんですがあまりにも多くなりそうなのと把握するのがめんどくさ(ry…大変なのでやめました。雑記しか上げてない気がするけど気にしない。去年僕がプレイした作品であって去年発売のゲームとは限らないのでよろしくお願いします。

 

さて、それでは書いていきましょう。おそらくプレイ順になってるはず…後から漏れに気づいたら追記します。

 

1.金色ラブリッチェ

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発売は2017年12月ですが話題になって買ったので僕の場合去年の1月。なんかまたサガプラが変なとこ狙い撃ってるなって思ったらまさかの号泣作品。ぼろっぼろ泣いた。

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発表された当時こんなこと言ってたけど期待以上だった。キャラ、bgm、cg、シナリオ、えっち、どれも高水準で個人的2017年ナンバーワンエロゲ。細かい感想は記事書いてるんでそっちを見てくれ。あと2月にfdがでるのとfdについても色々と思うことがあるのでプレイして感想記事上げます(逃げ場を無くす)

オススメなのでみんなやろう。

 

2.WHITE ALBUM2 extended edition

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既プレイ作品だったけど付いてくるボイスドラマ等目当てで購入。これからホワルバ2に触れる人はこれがオススメ。これエロゲでやる話か?という内容でありながらエロゲ史上最高傑作と名高い作品。読んでいてツライのにおもしろい。エロゲーマーなら一度はやるべき作品。みんなやろう。

ちなみに僕はかずさ派です。あと千晶のノーマルエンド好きなんだけどわかる人いない?

 

3.処女はお姉さまに恋してる〜3つ星のきらめき〜

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女装ものの先駆けおとぼくシリーズの3作目。

1、2よりは少しシナリオ面では劣ってしまうが(期待値が高かったのもありそう)おとぼくワールドは健在なので楽しめた。

みんなやろう。と言いたいが女装もの、シリーズもの、しかも1が今やろうとするとどうしても古いと感じてしまう気がする。女装ものが好きな人、興味がある人は是非1からやってほしい。

 

4.RIDDLE JOKER

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なんだかんだ買ってしまう天下のゆずソフト。貧乳パッドヒロイン、妹キャラがいると知った時点で予約してしまった。パッドヒロインですよパッド!今までプレイしてきたエロゲで見たことなかった。僕は貧乳を気にしている女の子が大好物なのでパッドヒロインというだけでプラス5億点。よくやったゆず!サンキューゆず!さらにcv沢澤砂羽。僕は沢澤砂羽大好きオタクなのでこれまたプラス5億点。そう!つまりこの貧乳パッド沢澤砂羽ヒロインだけでも買う価値がありまくりなのにさらにどすけべボディのオナニー義妹。僕はどすけべボディもオナニーキャラも好きなのでこの2つでプラス10億点。さらに僕の中で最強の妹キャラ。プラス10億点。ちなみに僕は実妹、義妹、妹分。どれも大好物です。

こんな最強のヒロインが2人もいるのに加えてお姉さんキャラ、黒髪ロング遥そら、後輩キャラまで付いてくる!

つまりRIDDLE JOKERは最強。

みんな買おう。

 

5.母性カノジョ-子宮 帰還編-

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おりょう先生の絵が好きなのと子宮帰還編というパワーワードに釣られて思わず買ってしまった。どえっちでした。先輩社員なのに年下というのも個人的にポイント高い。

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カノジョの呼び名を選択できたり仕事を頑張るという選択肢を選ぶとバッドエンドに行ったりと徹底的にママァ…ってできる作品。

みんな買おう。

 

6.STEINS;GATE0

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ゼロのアニメを2話ぐらいまで見て、くっそおもしろそうやんけ!続き気になるから買ってやったろってなってアニメ放送中に買ったやつ。個別は少し短かったりもったいないなと思うことが多かったが本筋はくっそおもしろかった。少数派だろうけど個人的に無印より好きだった。無印ファンなら楽しめる作品。

無印を買ってプレイしてからみんな買おう。

 

7.STEINS;GATE

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タイムリープもの全年齢シナリオゲー。アニメで話の内容は知ってたけどゼロやったしこっちもやろって買ったやつ。アニメでは描かれなかったおかりんの選択が見れて楽しめた。余談だが無印、ゼロ共にところどころアニメが原作を上回っていると感じた数少ない作品でもある。(アニオリや挿入歌のタイミングなど。)基本的に原作至上主義な人間だがシュタゲに関しては本当にアニメも素晴らしかったと思っている。なので興味あるけどpcゲームに手を出しにくいという人はアニメでもいいし、なんならスマホ版も出てたりする。

アニメを見た人もそうでない人もみんな買おう。

 

8.君と目覚める幾つかの方法

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navelの何年振りだよってレベルでのつり乙シリーズ以外の新作。ちょっと物足りない部分もあったが最初から最後まで楽しめた。まじめなbadエンドやまじめなえっちシーンやってたりと少し驚いたりも。(この辺の意味はつり乙やっていたらわかるはず。決してつり乙が不真面目というわけではないです。)

僕もかわいいオートマタと暮らしたい。

みんな買おう。

 

9.DOKI DOKI Literature Club!

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通称ドキドキ文芸部。外国の自殺した少年がプレイしていたと話題になっていたのでプレイ。(自殺と直接関係あるかは不明)

これに関しては年末もツイートしたが本当に素晴らしかった。造り込みがすごく、プレイしていてただただ楽しかった。ノベルゲームの新しい可能性を感じることもできた。これほどの作品を無料で公開している作者さんには拍手しかない。最後のメッセージも素晴らしい。

本当に素晴らしい作品、なおかつ無料なのでみんなやってくれと言いたいところだがホラー、グロ要素があるので耐性がない人はやめておいた方がいいだろう。ただ非18禁ということもあり歴戦のえっちゲーマーには少し物足りないぐらいだと思うので是非やってくれ。(すばひび完走できた人なら余裕だと思う。)

steamにあるのでホラー、グロ耐性がある人は是非。

 

10.Summer Pockets

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もうこの作品に関しては散々語ってきたから今更語ることはない。詳しくは感想記事の方を読んでくれ。文句なしの去年ナンバーワン作品。

全年齢かつスマホ版も出ている、さらにswitchでも出るらしいので普段アニメしか興味がないオタクもやってくれ。スマホ版だと1ルート無料だから無料分だけでもいいからやってみてくれ。そしておもしろいと思ったら全ルート買ってくれ。わからないことがあったら聞いてもらって構わないし後悔はさせないから。

全人類やってくれ。

 

11.素晴らしき日々FVHD版

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こちらもwa2同様既プレイだったが追加ルートのために購入。「語りえぬものについては、沈黙しなければならない。」ということで書くことはありません。

 

というわけにもいかないと思うので少しだけ書くと、人によってはキツイだろうけどエロゲ界屈指の名作だからやってくれ。どう人を選ぶん?って言われるといじめ、リョナ、クスリ、グロ、ホラー、百合、ふたなり、露出、獣姦などなどやりたい放題。僕も初めてやる時はそうとうキツかった…それでもそれを乗り越えた先にこの作品の意味がわかるのでやってよかったと思えた作品だった。キツイのは前半部分だけなのと、この作品を完走できると大体の作品に耐性ができるので苦手な人も勇気を出してやってみる価値は十分にある作品。文句なしの名作なので上記のものが苦手ではない人、苦手だけど勇気を出してやってみるかという人は買ってみてくれ。

 

12.はるとゆき、

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フォロワーさんからオススメしてもらって買った作品。こちらも金恋同様どれも高水準にまとまっていて完成度が高かった。本当に完成度が高く、シナリオも良く、えっちだし泣ける作品なのにやってる人を全然見かけないのがとても悲しいので全人類買ってプレイしてほしい。まじで。

 

13.お姉さん×SHUFFLE! ~ともだちのお姉ちゃんのエッチな体。~

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アトリエかぐやの作品が10本1諭吉で買えるというセールをやっていたので思わず買ってしまった内の1本。なお今回は一緒に買った他の9本は省略するので悪しからず。基本的に「えっちだった。」しか感想が出てこないのと僕の性癖がバレ…じゃなく、ここから9本分も僕の性癖の話が続くのはどうかと思うので今回はツイッターで見かけ、買うきっかけとなったお姉さんshuffleのみの紹介にしようかなと。うるせえ、いいから全部書けやって言われたら追記します。

さて、今まで数えられるほどしか抜きゲーをやっていない(てにおはシリーズ、sisters、ポンコツアクマ、母性カノジョのみ)僕ですがこれはとても良かったですね。自分そっくりの友達と入れ替わって友達の姉とえっちするんですが、姉視点だと実の弟と、自分視点だと友達の姉とえっちしているという背徳感がとてもいい…あと自分の息子が2つに増えて二穴えっちするのは笑ってしまった。(えっちだった)あとハーレムもあるぞ。本当はもっとこのシーンがよかった等語りたいがただの性癖垂れ流しになるのでここまでにしよう。(既にリドジョで垂れ流してないか?とかは聞こえない。)

めちゃくちゃえっちなのでみんな買おう。

 

母性カノジョの時もそうだが選択肢の話や息子が増える件はネタバレでは?って言われたらそうかもしれないがそもそも抜きゲーだし、それらがシナリオ面で重要な内容だったかと言われると違うので許してくれ。文句言われたら消します。(というかこういったことを少しでも書かないとえっちだった…しか出てこないのとただの性癖暴露大会になってしまうので許して)

 

14.キミトユメミシ

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公式が無料で配布していたのでプレイした作品。ギャグゲーですね。頭を空っぽにして楽しめたと同時にうるっとくる話もあったり。少し物足りない部分もあったが無料だったので満足。みんなやろうと言いたいがこの手のギャグゲーはノリが合う合わないがあるので体験版などで確認してからプレイするのをオススメする。たしかもう無料配布は終了したはずなのでみんな買ってプレイしよう。

 

15.てにおはっ! 2 リミットオーバー ~まだまだいっぱい、エッチしよ?~

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友人に勧められたのがきっかけで追っているシリーズ。個人的に2より1の方がよかったなって思ってたけど結局買ってしまった。この辺を語ると性癖の話になるのと長くなるので省略。

まあなんだかんだ安定のてにおはクオリティでえっちでした!!

抜きゲーなんてものは股間に従うものなので股間にきたらみんな買おう。1と2に特に関連性はないのでどちらからでも。2以降はアブノーマルなプレイが多いので個人的には1を勧める。

 

16.戯画ロイヤルスウィートコレクション

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こちらも既プレイの作品が多いがパルフェの追加ルートのために購入。追加ルートはまだやれてない。去年にプレイした作品とは。まあインスコ既なのでセーフ。wa2のライター丸戸の名作パルフェ含め色々な作品が入っているのでオススメ。パルフェのために買うだけでも価値がある。

みんな買おう。

 

 

以上16本+αが去年プレイした作品でした…

 

ぬきたしやアメグレは?!

 

まだやれてないです…前回の謝罪記事にも書いたんですがリアルが忙しかったんや…ただようやく落ち着いてきたんでそろそろぬきたしやりたいと思ってます…だから店頭で販売してくれ!!パッケが欲しいんや!!って状況なんで見かけたら買ってプレイしますとも。

あと少し物足りないって具体的にどこが物足りないって感じたんやって聞かれると個別のここがこうだのあそこのシナリオがああだのどうしてもネタバレが含まれてしまうのでこれ以上は書けないなって思った結果あえて詳しく書いてないので悪しからず。それお前の力不足やろって言われたらなんも言えないです…ネタバレなしで書くのって難しいですね(定期

 

次は金恋GTの記事を来月…いや来月末に買ってプレイするとなると再来月になる可能性が高いのでその前に何か1本上げたいですね。こういった記事を書いてくれっていう声も受け付けているんでコメントかツイッター@trad_0605までお願いします。それ以外も何かあればコメントツイッターの方にお願いします。

 

それでは次の記事でお会いしましょう。ノ

 

 

 

 

 

おまけ

せっかくなので個人的に今年楽しみにしている作品も書こうかなって時間ある方はこっちも読んでいってくださいな。

 

 

さくら、もゆ。

ふぁぼの新作。いろセカの漆原先生の久しぶりの作品なので期待。opからワクワクが止まらない。

購入確定作品は体験版やらない主義なのですげー気になってうずうずしてる。なんだかんだふぁぼ作品好きなので明後日がとても楽しみ。

 

金恋GT

金色ラブリッチェのfd。うん。色々と思うところはあるけれどとりあえず予約した。この辺は記事にする予定なので割愛。どうなるんかね…

 

スタディ§ステディ

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一番右の娘の脚を見た瞬間に購入確定したま〜まれぇどの新作。

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ゲームはやったことなくても一度は見たことがあるであろう例の名言を生み出したメーカーだ。脚からえっちパワーが溢れ出ているので本当に楽しみだ。

 

HARUKAZE新作

ノラとと2がとてもおもしろかったのでこれまた楽しみな作品。冬コミで公開されたものを見るとHARUKAZEが真面目な雰囲気だ?!と思ったが冷静に考えるとどうせふざける。そこが魅力なんだもの。ただノラとと2はシナリオ面も本当によかったのでシナリオで殴るゲームも作れそうな気はしてる。なにはともあれとても楽しみだ。

 

まいてつ続編

これまたとても楽しみだ。無印まいてつではほぼ毎月無料でえっちシーンが追加されたりとメーカーがとても頑張っているので応援している。

 

流星ワールドアクター

衣笠の新作。衣笠トモセの新作はどこいった?と思ったがまあ衣笠がエロゲに戻ってきてくれたので許す。ところでよう実と並行して進めてそうだけど今年中に出るのだろうか。今月の新刊によう実のペース落とすとも書いていなかったし。まあとにかく楽しみだ。

 

サクラノ刻

うん。いつ出るんだろう。多分今年も出ない。シナリオが終わってないということはここから収録等が始まるので来年、再来年になりそう。東京五輪とどっちがはやいかなぁ…とにかくいつまでも待つから出してくれ。

 

と思いつくのでこの辺でしょうかそれでは今度こそこの辺で。

バイバイ!

【雑記】謝罪と感謝

みなさんお久しぶりです。

2018年も終わるというのにサマポケ記事以降何も上げずに終わるというのはどうなんだと思い、この記事を書くことにしました。

ということでまずは謝罪から。

 

サマポケ記事以降何も上げずにいてすみませんでした。

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僕の実力不足です。

 

少しだけ言い訳をさせてもらうと実家の方がドタバタしていたのと年末の仕事の忙しさがあり10月以降なかなかえっちゲームができていなかったというのがあります。今年の名作と名高いぬきたし、アメグレのほうもまだプレイできていない状況なのでなかなか書く題材がないなと…書く題材がないって言ってるけど何本かえっちゲームやってたし、昔やったゲームでもええやんって言われると言い返せない気がしますが、基本的に何かしら感銘を受けた、発売前から個人的に期待していた作品に関して思いをぶちまける場としてブログを始めたのでプレイした全作品の記事を書こうとは思っていませんでした。また、過去にプレイした作品に関してはうろ覚えになっていたりするのでちゃんとしたものが書けないと思っていたので書こうと思いませんでした。ただ、今思うと何も上げないよりは絶対に書いて上げた方がよかったなと思っていますし、書こうと思えば書けたはずなので何かしらを感じた作品でないと書けないというのは本当にただの実力不足ですし、申し訳なかったです。なので仕事が落ち着くであろう来年の2月以降は毎月何かしらの記事を上げようと考えています。この作品について書いてほしい、こういった記事を書いてほしいなどがあれば、コメントやツイッター:@trad_0605のほうに言ってもらえるとありがたいです。記事のネタも尽きそうですし。

 

そして、もう一つの謝罪はさすがにまずいと思った僕が10月に素晴らしき日々に関しての記事を書いて上げようと思って実際に完成もしたんですが上げるまでいたりませんでした。

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上げなかった理由としては納得いくものが書けていなかったからです。素晴らしき日々サクラノ詩といった作品は僕の中で特別な作品で今までは「語りえぬものについては、沈黙しなければならない。」ということで感想などは書くつもりはありませんでした。ただ今回素晴らしき日々のfvhd版に追加ルートが来たことにより再びこの作品と向き合ういい機会だということでしばらく記事も上げていなかったし書こうと思いました。ただ書きあがったものを読み返してみて長くなりすぎたというのと全然うまくまとまっていないと思ったので上げることをやめました。これに関してはこの作品と向き合うのなら納得のいくものを書きたいという僕のワガママと実力不足です。上げる上げる詐欺になってしまい申し訳なかったです。これに関してはいつか修正して上げたいと思っています。

 

そして感謝の方ですが…

サマポケ記事、予想以上に多くの方に読んでいただき本当にありがとうございます。感謝しかないです。作品の魅力がすごいということが大きかったと思いますが未だにツイッターの方にブログから来ました、ブログ読みましたと有難い声をいただきます。わざわざリア垢や外国の方まで来てくださったり…(リア垢に僕のクソみたいなツイートが流れていいのかとか外国の方に僕の日本語は読みにくくなかっただろうかと不安になったりもしますが…)とにかく、ネットという大海の中で僕の記事を見つけ読んでいただけるというのは本当に有難いです。あの記事ですがあまりにもただ書き殴っただけだったんでこっそりと書き直す予定だったんですが予想以上に多くの方に読まれてしまったので諦めました。有り難いことなんですけどね。僕自身他の人の記事を読むと自分はまだまだだなとしか思えないのでこれから頑張らないとなと思わされます。

また、サマポケ記事により色々な人と関わりが増えたことも本当に嬉しいです。基本的にリアルでもネットでも自分から声をかけるのが苦手な人間なのであまり他の人と感想を共有するといったことがなかったのですがブログから来ましたとdmやリプで色々な人と話すことができとても楽しかったです。絡んでくださったみなさんありがとうございました。こんな僕ですが来年も絡んでもらえると嬉しいです。声をかけてもらえるだけで喜ぶんで気軽にどうぞ。

 

来年からは記事の更新も頑張っていこうと思うのでお付き合い頂けると幸いです。また記事のリクエストも待ってます。コメント、ツイッター:@trad_0605の方にお願いします(毎月更新するとなるとおそらくネタ切れになるんでなんでもいいんでもらえるとありがたいです)

2018年は僕にとって本当に大きな年になりました。ブログを始めてよかったと。改めて記事を読んでくださった皆様、絡んでくださった皆様、本当にありがとうございました。もっと読みやすい文章を書けるように頑張りますので来年もよろしくお願いします。

みなさん良いお年を〜ノ

『Summer Pockets』感想+おまけ【記事後半ネタバレあり】

皆さまお久しぶりです。

え?次回はシュタゲ0の記事って言ってなかったかって?

・・・

アニメやってる途中に書くのもなんだかなって思ったんでやめました> <

 

まあ、そんなことどうでもいいんで本題へ…

その前に。今回ほんと駄文です。プレイ直後に想いを書き殴っただけの記事になってるんでその辺は許してもらいたいです。前回ほど推敲もしてないですし考えて書いてないです。ただ思ったことを全部吐き出した感じの文です。

(一応後日推敲、追記するつもりです。これから2周目するつもりなんでそこで気づいた、思ったことも追記予定ありです。)

それでも許してくれる寛容な方は進んでください。

 

 

 

 

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keyの最新作、

Summer Pockets完走しましたよ…

(正確にはメイン4ルートとグランドエンディングを読了)

発売前からめちゃくちゃ楽しみにしてたんで僕にしては圧倒的速さで完走しました。

僕自身key信者、鍵っ子ってわけではないんですが(アニメは全部見てるけどゲームはAIRCLANNADプラネタリアンリトバスしかやってないです。)、今回はめちゃくちゃ期待してました。だってkeyの完全新作のフルプラですよ。いつ以来だよって…

理由の一つがこれですね。電撃のインタビューだったかでのだーまえのコメント。

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こんだけの覚悟で作られる作品に期待をしない方がおかしいよね。と思っていたんですが発売前の評判はそこまで良くなかったのを覚えています。

だーまえが書いてないからダメだ。

新島がいるからダメだ。

いたるがいない。

AIRと被る。AIRを越えられない。

そんな声をよく見かけた気がします。

僕はだーまえ原案やし大丈夫やろっていうのと、新島も恋カケに関してはプレイしてないからなんとも言えないけど、ナツユメやはつゆきは間違いなく名作だし信用していいやろっていうのがあったんで何でこいつら発売前からダメだししてるんだって想いで眺めてました。

まあ、こういった声が出るのもkeyがフルプラの新作をなかなか出すことがなかったのも一つの理由だとは思いましたけどね。アニメやったりフルプラじゃないゲーム出したりと。まあ、期待の裏返しみたいな。

そういったこともあり僕自身keyのゲームをプレイするのはリトバス以来となりました。ゲームは久しぶりですがアニメはAB!やシャーロット、rewriteプラネタリアンとゲームをやってない間も見てきました。世間の評判は昔のような名作!!人生!!みたいなのではなかったのを覚えています…(僕はAB、プラネタリアンのアニメよかったと思いますよ。シャーロットもなんだかんだ好きでした。)

業務自体の不振やそういったこともあり僕自身、key大丈夫かな?という思いがなかったと言えば嘘になります。それでも、インタビューやラジオなどを見たり聞いたりしていると信じたくなったのです。サマポケは大丈夫だと。そして色々言っているやつらを見返してほしいと。

そんな色々なことあったあとの久しぶりのkeyのフルプラ、僕はとても期待していて、普段は某空間やツイッターで評判見てから買うのがほとんどで予約する作品のほうが珍しい僕が即予約したり、社長と魁先生のラジオ聞いたり、サマポケかくれんぼしたり、サマポケウォーカーもらいにいったり(色々参加してるうちに最終的に3冊に増えました)、缶バッジもらいにいったり…

(あれ?これもう信者なのでは?)

(あと名古屋でもイベントもっとやってください。)

そして、約一週間で完走しましたが…

 

 

めちゃくちゃおもしろかったです…

ただただ楽しくて…懐かしくて…笑って…

そして声上げて、嗚咽漏らして泣きました…

アニメや美少女ゲームで今までにないぐらい泣きました…

もうすんごい良かったしか言えないレベルでした…

今までやってきた美少女ゲームの中でも5本の指に余裕で入るぐらい好きになりました…

ダメだダメだ言ってたやつは評判見て手のひら返して買うなよって言いたくなったんですがそこはグッと堪えて…

 

買ってくれ、後悔しないから。

 

歴代key作品の中でもトップレベル…いや、美少女ゲームの中でもトップレベルの出来だったと思います。

keyらしさが失われていなかったのも良かったと思います。体験版プレイ時点であぁ…これがkeyやって思いながらプレイしてました。

焼き直しとかじゃなくて各作品のいいところを集めて作られたような…まさに集大成のような作品でした。

18禁じゃないんでkeyのアニメ好き、泣きたいって人は是非買ってください。後悔はしません。

聖地巡礼したいなって思った作品初めてですね。今年の夏は休み取れるか微妙ですし…サマポケ2周目、3周目として来年の夏は休みをもぎ取って聖地巡礼したいですね。

(今まで聖地巡礼したことがあるのゆるゆりぐらいですね。その理由は実家から近かったからです。)

 

さて、ここまでべた褒めしてても具体的に何がええねんってなるでしょうしネタバレなしの感想を書いていきましょう。

このネタバレなしの感想を読んで買いたいって思ってもらえると幸いです。

 

いつもの(まだ2回目)ことですが、あらすじ、キャラ紹介はリンク貼るんで未プレイの方は先にサイトで見てきてください。

key.visualarts.gr.jp

 

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未プレイの人は公式サイト行きましたか?

それでは行きましょう。

 

2020/07/06追記

Summer Pockets REFLECTION BLUEが発売されクリアしたのでそちらの感想も書きました。こっちは追加要素に対しての感想のみですが、サマポケRBもやったよって人はこの記事読み終わった後にこっちもぜひ見に行ってもらえると喜びます。

trad0605.hatenablog.jp

 

 

ルートはメイン4人+α

keyの作品っていろんなルート用意されてるんでおそらく僕自身まだ全ルートは終わってないですが、グランドエンディングは迎えたんで感想書こうと思い書いてます。

攻略順は鴎→紬→しろは→蒼→グランド

泣いた順はグランド>紬>鴎>しろは=蒼って感じですね。

攻略順の理由としてはop映像、公開されているCG等から一番物語の根幹から遠そうな順でやりました。

鴎→夏の冒険かな?

紬→opで水面に別の姿映ってるし何かありそう

しろは→絶対なんかある

蒼→絶対なんかある

って感じで選びました。

結果的にこの順番でやって正解だったと僕は思っています。

推奨攻略順としては

鴎or紬→鴎or紬→蒼→しろは

になるかなって感じ。しろはは最初でもいいかも。僕は3しろは4蒼でしたけどこの順でもよかったって思ってますし難しいところ。何が難しいってどのルートも良かったから正直どの順番でもいいんですよ。この手のゲームって少なからずルートに優劣がつくんですよ。

ただ、サマポケに限っては本当にどれもよかった。ここまでどのルート高水準だとあとは個人の好みって感じになりそう。なんでまあ物語の根幹とか気にしねえよって人は好きな順でやって全然大丈夫ですし気になる人は3蒼、4しろはみたいな感じでいいかと。

共通でもヒロイン攻略した後とかだとセリフ変わってる部分があったりして何回読んでも楽しめるっていうのもよかったですね。

自分でマップ移動したりして島を楽しむことをできるのも魅力のひとつかと。

プレイ時間は共通3時間、各ヒロインルート3〜4時間って感じですかね。これ+グランドや隠しエンドって感じだと思います。少し短いかなって思いましたが称号とかミニゲームでまだまだ遊べそうです。

いつも(まだ2回目)ならシナリオ面の感想から書くんですが量が多いので後回し。

 

ミニゲーム

keyのお約束ですね。今回は2種類。

まず1つ目は卓球ゲーム。

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(SS下手くそですまん。)

これが意外と難しい。でもやりこみたくなってしまう。天善に勝てたの4回目ぐらいだったかな。上手い人だと2回目ぐらいで勝つんだろうなって。モードが3つぐらいあるのとコンボ数とかでスコアが変わるのでまだまだやり込めそう。

2つ目は島モンファイト

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島にいる島モンを捕まえてバトル!(ポ○モンじゃないよ!)

これもなかなか楽しい。初プレイ時にまだ誰のルートも終わっていないのにヒロインそっちのけで島モンファイトばかりやっていて高レアが捕まえられなくて、なんで美少女ゲームでまでガチャで苦しめられてるんだって思ったのもいい思い出。

今回のミニゲーム両方おもしろかったですね。卓球や島モンファイト極めると隠しルートありそう…

key作品のいいところってこういったミニゲームや選択肢によって色々変わるんで、ゲームしてる感があるとこですよね。美少女ゲームって言ってしまえば紙芝居みたいなものですし、

ただ読むだけってことが多いんですがkey作品には遊べる要素があるの好きです。

 

CG

文句がなさすぎてビックリした…

ほんとどれも綺麗なんですよ…

いらないCGがなかった…

絵に詳しくないんでうまく言えないんですけど…

どのCGも綺麗で見た瞬間「おおっ」ってなる作品って珍しいと思うんですよ。

とにかくすごかった…

(蒼に練乳ぶっかかってるCGほしかった小声)

ゲーム本編には出てこないんですけど、公式サイトで配布されてるヘッダーのやつとかもめっちゃ好きです。

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音楽

これまた文句なかったですね…

key作品の魅力の一つである音楽。

今回も圧倒的に良かったです。

ネタから日常までどれもいい。

ところどころで流れるopアレンジもめちゃくちゃよかった。

(冒頭のbgmで久石譲のsummerが浮かんだのは僕だけじゃないはず。)

サントラはやく下さい。出るとしたらコミケで先行ですかねえ…

(今年の夏は休み取れるか不明、冬コミの時期は仕事どうしても休めないんで代わりにお前の分も買ってきたるわって名古屋住みの方がいらしたら連絡もらえるとありがたいです。)

opのアルカテイルはもちろん、edのlasting momentめちゃくちゃ好きなんでCDはやく下さい。

 

キャラ

島民がいいやつらすぎる…

みんな好き…

メインヒロインはもちろん、サブキャラもいい、男キャラもいい…

のみきルートほしいし、鏡子さんみたいな叔母さんもほしい。うみちゃんみたいな又従兄弟もほしいし、おっぱいさんとおっぱい体操したいし、良一とパージしたいし天善と卓球したい。

不愉快なキャラが一人もいなくてみんないい奴で本当によかったです。

(FD等でサブヒロインのルートまってます。

あと、鏡子さんみたいなお母さんとえっちできるゲームあったら教えてください。人妻とか義母とかで。ほくろありがいいです。)

あと声優さんたちがみんなよかった。

特にうみちゃんとしろは。演技がすごいよかった。

体験版時点だとキャラみんなかわいいからえっちシーン欲しかったなって思ってたんですがクリアしたら話がめちゃくちゃ綺麗だったんでなくて正解だったのでは?とまで思いました。

(シーンのbgmさま〜あばんちゅ〜るになりそうですし。)

 

シナリオ

圧巻だった…

共通から個別、グランドエンディングまでひたすら面白かったし予想を上回ることをやってくれた。

駄菓子屋にいったり、虫取りしたり、釣りをしたり、秘密基地に集まったり、プールで遊んだり、かくれんぼしたり、ラジオ体操にいったり…

とにかく懐かしい…そして楽しい…

忘れていた夏休みの眩しさを思い出しながらプレイしてました。(といっても僕自身中学生以降の夏休みは部活ばっかりだった気もしますが…)

「あぁ…あんなことしたなぁ」とか「あるある」とか「こんな夏休みを過ごしたかった」とか。とにかく雰囲気がいい。(アニメでいうとのんのんびよりみたいな感じですかね)

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プレイしていたら食べたくなったので仕事帰りにコンビニ3つ、ドラッグストア2つを彷徨い歩きました。セブンイレブンでしか見かけなかった…いつからかチョコミントアイスばかり食べるようになっていたので本当に久しぶりに食べて懐かしい気持ちに浸ってました。

そして、そんな雰囲気がどこのルートに行っても残っていてどのルートもおもしろかったっていうのが今回の高評価に繋がっている気がします。

そして、サマポケの良かったところは個別ルートでも泣けたところですね。

しろはルートや蒼ルートは泣くことあっても鴎ルートや紬ルートなんて泣かんやろってプレイ前は思ってました。むしろ逆転したレベルで泣かされました。鴎、紬ルートはボロボロ泣いて、しろは、蒼ルートはウルッとって感じでした。

鴎ルートは夏の大冒険、紬ルート、しろはルートは夏休み、蒼ルートは島の秘密。

みたいな感じでどのルートもよかった。

個別に関しては本当に甲乙つけがたかったしもう個人の好みかなと。

そしてグランド。だーまえはクリックしながらリアルに涙を流すと言っていましたが…

涙で画面が見えなくてクリックできませんでした…嗚咽が漏れてました…美少女ゲームでこんな泣いたのいつ以来だろうってレベルで泣きました…というか美少女ゲームで声上げて嗚咽漏らして泣いたの初めてなんじゃないか…最近やった泣きゲーの金恋、過去の key作品のCLANNADAIRリトバスでももちろん泣きました。でも声上げなかったし嗚咽も漏れませんでした。ボロボロ涙が垂れ流れるといった感じで…垂れ流れるといっても垂れ流れる量はすごかったですが。

でもサマポケは声上げて嗚咽漏らして画面見えなくて…

グランドまでに積み上げたものでぶん殴られた気分でした…

めちゃくちゃ良かったとしか言えません…

あと何が良かったって胸糞要素が全くないんですよ。この手のシナリオゲーやる人はわかると思うんですが何かしら胸糞要素や不愉快キャラがいるじゃないですか。その胸糞要素とかを乗り越えたり、倒したりしていい話の方向へ向かっていくといった感じで。言ってしまえばリトバスにだってあったし、前の感想記事の金恋にだって、僕の大好きなサクラノ詩にもありました。(まあ名作の不愉快キャラはクリア後には印象変わってることが多いんですけどね)

ですが、サマポケには一切なかったんですよ。全く気分を悪くすることなくただただ楽しくていい話をしてそれで泣けるっていうのは本当にすごいと思いました。なのでそういう要素が嫌で日常アニメが好きなんやって人にもオススメできる作品です。

 

総括

グランドエンディングでの号泣はそれまでに積み上げてきた共通、各キャラのルートでの思い出。そして、音楽、CGに演出。全ての集大成でした。ここまで絶賛していますが正直な話をすると、あれ?このまま泣かないで終わるんじゃないの?って途中まで進めていて思っていたんです。確かに感動的だけど何かが足りない。まさか個別のほうが泣ける作品になってしまうのか?keyは終わってしまうのか?そんな思いをしていたときに全てで殴られて号泣しました。こういう泣き方ができるのは美少女ゲームだけだと思うんです。音楽、CG、そしてボリュームのあるシナリオ。それら全てがうまく噛み合いここまで泣けると思うのです。これと同じシナリオをラノベとして読まされていたらここまで泣けなかったと思います。そんなところに美少女ゲームとしての泣きゲー、keyとしての魅力があるんだと思います。なので普段は美少女ゲームに興味がない、興味はないけどkeyのアニメは見たことがあるというオタクの方も是非買ってみてほしい作品です。楽しくて泣ける。そんな最高峰の作品でした。

Amazon | Summer Pockets 初回限定版 | PCゲーム | ソフトウェア

買ってね♡

ここまでネタバレなしで感想を書きましたがいかがでしたでしょうか。

ただひたすらにプレイ後の想いをぶつけただけになっているので魅力が伝わりにくかったかもしれません。プレイしていて楽しくて、笑って、泣けて、そんな素晴らしい作品だったということだけは言わせてください。

こんな駄文を読んで少しでも気になって買ってくれた方がいたら嬉しいです。

本当にいい作品でした。

 

では、ここからはネタバレありで思ったことをぶちまけていくつもりなので未プレイの方はここまで読んでくださりありがとうございました。プレイ後にまた読みにきてくれるのを待ってます。

何かあればツイッター:@trad_0605まで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それではネタバレありで攻略順に各ルート感想を書いていこうと思います。

 

共通

普段は予約したゲームの体験版はやらない人間なんですが楽しみすぎて今回は先にやっていました。

体験版時点でめちゃくちゃ雰囲気いいなって思っていてこのままいけば名作になりうるポテンシャルはあると思っていたんですが予想を超えてきてくれましたね。

ああ、これがkeyなんやなって…久しぶりのkey作品、夏休みの思い出、懐かしい雰囲気をダブルで感じていました。この懐かしさだけで泣きそうになりますよね…

まあ、共通は特に語ることないんですよね。

とにかく楽しいって感じでした。

初回プレイ時に夏休みはまだ長いし序盤は楽しもうってことで卓球と島モンファイトで遊んでいて、島モンファイトで高レアが捕まえられなくて行き詰まったのでそろそろルート入ろうと鴎に会いに行き始めたんですが時既に遅し…ハイリが俺は何をしているんだって言って本島に帰っちゃいましたw

初プレイがbadエンドって…

初っ端からちゃんと鴎に会いに行かなきゃいけないんやなって思い再プレイ。

そして鴎ルートへ。

追記。

島モンファイトクリアしたんで攻略法わからない方はツイッターで聞いてくだされば僕のクリアした方法でよければ教えます。ここに書こうと思ったんですが書くと楽しみ奪ってしまう気もするので。

餌、島モンコンプはこれからやります。

 

鴎ルート

ネタバレなしのところでも語りましたが泣くなんて思っていなかったんです…

op映像やCG見る限り楽しい夏の大冒険なんやろうなって思うじゃないですかあんなの…

主人公と昔冒険してたんやろなって思うじゃないですか…

実際にプレイしたらもう予想を超えてばかりで…

鍵探しの暗号とかそれのマップ移動とか序盤はとても楽しい感じで進めてました。捻挫してメイド鴎が見れたときはかわええってなってたし、宝箱には主人公との思い出とか入ってて昔会ってたのかってなって幸せな話なんやろなって…

地図見つけて、冒険して、野宿して…

こんな夏休み過ごしたかったなって…

だから洞窟で鴎が消えてからはもう…

ほんとうに予想外の連続でした。

そんな中でも良一たちの優しさには泣きそうになってました。こいつらどんだけいいやつらなんだと…

そしてお母さんと出会って、真実を知って…

それでも鴎と過ごしたんだって、物語を再現しようとするところには泣かされました。しろはも手伝ってくれたり…

物語を読んだ人たちが集まってさ。

あぁ…報われたなって…

文句なしのストーリーでした…

誰もが騙されるであろうミスリード、純粋なおもしろさ、泣けるシナリオとしてとても高水準のルートだったと思います。

スーツケースの謎とか、タカのミスリードとかまんまと騙されました。

ただ欲を言えば船の変化見たかったなって。

あとソフマップの特典のドラマCDが本編でやって欲しかった理想郷の物語でオチまでついてて最高でした。

読んでて新島だと思ったんですけど、どうなんですかね?日常の雰囲気やこの結末とか。(わかる人にはわかると思うんですがライターによる日常の雰囲気とかありますよね。あるよね…?どういった雰囲気かと聞かれるとうまく言えないんですけどわかってくれ)まだ誰がどのルートか一つも判明してない気がする。(魁先生が誰かのルートは書いてないってラジオで言ってた気はする。ラジオ聞いたの昔すぎて覚えてない)

その辺も知ってる方いたら教えてもらえると嬉しいです。

鴎ルート新島だと思ってたんでedのlasting momentの作詞見て個別edが用意されてると勘違いしたのも思い出。いやだって鴎ルートとめっちゃ合ってたじゃん…

 

そしてタイトルへ戻ると…

鴎いない…これってもしかして全員死んでるんか?って思いました…

そんな疑いを持ちながら紬ルートへ…

 

紬ルート

個別の中で一番泣いたシナリオ。

最初は不思議な子だなあぐらいしか印象がなかったんですがルートやっていく内に…

めっちゃいい子やん!!ってなりました。

このシナリオ、紬ちゃんがいい子なのはもちろん、おっぱいさんがめっちゃいい味出してるんですよね…ハイリと静久のW主人公みたいな感じで…それでいて最後はハイリに譲るって…

かっこよすぎるよおっぱいさん…

この夏には帰ってしまうから思い出を作ろうとただただ楽しんでいた序盤。中盤から段々と紬の様子がおかしくなり…

それでも笑顔でいようと…

最後はあんなん泣くって…

もうボロボロ泣いてました…

これからも紬と過ごしたいって…

もう二度と会えないんだって…

そう思っていたところにあのエピローグぶん投げられてさらに泣いたのを覚えています。

紬アフターください(真顔)

あと、静久と二人で小屋の日記見るシーンの雰囲気すごくないですか?あそこめちゃくちゃ好きでした。

このルートも相変わらず島民が優しすぎる。

プレイ前は正直ここまでいいやつらだと思ってなかったんですよ。リトバスみたいに昔からの繋がりがあったりするわけじゃないからあそこまでじゃないやろなって思ってた認識を2ルート目で覆されました。

あと泣いてる途中に挿入歌流されても歌詞が入ってこないねん…だから紬の歌をedで流してほしかったってのはあります。

このルートのシナリオもめちゃくちゃよかったです。

そしてタイトルからいなくなる紬…

やっぱこれ全員生きてないのか?疑いが強くなりしろはルートへ

 

しろはルート

もう最高の夏休みって感じのルートでしたよね。なんかもうとにかく楽しかった。

二人でトラウマを乗り越えてさ、みんなと遊んで、最後の船のとことかめっちゃ好きだし…あの終わり方めっちゃ好き…

エピローグの写真でウルッってきたし、ただただ楽しい話だった。このルート最初に攻略するのかいいんじゃない?って思ったこともありました。迷い橘にいるうみちゃんのことを除けば。このうみちゃんのシーンがあるからこそ僕は最後の方に残しておいたほうが良くないか?と思うんですよ。なので個人的には最初もいいと思うけどALKAにも繋がるし最後がいいかなって。僕は3番目にやったんですが、ちょうどうみちゃんのハイリの呼び方が変わったとこだったんで物語の真相に近づいていく感じがしてよかったです。なのでまあ3、4番目がいいのかなって感じですかね。

チャーハンで泣けると発売前にラジオで聞いていたのでうみちゃんに何かしらあるのだろうとは思っていましたがまだその正体には気づけませんでした。

タイトルからしろは消えたけどちゃんと生きてたし、深読みでしたね…

本当にただただ楽しいルートでした。

安心して蒼ルートへ

 

蒼ルート

体験版プレイ時点で一番好きなキャラでした。

蝶の秘密がわかる話。基本二人で夜に蝶々探しに行く感じだったから横のつながりが薄かったのと、説明色が強かったのが少し残念だった。それでもシナリオはめちゃくちゃおもしろかった…

蒼ルートでウルッとしかしなかったのは前にやった鴎や紬ルートが泣きの意味で強すぎたのと藍が助かったっていう前例があったんで蒼も助かるんやろなって思ってたらあまり泣けませんでしたね…それでも迷い橘に向かうところからの流れはウルッとしましたし良かったですけど。

会話が楽しいし、えっちだしで満足。こんな女友達ほしかったって感じのほんといいキャラでしたね。藍もいいキャラしてたしもっと藍と蒼トークしたかったですね。

ラストはとても良かったし目覚めた後のエピソードも読みたいって思えた。

とにかく会話が楽しいルートでしたね。

あと蒼との蒼姦シーンください(言わなきゃいけないと思った)

この蝶の秘密があるから攻略は3、4番目の方ががいいかなって思いました。

例えば鴎がいなくなるとき蝶が見えたとか、先に蝶の秘密を知ってると死んでるのか?ってわかってしまうと思うから。

あと紬ルートやったあとだと灯台守の話とかわかるし。

あとハイリが最初に触った蝶は未来ハイリでは?というのを見かけたんですが個人的には違うと思います。あの想いを見る限り、妻と娘を同時に失ったように思えるからです。ハイリが失ったのは妻だけですし…

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あと、これ見てもしかしてうみちゃんって既に死んでるのか…?ってこの時点の僕は思ってましたね…

 

個別の感想はこんなもんですかね。少し短い気もしますがとにかく文句がなかったです。泣けて、笑えて、胸糞要素もなくただひたすら楽しくて。どれも素晴らしい夏休みでした。

 

それでは本題のALKAルートの感想へ…

 

ALKA

左上にはうみちゃんの文字。

やっぱりかという思いでした。

共通での変化やヒロインは4人じゃない、チャーハンで泣けるということをイベントで話していたりと何かしらあることはわかっていましたし当然の結果だなと。

最初の印象はしろはルート+うみ

みたいな感じでただただ夏休みを楽しんでいました。変なラジオ体操をして、折り紙したり、かくれんぼしたり、ウォータースライダーを作ったり…ほんと島民いいやつらすぎる(定期)

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かくれんぼのシーンとかほんと好きでした。

そんな中で僕が「ん?もしかして」っておもったのがここです

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確か結構序盤の方のラジオ体操のとこですね。

ラジオでvava社長と魁先生か年代の設定は過去です。だったか2000年です。だったか言ってたのを覚えていたのと(スマホでなんでも解決できるのを防ぐために携帯のない時代にしたとラジオでは言ってました)ハイリをおとーさんって呼ぶことがあったので、ここでもしかしてうみちゃんは未来のハイリの子どもかって思いました。(まだしろはとの絡みがあまりなかったからしろはとの間との子どもまでは思わなかった)

この時点では確証はなく確信したのはMDのくだりでした。MDを知らないうみちゃんを見て、これハイリとしろはの子どもか…ってなりました。

(新島先生、ごめんなさい。

ちゃんと意味があったんですね…)

写真は鴎ルート攻略直後のツイットです。

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そしてうみちゃんの持っていた手紙から出てきた写真…

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思わず「おおっ」って声が出ましたね。予想が当たったことと何かが動き出したことに。

うみちゃんは未来からお母さんに会うために来てお父さんと不仲なこと。

この時点での予想は、しろはが未来を願って未来が見えるようになったのと同じ感じで、うみちゃんは過去を願ったら過去に行けるようになったのかなって感じでした。

そして夏鳥の儀式を終え、その後も楽しいときを過ごそうとしますが…

幼児化していくうみちゃん…だんだんとうみちゃんのことを忘れていくことが多くなってきて…

写真撮るとことかやばかったですね…

だってあの写真opだと2人だったじゃないですか…だからきっとうみちゃんはって思ってたら案の定だし…

そして花火のシーン…

確かに泣きました。泣けたんですよ、でもだーまえが言っていたクリックしながら涙を流すというものではなかったんです…

号泣というものではなく、笑いながら泣いていたというか…悲しいけど同時に楽しかったんですよ…あの夏が…そう思うと笑っているのに涙が溢れているという感じで…期待していた泣き方ではなかったんです。鴎や紬ルートの方が泣けたぞって。

これで物語も終わるのか?と、でもkeyなら何かしらハッピーエンドになるんじゃないのかと…それともkeyはここまでなのか…?って思いました。

そして…物語は続いていきました。

正直ここでうみちゃんが救われて終わりかな?と思っていました。ここで泣けなければそこまでだったと…そんな想いで読み進めていきました。

何度も何度も夏休みを繰り返していたうみちゃん。もう姿は見えなくなりながらもハイリたちを見守っていました。この設定の良かったところは各個別ルートをちゃんと通ったことを覚えているところだと思いました。普通の美少女ゲームの個別って言ってしまえばパラレルワールドみたいなもので全く関係ないじゃないですか。そうではなくグランドまで僕と同じ視点で見てきた人がいるというのはとてもいいなと思いました。

そんな中でしろははうみちゃんと過ごしたこと、自分がこの先うみちゃんと過ごせないことを見てしまったのでしょう。うみちゃんがツライを想いをしないようにと最後まで抗い、うみちゃんが産まれると同時にしろはが死んでしまう…

マジかよ…って思いながら見ていました。そして再び過去へ飛ぶうみちゃん。もう姿は見えていなくてハイリやしろはと過ごしていない夏休みなのに、なぜかうみちゃんのことを覚えているしろは。ここは本気で驚きましたね。そしてうみちゃんは気づきました。お母さんも同じなんだと。未来が見える能力ではなく、同じ夏を繰り返していたから。実際に何度も経験していたから。うみちゃんやハイリと過ごした夏を何度も繰り返していたのだと。それが未来が見えると勘違いしたのだと。ここはほんと鳥肌立ちました。完全に未来を見てるものだと思っていたんで尚更です。

そしてALKAルートは終幕へ…

 

ここで終わりだと思っていたんで

「え?謎だらけで終わりやん。みんなどうなったん?」って思いで一杯でした。うみちゃんは救われないのか?こんな終わり方ある?って。keyはもう終わりだったんか?って。

そしてタイトル画面が現れて…

 

Pockets

終わりじゃなかったんやと。

安心しました。

でも、きっとこれが正真正銘最後なんだと。

そんな想いで始めました。

正直、七海の正体をハイリなのかうみちゃんなのかずっと悩んでました。

僕って言ってたり、四神の称号を爺さんたちが名乗ったときに違和感覚えたからハイリか?って思ったり。(四天王スクワットでどれか一つの称号をハイリがもらっていたんで、もらった称号を名乗られて違和感を感じた?)

追記。

四天王スクワットでの違和感は偽玄武だからでしたね。島モンファイトやってて気づきました。本当の玄武はひいじーじなのに名乗られて違和感を感じたと。

 

記憶を思い出す回想もハイリ視点だったし(よく考えれば美少女ゲームなんだから当たり前でした)、チャーハンもハイリ、うみちゃん2人とも作れるだろうし。ザリガニまで寄ってくる体質でしたし、声も変わってざーさんになっててもしかしてハイリのボイスざーさんなんか?とか思ったり。でも、ハイリは能力持ってないし、あのざーさんのナレーションやALKAの終わり方、話の流れ的にうみちゃんじゃないとおかしいよなって。これ皆さん最初からうみちゃんだって確信持てました?僕が頭悪いのか深読みしすぎたのか…

(うみちゃん6割ハイリ4割ぐらいで思ってました)

追記。

ALKA読み直しましたが完全な深読みですね。話の流れ的にうみちゃんしかありえないですし。pocketsも結構な量あると思ってalcaの翌日にやっていたのもあるかもですが(続けてやるべきだったと少し後悔)keyなら何か仕掛けてあるって思って深読みしすぎました。

 

そして最後の最後まで確信を持つことが出来ずにしろはが能力を手に入れるとこまで進み…

能力を手に入れる寸前で夏の思い出を見せることにより防ぎました。

この回想のシーンでも泣けませんでした。

ここまでかって思っていました…

その後、しろはの声が2つ聞こえ…

その2つが重なり…

 

「「羽未ちゃんっ」」

「「どうしてこんなことを」」

「「どうして来ちゃったの」」

 

このセリフで何かが崩れました…

たったこれだけの短いセリフなのにここまで積み上げてきたもの全てで殴られた気分でした。

七海の正体に確信を持てていなかったんですが、うみちゃん…うみちゃん…うみちゃん…ってなって…

そこからはもう声上げて、嗚咽漏らして泣いて…画面が見えなくて…

「「バカ」」

このセリフでさらに色々とこみ上げて…

七海の姿がうみちゃんになって…

そこからのうみちゃんとしろはの会話からedまで何を話してたか、どんな歌詞だったか、全然覚えてないです。(泣いてる途中に挿入歌やedはやめてと言ってるでしょ。歌詞入ってこないから。)

ただただ良かったと…

 

そして無事しろはの能力が出ることはなくエピローグへ…

最初の眩しさだけは忘れなかったってしろはのとこで収まってきていた涙がまた溢れてきて…

 

ただただ蔵の整理をして過ぎていく夏休み。

みんなと仲良くなることがなかったのは少し寂しく感じました。ただ、藍や鴎、紬を含めみんな幸せになってたっぽかったんでよかったです。

そんな中edで蔵へ飛んでいったうみちゃんが虹色の紙飛行機になり、それを見つけることでハイリがうみちゃんを思い出したり、出会うことがなかったであろう2人を近づけたのはもうほんと…やってくれたなと…

しろはルートでは事故で止まり島に戻りましたがここではハイリが自分の意思で島に戻ったのもよかった…

最後のアルカテイルも歌詞の意味がわかりすきで本当によかった…もう2番の歌詞なんてもうまんまで…

なんかこれ書いてるだけで泣けてきました…

この後の物語を読みたい気もしますが、それはもう読む必要はなく、考えるだけで充分な気もします。

 

もう本当に良かったとしか言えないです。

胸糞要素も全くなく何一つ文句がなかったです。(シナリオゲー主食なのに胸糞が苦手並感)

不満点を挙げろと言われて挙げるとするなら七海の声はうみちゃんのままで良かったのでは?っていうのは思いました。消耗して姿が変わるのはわかりましたが声まで変えられるとわかりにくかったっていうのがあったので。

あとは少しボリューム不足かなって。謎が割と残ってることですかね。

主に鏡子さんと瞳さんですね。

瞳さんは恐らくしろはを助けることを願い、海に身を投げたと。そして蝶となりうみちゃんを導き、最後はしろはに七海の正体を教えたと。そういった解釈でいいんですかね。それとも最後に七海の正体教えたのはあの夏をループしていたしろはの蝶なんですかね。(声が重なる演出的にしろはの蝶な気もするけどどうなんだろ。でもループしてるってことは死んで蝶になってないだろうしやっぱり瞳さん?)この辺わかる人いたら教えてください。

追記。

七海の正体を教えたのはしろはの蝶っぽいですね。理由はおまけの考察、解説に書きます。

 

ここは違うやろみたいなのもあったら指摘してください。あと、七海に本当にいいのか?君は消えることがどんなことかわかっていないって夜に話してた蝶も瞳さんなんですかね。

あとは鏡子さん。鏡子さんはどこまで知っているんでしょうか…瞳さんが鏡子さんに全て話してたみたいな考察もありますが鳴瀬家の能力が過去に向かってるのでハイリやうみちゃんのことを伝えるのは無理だと思うのですが…

気になったのはこの辺ですかね。

僕が頭悪くて1周だけだと理解できなかっただけかもしれませんが。

まあそんな謎があってもうみちゃんのことを想っていたらめちゃくちゃ泣けましたし夏休みを楽しめたんで文句なしです。

あとは考察班に任せましょう。

この辺を掘り下げるアフター、いや、掘り下げなくてもいいからただただこの雰囲気をもっと楽しめるFDを是非とも出して欲しいもの。

ずっとこの夏を過ごしたいって思える作品でした…

あとはサントラ…サントラを…

 

長々と書き綴りましたがここまで読んでくださった方ありがとうございます。衝動に任せて書き殴った形になったんでとても読めたものじゃないと思っています。僕の中でこのサマーポケッツという作品は発売前から色々な想いが詰まっていてその期待を、想像を超える作品となってくれました。いままでのkeyの集大成といった感じでとてもよかった…

本当に良かったです。これから隠しルートを探しつつ2周、3周としていくつもりです。

今まで触れてきたkey作品の中でも、いえ、今までやってきたエロゲ 、美少女ゲームの中でも僕にとって一二を争う作品となりました。

夏といえばAIRだったのが僕の中では夏といえばサマポケ。そうなった作品でした。

本当に…本当に良かったです。

プレイした後でも曲を聴いて泣いたり、最後のしろはの「うみちゃん」って声が脳内再生されて泣けたり。そんな作品になりました…

 

麻枝准さん。

keyは健在でした…

健在どころかパワーアップして戻ってきてくれたと思える作品でした…

 

この言葉を伝えたいです。

麻枝准さんだけでなく、今回このサマーポケッツという作品の制作に関わった人全てに

ありがとうございました。

と伝えたいです。

たった一人のユーザーですがこの作品を本気で好きなユーザーがいるんだって思ってもらえると嬉しいです。

(あと名古屋でもトークショーとかやって貰えると嬉しいです…小声)

これからもkeyというブランドの活躍を願って応援していきたいと思います。

 

本当にこんな駄文に長々と付き合ってここまで読んでくださった方には感謝しかありません。

ほとんど泣いたとか良かったとしか書いてなくてこんな感想記事でええんかみたいなとこもありますがプレイ直後のかかえきれない想いをぶつけたんで後悔はないです。

誤字脱字の確認は後日するつもりなんで許してください。

意見、感想、解釈違い等あればコメントか

ツイッター:@trad_0605

まで貰えると助かります。

あと周りにサマポケプレイ済みの人がいなくて感想語れない難民の方も来てくれても問題ないです。僕も語り相手いないんで…

あとALKAの意味わかる方いたら教えてもらえると嬉しいです。(なんかで魁先生が箱船ではないって言ってたことだけ覚えてる)

 

改めて、ここまで読んでくださった皆様ありがとうございました。後日自分で読み直して修正するかもしれないんで悪しからず。(投稿する前にやれよって言われそうだけど泣き疲れたし書き疲れたから許してください)

これから2周目して思うことがあればさらに書き換えるつもりです。

次の感想記事がいつになるかわかりませんがまたお会いしましょう。

それではまた次の記事でノノ

 

 

7/9追記。おまけ

ここから先はALKA、Pocketsの考察というか解説です。ALKA、Pockets難しかった等の意見を頂いたので追記しました。

1周で理解できたって方は読む必要ないと思います。難しかった、わからない点があったって方向けかと。最初に言っておきますと瞳さん、鏡子さんについては良くわかってないです…申し訳ない。基本しろは、うみの能力などについての解説になるかと。

正直なところ、keyだし不思議パワーで片付けていいかって思う気持ちもあるんですが七影蝶や瞳さんについてある程度情報が開示されてることがややこしさを生んでる気がします。なのでこの辺に関してはvfbやfdで補完してほしいですね…

 

追記

2019年現在サマポケのヴィジュアルファンブックが発売していて、そこである程度は説明されているのでサマポケが気に入って深く知りたいと思った人はこんな考察読まずにそっち買ったほうがいいです、間違っていた部分とかありましたし。なのでこの考察も消そうか悩んでいたんですが有り難いことに残しといてほしいとの声をもらえたので書いた当時のまま残しておきます。まあリンク貼っておくんでvfb買ってくれ

www.amazon.co.jp

ここまで不明点があるのに解説と言っていいのかって気もしますが…

まあ、わからない点が解決するかはわかりませんが興味ある方はお付き合い頂けると幸いです。

あと、初めて考察、解説書くんで読みにくかったらすみません。

僕個人の解釈なんで間違ってる部分があったら指摘してもらえると助かります。

それでは行きましょう。

 

しろはの能力について。

クリア後も未来を見てると勘違いしている方を感想漁っていると見かけたのでまず最初に説明しようかと。

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これがALKA途中までのユーザー、そしてうみちゃんの勘違いです。

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しろはの本当の能力はうみちゃんと同じで過去に心を飛ばすことです。しろはもうみちゃんと同じで夏休みの始まりから自らの死までをループしていたというのがALKAの最後で判明します。ちなみにループしていることをしろは自身は気づいていません。

じゃあ未来視の正体は?と。実際に自分が過去に経験した不幸なことを思い出したというのが正体です。例えば海に溺れる未来を見た。というのは実際は過去(ループ中)に海で溺れた記憶を思い出したというのが正しいです。

ただ、しろはルートの最後を読むと不幸なこと以外の未来も見えそう。過去へと逃げたいという今に対しての負の想いから心を飛ばすのでマイナスイメージのものを多く見るとかなんですかね。もしくはハイリと結ばれるとうみちゃんを産むときに死んでしまうので不幸なことと捉えられたのかもしれませんが。

え?でもハイリがイノシシに襲われたり、激辛チャーハンの時はその場にいなかったよね?と疑問が生まれますがおそらく何度も夏休みを繰り返した中にその場に一緒にいたことがあったのでしょう。その記憶を見ていたと。

そして見てしまった未来は確定してしまうという。これがしろはの能力の正体です。しろはのループの場合、たとえうみちゃんがいない夏休みを過ごしたとしても最終的にはハイリと結ばれ、うみちゃんを授かり、自らがうみちゃんの側にいることができない未来を見て固定してしまうのです。側にいてあげられなかったからあの夏に会いに来てくれたんだね。とうみちゃんを思い出すところまでが一連の流れです。

 

8/28追記。

なんでうみちゃんを思い出すん?という質問をツイッターで頂いたので追記します。正直なところ自分が側にいられないという情報だけでは何を見たのかははっきりとはわかりません。なのでこれは推測なのですが、しろはが死ぬ未来を見るというのはALKAルートの記憶を見ているからでしょう。そもそも、この能力は七影蝶に心を乗せて過去に飛ばすものだと考えられます。そしてALKAルートの記憶を持った蝶が飛んできてしろはに未来を見せる。当然その蝶はALKAルートの記憶を持っているのでうみちゃんと過ごしたことも思い出す。こんな感じでしょうか。たとえうみちゃんと過ごさなくてもハイリと結ばれるとALKAルートの記憶を見て自らの死を固定してしまうと。そして、うみちゃんが過去へ来てしまうのは能力の所為だとなんとかしてうみちゃんの能力を消そうと無理をして死んでしまうと。

おそらくこんな感じなんじゃないでしょうか。しろはがうみちゃんの正体、自分の娘だと気づくのは側にいられないという未来を見た時、一緒に夏休みを過ごしていた時ではなかったですし。(気づいてなかったですよね…?。ハイリはうみちゃんから話を聞いてたけどしろはは聞いてなかったよね…?うろ覚えなんでしろはも気づいてたらすみません。)

 

では、これを踏まえてうみちゃんの能力へ。

まずうみちゃんの基本情報を。

12歳の夏に13回忌に行ったハイリを追い島へ

ひいじーじの家で写真を発見

ハイリと遭遇。逃亡

崖から落ち死を覚悟。お母さんに会いたいと強く願う

身体ごと過去へ。

こんな感じですね。身体ごと過去へとありますが本来の身体(12歳の身体)ではなく蝶によって編まれた6、7歳ぐらいの身体だと考えられます。(崖から落ちているのに傷一つない身体だったり、崖から落ちるところの回想で声が大人びていたり、ハイリがだいぶ歳が離れていると思っていたことなどから。)ただ単に背が小さくてハイリがそう思っただけかもしれませんが…

(正直何歳の身体なのかは重要ではなく蝶で編まれていることが大事なので何歳の身体でもよい)

過去へ行ってからは理想の夏休み(ハイリが未来で酔ったときにうみちゃんに話したような夏休みをしろはと一緒に過ごす)まで何度も繰り返します。うみちゃんの場合ループ時の記憶を有していますが代わりに幼児化していきます。(しろははループする際にループ時の記憶を失う。うみちゃんは記憶を失う代わりに幼児化している?)もともと存在していない時代に蝶の身体を使って存在しているからですかね。物語中の言葉を借りるなら色褪せていきます。

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記憶を失ったり、幼児化したりするのが代償なのか。それとも未来を固定してしまうことが代償なのかはわかりませんが。

そして自分の身体の限界からこれが最後の夏休みだと思い、しろはに接触することに成功。

(これは幼児化していたこともあって素直な気持ちを出せたからでもありそう。)

そして、しろはたちと夏休みを楽しみ、花火を見たあと限界を迎え身体を失います。

身体を失ってもあと少しだけしろはたちの側にいたいと思い、しろはの最期まで見届けます。

その際にこんな悲しい結末は望んでないと、自分がいたことによって悲しみを増やしてしまったと思い、現実からの逃避、再び過去に飛びます。(この時、うみちゃんは過去に行きたいと願ったわけではないので鳴瀬家の能力は自分の意思で自由に過去に行けるという便利なものではなく、悲しい、会いたい、やり直したいなどの過去への想いによって飛ぶものだと思います。過去に行きたい!とかで行けるわけではないってことですね。あくまで予想ですが。あと、夏を楽しめばいいと瞳さんが言っていたのでもしかしたら過去に行けるのは夏の間だけなのかもしれません。)

もう身体はないのでハイリやしろはとは一緒に過ごせません。それでもハイリ、しろはは結ばれ前回と同じ結末を迎えます。ここで初めてうみちゃんがしろはの能力の本当の力に気づきます。(さっき貼った画像参照)

しろはが夏休みを何度も繰り返していると知ったうみちゃんは本来、お母さんに会うために過去に来ていましたが、しろはの能力発症を防ぎ、悲しい結末を変えるためにしろはの能力発症を防ごうとしろはが過去を強く願ったと思う時期を目指します。

そして、再び様々な蝶の力を借り七海という身体を編みだしてpocketsへとたどり着きます。

最初は記憶喪失になっていますがしろはと過ごしていく中でおもいだし…

しろはに未来の思い出を伝えるとこに至ります。

 

しろはに七海の正体を教えた蝶について。

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1周目読んだときは瞳さんだと思っていましたが2周目読んでみるとしろはかなってなりました。

根拠はこれですね。

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しろはの幼少期へ向かう途中に出会った七影蝶。それはしろはの七影蝶だったと考えられます。やはり瞳さんだと声が重なる演出に謎が残ると思っていたのですがうみちゃんと夏を過ごしたしろはだったとなればなんの疑問もありません。ただ、「来ちゃダメだよ」と言ったあとに「どうしても行きたいならこれを使って」と羽根を渡しているのはやはりしろはもお母さんだからということでしょうか。単純に娘の力になってあげたかったっていう。

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止めようとしているあたりおそらくこれもしろはですよね。でも、こうして止めようとしてるとなぜ羽根を渡したのかの謎が深まる気もしますがそこは親子愛ってやつでカバーしましょう…

そしてうみちゃんは消える中で思い出します。

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これはおそらくハイリですね。では次は大人ハイリの話へ。

 

ハイリとうみちゃんの不仲

ハイリは昔からうみちゃんと不仲だったのか?愛していなかったのか?と疑問がありますが昔は愛していたと思われます。ALKAの鴎との会話の選択肢で出家を選んだ際に頭の形の話があります。頭の形がいいのは赤ちゃんの頃にお母さんが寝返りを見てくれていた証拠だと。そんな話を鴎とハイリがしているとうみちゃんが頭をペタペタと触り、形を気にします。その際に鴎が大丈夫。綺麗な形だよと言っていたのでハイリがちゃんと面倒を見ていたと思われます。

(なんとなくおもしろそうだからって理由で出家選んだんですが割と重要な情報ですよねこれ。)

つまり、昔は愛していたのですが成長ししろはに似ていくにつれて不仲になったと考えるのがいいでしょう。

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しろはルートの画像ですがにへっとした笑顔ほんとそっくりですよね…

お父さんしょうゆ取ってと思わず言ってしまったりしていたのでやはりそこまで不仲だったとは思えませんしね。

まあ、昔から逃げ癖があったハイリ(水泳から逃げて白鳥島に行ったり)なのでうみちゃんからも次第に逃げて行ったのでしょうね。チャーハンを食べなかったりしたのもしろはを思い出すからでしょう。

 

なぜ13回忌にうみちゃんを連れて行かなかったのか。

能力の発症を防ぐためというのが妥当かなと。島にいるとしろはの面影、写真、一緒に過ごした人々と関わるわけですしそこから過去へ行きたいと思うかもしれないと考えたのではないかと。雨が降るよと言われた際に苦い顔をして傘を持って行かなかったのも能力が発症してないと信じたかったのでしょう。ちなみにハイリはしろはやうみちゃんの能力を未来視だと思っています。

 

さて、物語の大筋は終わったかなといった感じです。そんな中で裏で動いていたであろう瞳さんと鏡子さん…

この2人に関しては正直言ってわからないことだらけですね…

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気になったのはこの辺ですね…

瞳さんは自分の力では助けられないと思い身を投げて七影蝶となり助けようとした?

でも蝶にならずにしろはの側にいてあげたほうがよかったのでは?

実は最初はしろはの側で過ごしていたけれど、しろはの死を知り能力を使って過去に行って身を投げた?

ただループ時の記憶は失うのでは?(うみちゃんが身体ごと過去へ飛んだ例外なので瞳さんもしろは同様ループを認識できない可能性が高い)

ハイリやうみちゃんのことを鏡子さんに話していた?

でも鳴瀬家の力は過去に向かっているからハイリやうみちゃんのことは知ることができないはずなのにどうやって鏡子さんに話した?

結局瞳さんは七海の身体を編んでいた蝶の1人で先導していただけなのか?

鏡子さんはどこまで知っている?

疑問が絶えない…

ただ加藤家も何かしら力を持ってそうだということはわかりますね。

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1枚目が1周目の共通のハイリと鏡子さんの出会い、2枚目がpocketsのエピローグです。鏡子さんの態度が明らかに変わっています。

予想ですがループしていくなかでも記憶をある程度保持できるとかそんな感じでしょうか。別のゲームですがシュタゲでいうリーディングシュタイナーみたいな。

あれも個人差がありましたし、こちらもありそう。鏡子さんは結構はっきりと覚えている。ハイリは時々デジャヴを感じる程度。もしかしたらうみちゃんがループの記憶を維持できたのも加藤家の力だったのかもしれませんね。鳥白島に行く前のハイリと2人で本島で過ごしていた時から自分が過去に心を飛ばせることに気づいていましたし(しろはは自分の能力に気づいていなかった)、うみちゃんが能力を自覚できたのはこういった可能性もありそう。

ただ、そう考えると鏡子さんにとっては巻き込まれてただ夏を繰り返しているだけなので悲惨な気もしますが。まあ100%妄想ですが。

この辺は僕の頭では理解できないんで考察班に任せます。

この2人に関してわかる方いましたらコメント、ツイッターで教えてもらえると助かります。

 

7/18追記。

コメントでpocketsルートでの紬についての質問をいただいたのでここで答えさせてもらいます。

まず最初にpocketsルートでの藍、鴎、紬に関しても瞳さん、鏡子さん同様100%の答えはないと思いますので、ここから書くことは僕個人の考えだということをご了承ください。

pocketsルートの紬はツムギが灯台から抜け出して産んだ子どもの親族なのかという質問ですが僕はpocketsルートの紬は紬ルートで過ごしたぬいぐるみだった紬だと考えています。

まず、pocketsルートで藍、鴎、紬が助かっているのはしろはが能力を失ったことによるバタフライ効果によってみんな救われてハッピーエンドにしてやろうっていうライターの計らいだと思っています。別にみんな救わなくてもいいだろ、鴎や紬はあの切ないままがいいって声もありそうですがその辺はkeyだからってことで許してください。

ここでバタフライ効果に関係ありそうな時系列を整理します。

 

ツムギ神隠

灯台守戦死

しろは能力発症

藍眠りに

鴎眠りに

 

このように考えたときにバタフライ効果によって影響が及ぶ可能性があるのはしろはの能力発症以降に起こった出来事なので藍、鴎の眠りが無かったことになるのはわかります。

もし仮にバタフライ効果によりツムギが灯台から抜け出したとしてもそれが可能になるのは本来しろはの能力が発症していたタイミング以降になり、その時にはすでに灯台守が死んでしまっているのでツムギにとってはBADエンドのようなものです。そんなツムギがあの時私が灯台に行かなかったから…などの責任や後悔を感じず他の人と結婚して…とは考えにくいのが理由です。(後悔した後に結婚したかもしれませんが…)

なので紬に起こったバタフライ効果は紬ルートのエピローグのようなことが起こり、ツムギから独立して紬として静久と仲良くなっていくのかなっていうのが個人的解釈です。しろはと紬はズッ友ですしね(関係ない)

あくまで個人的解釈ですし、このことに関しても正解はないので親族であるということも否定できないので自分好みの解釈でいいかなって思っています。また、間違っているところがありましたらコメント、ツイッターで指摘してもらえると助かります。(あと紬ルートのエピローグ、泣いていたのとまだ1周しかできていないのでうろ覚えなんで独立してねえよ。とかだったらごめんなさい。)

バタフライ効果に関しても専門で学んだわけではないので過去にも影響及ぼすぞとかだったら教えてもらえると助かります。

あと、余談ですがコメントの返信に関しては社畜なので基本的に夜になってしまうのはご了承ください。

 

7/22追記。

コメントで蔵についての意見を頂いたので追記します。

あの蔵には蝶関係の人の持ち物が集められているのではないかということですが、そう考えると色々とおもしろいことが浮かんだんで書いていこうと思います。

僕自身は最初は蔵に何かがあるとは考えていませんでした。卓球台とかもあったし鏡子さんの言っていた通りの夏の思い出のポケットみたいな感じなんかなぐらいに思っていました。

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あとはpocketsのedでうみちゃんが蔵に行き、虹色の紙飛行機となって2人を結びつけたぐらいにしか考えていませんでした。(うみちゃん が最後の力を振り絞って蔵に行って、2人をどうにか結ぼうとしていたんだろうなって)蔵の中でうみちゃんを思い出したのも紙飛行機があったからやろなぐらいの感じで。

では、もしうみちゃんが蔵に戻っていったのは必然だとしたら?もし蔵が鳴瀬家の蝶の終着点だとしたら?の可能性について考えていきましょう。

ここから先は100%妄想になります。

鳴瀬家の人たちは蝶となり、限界を迎えた人たちは蔵に行き着き何かしら所縁のある道具となって自らの子ども、孫、子孫たちの役に立とう

としてる。能力、呪いをなくすために。

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時系列がどうだの時の地図だの言っているのでこの可能性はありそうです。

そしてその並べ方がなんとなくわかるハイリ何者や…やはり加藤家には何かしらありそうですね。

そして、能力、呪いがなくなった時、つまりpocketsのラストですね。それらは不要となり整理され処分されると。そういった理由でpocketsラストでようやくハイリは蔵の整理をさせてもらえたってことでしょうか。そうなると鏡子さんどこまで知ってるんだ…って疑問が膨らみますが。

これも仮説なんですが、鏡子さんは瞳さんに虹色の紙飛行機が蔵にあったらハイリに蔵を整理させろと言われていたら?っていうのも考えましたが虹色の紙飛行機の存在を知っているのはハイリとしろはが記憶の奥底に(うみちゃんのことをはっきりとは覚えていないから)、あとはもしかしたら鏡子さんが遊んでいるのを見かけた可能性があるぐらいなんで瞳さんは知ることが難しそうなんですよね。

蔵に関して僕が思ったのはこれぐらいですかね。こう考えてみると蔵にも何かあってもおかしくないですね。貴重なご意見ありがとうございました> <

 

それでは長々と書き綴りましたがどうだったでしょうか。この部分まで読んでくださった方には感謝しかないですね。わかりにくかったらすみませんでした。少しでも疑問が解消できたならよかったと思います。質問等あればコメント、ツイッターで聞いてもらえれば答えますし、ここは違うだろみたいなのも教えてもらえると助かります。

それではここまでありがとうございました> <

【雑記】おすすめエロゲ10選

お久しぶりです。最近睡魔に勝てずエロゲが進まないとらっどです。

毎月更新したいとか言っていたけれど特に書きたいことがなかったので更新していませんでした。

さて、今回はオススメエロゲ10選です。感想投げる場所とか言っておいて2つ目の記事がこんな記事でええんか?みたいなところがありますが、最近数少ないリア友の内の2人に「エロゲ気になるんだけどオススメある?」と聞かれたので最近記事更新してなかったし、せっかくだから書くかと思い今に至ります。

今回は初心者に聞かれたと言うのもあるので10本選ぶにあたって、長いのやキツイ内容がない。というのを意識しようとしたのですが、シナリオゲーが主食である以上どうしてもそういう要素なしで10本選ぶのがキツくなったのでほとんど僕好みの作品になってますが…なので初心者でもできるだけとっつきやすい順番に紹介していきたいと思います。ネタバレなしで一言二言で紹介していくつもりです。

あと僕がおもしろいの10本選べって言われるとまた変わるんでそっちもいつか書くかも?

それでは早速行ってみましょう。

 

1.ノラと皇女と野良猫ハート

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独特なテキストでめちゃくちゃ笑える作品。昨年に2も出ており2では笑い、シナリオ両面で1を超えてきて笑えて泣ける良作。やっていて退屈しないので初心者にもオススメ。これから買う人は1+2パックが出てるのでそこからどうぞ。ただテキストが独特なので体験版かようつべの公式チャンネルで動画を見て自分に合うか確認するのオススメ。

ちなみに僕のオススメです⬇︎

youtu.be

 

2.金色ラブリッチェ

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ここ2年で個人的に一番の作品。メイン全員金髪という冒険した作品ながらヒロインがみんなかわいく、シナリオ面も最初に攻略可能な4人を攻略後に解放されるGOLDEN TIMEがとにかく泣ける。そこまでは良くも悪くもキャラゲーだがGOLDEN TIMEの伏線回収と泣き性能が高すぎて文句なし。これからやる人は最初に攻略可能な4人の内シルヴィを最後にやることをオススメします。GOLDEN TIMEへの伏線が多いので。キャラ、音楽、CG、シナリオどれも高水準でこれぞエロゲという作品なので初心者にもオススメ。あと、この作品で泣けたら同じライターのひこうき雲の向こう側もオススメです。

 

3.月に寄りそう乙女の作法

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女装もの。主人公が憧れの学院へ通うため女装する話。プレイ後は必ず「ありがとうございます、お優しいルナ様」と言ってしまうほどのルナ様ゲーでありながら他のルート(特にユーシェ)もおもしろい。ルナ様ルートを最初にやるか最後にやるかは好み。好きな食べ物を最初に食べるか残すかみたいな感じですね。会話のテンポも良くダレることなく進める。続編やFDがたくさん出ていますがとりあえずこの1本を触れておもしろいと思ったら、乙女理論とその周辺月に寄りそう乙女の作法2を買ってみるのもいいかと。それもハマればFDみたいな感じで。テキスト、シナリオ共に良いので女装ものと続編が多いということを除けば初心者にもオススメかと。特に女装ものだからと触れてないのはもったいない作品なのでプロエロゲーマーも是非一度プレイしてみてください。

 

4.G線上の魔王

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シナリオゲーといえばこれと車輪と言われていたほどの作品。シナリオと曲がめちゃくちゃ強い。Answerは今でもカラオケで歌いますね。ラストはおもわず泣いてしまった。古いので中古で2000円ぐらいで買えるのと7月に最新OS対応のクオリティパッケージが出るので初心者にもオススメ。とにかくおもしろいシナリオが読みたいという人はこれか車輪の国、向日葵の少女をどうぞ。ちなみにG線か車輪かは完全に好みなので公式サイトなので雰囲気を確認等してお好きな方をどうぞ。どちらもめちゃくちゃおもしろいです。(G線はコードギアス好きな人が好きそうって知り合いが言ってたけど僕自身コードギアス見てないから何とも言えない。)

 

5.暁の護衛

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衣笠トモセの名作の1つ。衣笠名物俺ツエーな作品。テキストがずば抜けておもしろく、退屈することなく進められる。個人的にツキちゃんとのやりとり好きでした。

いい動画あったので貼っときます⬇︎

www.nicovideo.jp

3部作ですが古いので中古で安く買えるのと、コンプリートエディションも出てるので初心者にもオススメ。飽きることなく進められるのでやはり初心者にもやりやすいかと。

 

追記

暁の護衛に関しては個別で記事上げたんでそっち見てみてください。

trad0605.hatenablog.jp

 

6.るいは智を呼ぶ

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女装もの(こいつ女装もの好きすぎない?)つり乙が学院のために女装しているのに対し、こちらは呪いで女装している。呪いがテーマのシナリオがくっそおもしろい作品。女装主人公ものあるあるの主人公が一番魅力的。人間ドラマが好きな人にオススメ。僕は泣きました。中盤から一気におもしろくなるのでそこまで進めるのが大事。女装ものというのとこの点があるので初心者には向いてないかも?ただくっそおもしろいので興味ある人は是非。

 

7.時計仕掛けのレイライン

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学園ミステリー。世界観がとてもいいのとシナリオがくっそおもしろい。伏線回収がとにかくすごい。会話のテンポも良く退屈なく進める。文句なしな名作。3部作ですがミドルプライスなのとコンプリートパックも出てるし安心を。つり乙と違って3作やってこその作品なのでそこら辺はご注意を。周りにやったって人少ないんですけど個人的に超オススメなんで一度はやって欲しい作品なので時間ある人は是非やってみてください。

 

8.WHITE ALBUM2

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エロゲ史上最高傑作とも名高い圧倒的名作。エロゲーマーなら一度はやるべき作品。三角関係とかいうドロドロした話をエロゲでやるか?みたいなテーマですが死ぬほどシナリオがおもしろい。読んでて胸が締め付けられるしツライけど本気でおもしろい。WHITE ALBUMが一応出ているんですが特にやる必要はないです。ただ2はintroductory chapterとclosing chapterの2作あり、この2つで完結なのでご注意を。今年のバレンタインにicとccに加えアフターや過去のボイスドラマまで付いたセットが発売されたので今からやる人はそれがオススメ。エロゲーマーならやらない理由がない作品なんで初心者もプロエロゲーマーにもオススメ。エロゲというよりドラマ。

 

9.素晴らしき日々

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こちらもエロゲーマーなら一度はやるべき作品。シナリオがくっそおもしろく、伏線回収がとくかくすごくい作品。後半のおもしろさは圧倒的。ただ、序盤は話の全貌が見えてこない、キツイ内容が多い、文量が多いの3点セットなので初心者には向いてないかと。哲学的な文章が好きな人にもおすすめです。

僕自身、いじめやリョナ描写が苦手な人間なので序盤は頭痛が酷くなりしばらく触らなかったのを覚えてます。ただ、話の全貌が見え始めてからのおもしろさは圧倒的でそこからは休日潰して2日で終わらせましたね。序盤のキツさがなんだったんだって思えるほどの圧倒的作品なのでエロゲーマーは一度はやるべき作品。これを完走できたら大体のものに耐性ができます。今からやる人は7月にフルボイスHD版が新規立ち絵とアフターを追加して発売されるのでそれがオススメかと。

追記

初心者にはオススメじゃないやろって怒られました。すばひび、サクラノ詩はエロゲに慣れたら一度読んでみてください> <

 

10.サクラノ詩

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すかぢ信者の補正ありですが圧倒的大作だと思ってます。素晴らしき日々から僕の苦手要素を取り除いた文句なしのシナリオの作品。素晴らしき日々同様、テキストが独特だったり分量が多かったりするので気になる人は体験版をやるのがいいかと。というかなんなら体験版段階で泣けるし気になってる人はみんなやりましょう。前半からひたすらおもしろく、全てが繋がっていき、最終章のワクワク感は今でも忘れられない。人間ドラマなので素晴らしき日々よりは初心者も触りやすい作品かと。続編のサクラノ刻が今年中に出るはず?なのでとても楽しみ。これもエロゲーマーなら一度はやるべき作品なのでやってください。

 

追記7/6。おまけ枠

Summer Pockets

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keyの最新作ですね。夏休みがテーマの作品。もうめちゃくちゃよかった。

雰囲気がもうめちゃくちゃいいし、胸糞要素が一切なくただひたすらに楽しくて、笑えて、そして泣けて…

アニメや美少女ゲームで声上げて、嗚咽漏らして泣いたのは初めてでした。

keyといえばオーラスが本番で個別はうーむ。といった印象でしたが、今作は共通、個別から最後までおもしろくて退屈な場面がなかったです。選択肢が多く共通でも会話が変わることが多いのとミニゲームもありゲームをプレイしてる感があるのもいいかと。

キャラも全員魅力的、音楽は安定のkeyクオリティ、CGも綺麗で文句なしの作品。

え?エロゲじゃないって?だからおまけ枠なんです。

純粋に悪い点がなかったということでエロゲじゃないですが、美少女ゲームというものに手を出す最初の1作としてはいいかなと思い追記しました。

本当に楽しくて夏休みを思い出して懐かしくなる。そんないい雰囲気の作品でした。

詳しくはこっちに書いてあるんで気になった方はネタバレなしの部分読んでみてください。

trad0605.hatenablog.jp

 

 

さて、10本+α紹介してきましたが予想以上に長くなってしまった…子ども舌なので有名どころが多くなってしまったのと初心者に向けてと言っておきながらほとんど趣味になってしまいましたが…

ゆずは?サガプラは?って思う方もいると思いますが、エロゲ初心者に勧めるのは違うかなって。何が違うか上手く言えないんですが、知り合いがオススメのアニメ聞かれてごちうさ勧めるようなものだって言っていてそれがしっくり来たんでそんな感じです。どうせなら話が面白いのやってもらいたいじゃないですか(ゆずやサガプラがつまらないってわけじゃないです)。という感じで選ばなかったです。

どれもやって損はない作品なのでやったことのない作品がある方は是非一度プレイしてみてほしいです。初心者は上2つorおまけらへんが無難かと。また、各作品のオススメのルート順も聞かれれば答えるのでやる前に声かけてみてください。(特にすばひび)

ここに乗ってるもの以外にも感想記事を書いてる作品はあるのでそっちも是非参考にしてください。感想記事は前半はネタバレなしで書いているんで未プレイの人でも気になる作品があれば安心して覗いてみてください。

また、僕がやってなさそうなのでオススメあれば教えてもらえると喜びます。

なにかあればコメントかツイッター@trad_0605まで。

次の記事はシュタゲゼロの感想を今月中に上げるつもりです。

 

それでは、ここまでお付き合い頂きありがとうございました。よいエロゲライフをヽ(*´∀`)

 

『金色ラブリッチェ』感想【記事後半ネタバレあり】

今年のバレンタインは一人で出かけ、金色ラブリッチェと予約していたホワルバ2を購入して終わったとらっどです。

まあ、そんなことはどうでもよくて早速本題へ。

 

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完走しました!!

 

予想をいい意味で裏切ってくれたという感じですね。後半ほとんど泣いていた気がする…

プレイ時間は正確に測ってはないですが35時間ぐらいだったと思います。

 

特にサガプラを信頼しているというわけでもなく全く買うつもりもなかったんですが、発売から数日後にTwitterでよく見かけ気になったので某空間へ。そしたら88点でびっくりしたのを覚えています。まあ、発売直後だし信者が高評価してるだけかなと思いさらに様子見。しばらく経っても86点だったので購入を確定しました。発表当初、喫煙だ金髪だなんだで話題になってた作品がここまで化けるとは思っていませんでしたね…

f:id:trad0605:20180225155152j:image(発表当初のフォロワーさんとの空リプでのやり取りの一部)

手のひら返すのはオタクの得意技ですからね。

 

 そんなこんなで購入したわけです。サガプラははつゆきさくら読んで以来触れてなかったですね。(友達から借りて1ルートだけやって積んでるカルマルカから目を逸らしながら。)

シナリオゲー主食なので離れていたわけですが、そんな中サガプラがシナリオで殴りにきてくれたのはとても嬉しかったですね。このシナリオゲーが減ってきている現状でサガプラという大手がシナリオが評価されるゲームを作ってくれたのはとても嬉しかったです。シナリオがひこうき雲のさかき傘さんということである程度はいいシナリオを書いてくれるとは思っていたんですが期待以上でしたね。

シナリオ、キャラ、音楽、CGのどれも高水準で非常に完成度が高いゲームだと思いました。そして、泣ける。

 

では、まずネタバレなしで感想を書いていきましょう。(あらすじやキャラ紹介は省くんで公式サイトで見てください)

sagaplanets.product.co.jp

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ルートは全部で5つ。最初に選択可能なのはシルヴィ、玲奈、エル。誰か1人のルート終了後に茜ちゃん追加。全ルート終了後にGOLDEN TIME(理亜ルート追加)

理亜ルートがグランド扱いで各ルートに伏線が散りばめられていた。

攻略順はエル→茜ちゃん→玲奈→シルヴィ

ルートごとの評価は

理亜>シルヴィ>エル>玲奈=茜ちゃん

良くも悪くもシルヴィ、理亜以外のルートは普通のキャラゲーという印象。シルヴィルートは理亜ルートのための布石みたいな印象。普段推奨攻略順とか気にしないんですがこれからやる人はシルヴィを最後にするといいかも?

 

シナリオ

どのルートも金色、かっこよさの2つがテーマに書かれていた(かっこよさも金色に含まれている気がするけど強く感じたので別枠で)。主人公がかっこいいかと言われるとそうでもないと思っていたが全ルート終了した後は、お前は最高にかっこいいよって思えましたね。最後の最後に話が繋がったときには思わず「なるほどなあ」と声が出るほどに伏線回収が綺麗でした。日常会話もおもしろくダレることなく読めました。さかき傘の書く日常は個人的に好きなのでテンポよく読めました。最後まで読み終わったあとに心地よい喪失感を味わったのは久しぶりです。とてもすばらしかったです。

 

キャラ

メインが全員金髪でありながらどのヒロインにも魅力があった。特にシルヴィはシルヴィ以外のルートでも活躍していたイメージ。最終的に一番好きかも。男キャラにも魅力があったので、そこはさすがさかき傘といった感じ。各ヒロイン、イチャイチャ成分も充分あり満足。城ヶ崎は賛否ありそう。

えっちシーンはところどころ爆弾をぶっこんでいたイメージ。さかき傘の性癖詰め合わせみたいな感じだったがシーンの数が多く(当社比)性癖に刺さらない人も安心?

 

CG

文句なしで綺麗。水面が揺らいでいたりしてこれもポイントが高い。

 

音楽

BGMはどれも良かったですね。特にDokidoki Paradeが好きです。OPはムービーがめちゃくちゃ動いててすごいですね。曲自体は最初はそこまでささりませんでしたが今は大好きです。EDのshining our lifeがボーカル曲の中では一番好きですね。余談ですが2017年2chベストエロゲソングのランキング外でキレそうになりました。EDもいい曲多いのにOPのほうが評価されやすいですよね。

 

総括

シナリオとイチャイチャのバランスがよく、これぞエロゲみたいな作品でした。伏線回収がほんとうに綺麗で理亜ルートは完璧と言っていいほどの出来でした。こんなに泣いたエロゲは久しぶりでした。このルート、シナリオのためだけに買う価値はあるので泣きゲーやりたい人は買って損はないと思います。ただ、良くも悪くも理亜ルート以外は理亜ルートへの伏線があるぐらいで普通のキャラゲーといった感じなのでゴリゴリのシナリオゲーを想定して買うと「あれ?」となるかもしれないのでご注意を。それでも、個人的に2017年の作品の中では間違いなく1位の作品だと思いました。

 

 

短いですがネタバレなしの感想はここまでです。ネタバレなしで感想書くのって難しいですね。どこまで話していいのかがわからない…

 

ということでここから先はネタバレありで思いっきり書くんでプレイ済みかプレイする予定がない方のみでお願いします。あと、あくまで私個人の考えですのでよろしくお願いします。それではもう少し下から書き始めます。

正直、ここから先が本当に書きたかったことなので長くなりますがお付き合い頂けるとありがたいです> <

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて!

ここからが僕の書きたかったことになります。

もちろん理亜ルートの感想ですね。これを書くためだけにこの場を用意しました。とてもおもしろかったし泣けた理亜ルート。それと同時に色々と思うところがあったので書いていきます。他ルートの感想も書こうと思っていたけど理亜ルートのインパクトが強すぎて覚えてな…じゃなくてはやく書きたいので省略します。他ルートの感想も書けって言われたら書きます。

 

追記

感想って題してるのに各ルートの感想ないのはさすがにまずいだろと思ったので少し書きます。(理亜ルートの印象が強すぎてあんまり覚えてない状態で書いてるけど許してください。)

 

シルヴィルート

シルヴィというキャラクターがとても魅力的だったので個人的に理亜ルートの次に好きでした。理亜ルートへの伏線が一番多かったイメージ。一番気になったのは、過去のことでソーマくんが女だと知ってからイチのこと好きになったってことでいいですよね?昔から好きだったよってはっきり言ってくれないとわからないよ!!(童貞並感)

料理のマナーの選択肢でHシーン分岐があるなんて想像できなくてCG回収苦戦しました(怒)

 

エルルート

拙者恋人のフリから本当の恋人になるの大好き侍なのでとても良かった。

あと、とても実用性が高かった(個人的に)

エロイナはエロイな!!(使命感)

 

玲奈ルート

初えっちが衝撃的すぎるのと縞くんの印象しか残ってない。黒髪真面目遥そらが好きだったけど、こういうキャラもいいなって思った。

 

茜ちゃんルート

これ茜ちゃんが主人公攻略する話だっけ?って思ったのと告白のCGがとても綺麗だった。

 

こんなもんですかね…理亜ルートの印象が強すぎて他ルートの印象が薄くなってる。許してくださいなんでもしますから(なんでもするとはry

 

それでは本命の理亜ルート書いていきます。

これは他のルートでは一歩引いた位置から主人公の相談に乗っていた理亜の話。所々に身体が良くないと思われる描写、言い回しがあり「まさかね」と読み進めていた序盤、そして告白、拒絶…

つらい…もう読んでいてつらかった…

 

拒絶の理由は予想通り、自分の身が長くもたないから。自分では幸せにできないからと思っての拒絶…本当は主人公のことが好きなのに…

その後ようやく自分の幸せのために生きようと思い2人で残りの人生を歩み始めます。

この後はもういつ死んでしまうんだとハラハラしながら読んでいました。そんな中、理亜の

 

「オレを死ぬものだと思って見ないで。いまちゃんと生きてるオレだけ見てて」

 

というセリフはとても胸に響きましたね。

その後頑張って意識しないように読んでいきましたが…

 

つらい…本当につらい…

 

昔の約束を守るために命を使い切ろうとしている姿には涙しかなかった…

この後のダンスの後からはひたすら泣いていました。

約束を守るために無理をさせたことは正しかったのか。それとも止めるべきだったのか。これは私は正しかったと思います。かっこよく生きる。それがこの作品のひとつのテーマなのでかっこつけて見栄を張った選択でよかったと思います。ここで約束なんて投げ出して少しでも長く生きようなんて選択していたら評価がガラッと変わっていたでしょう。

そして、病院を抜け出して音楽堂でのシーン。もう満足したといい死を覚悟した理亜に主人公が「満足するな。まだ生きろ」って説得するシーンで号泣。

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 いや、泣くやろこんなん。この作品で初めて主人公をかっこいいと思えたシーン。そしてキュロちゃんの活用場所で驚きました。お前まだここにいたのかと。そんなキュロちゃんの手助けもあってのこのシーン

 f:id:trad0605:20180225210716j:image

 

泣いた…

もうめちゃくちゃ泣いた…もうここで物語が終わるんじゃないかって…終わってもいいやって…

泣きながら思っていたら本当にEDが始まり…

 

え?本当にここで終わるのって思っていたらEDの後…

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うわぁああああああああ

ひこうき雲方式かよおおおお

こんなんずるいわ…

 

まさかの退院…それでもひこうき雲で見た演出だったので長く持たないことはわかっていました。涙も枯れたのか落ち着いて2人の最後の1年を見ていましたがクリスマスのシーン…

f:id:trad0605:20180225212135j:imagef:id:trad0605:20180225212220j:imagef:id:trad0605:20180225212234j:imagef:id:trad0605:20180225212239j:imagef:id:trad0605:20180225212244j:imagef:id:trad0605:20180225212249j:image

 

ああ…終わるんだな…

 

さすがにもう…って思ったと同時にこの話はとても共感できました。

ここから少し脱線しますが幸福というのはきっと死の直前にならないとわからないんだと。きっと本当に幸福な日常っていうのには気づけないんだと。なぜなら日常が幸福なときはそれを当たり前だと思って気づけないから。死ぬ直前に「ああ、あの時は幸せだったな」って初めて気づくものが本物の幸福なんだろう。

というのが私の中に考えとしてあるので共感しつつ涙を堪えていました。

 

そして、理亜の死は僅か1〜2文で葬式が行われたと書かれていたことのみ。

これもとても良かったと思います。

理亜が「人が死ぬ物語は嫌い。死んだら感動みたいなのは嫌いだ」と言っていたこともあり看取るシーンなどもなく直接的に死んだと書かれていないのはとても良かったと思います。これが普通の作品なら慌てて病院に駆けつけるシーンやベッドに寝ている理亜と最後の会話のシーンがあったことでしょう。この辺りはとても上手だなと思いました。なのでここで泣くことはなかったです。(その後の理亜の母とのやりとりはうるっときた)

問題はこの後のシーン…f:id:trad0605:20180225213602j:image

やめて…これ以上言わないで…

 

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 もう我慢できなかった…

ボロボロ泣いた。画面が見えなくなるまで泣いた(これを書きながらも泣いてる)

かっこよくあろうとした主人公が最高にかっこよくなれたシーンだと思った…お前はかっこいいよってすごく思った。

 

ここで終わらないのがこの作品のすごいところ。最後の最後に伏線を綺麗に回収していく。f:id:trad0605:20180225214840j:imagef:id:trad0605:20180225214854j:imagef:id:trad0605:20180225214910j:imagef:id:trad0605:20180225214924j:image

 最後の最後まで理亜がかっこつけてくれましたね。他のルートでも最初はシルヴィとくっつけようとしていたのはこの約束や自分の大好きな2人がくっついてくれれば自分も幸せだという思い、理亜の唯一の願いあってのものでしたね。そんな約束や願いがありながらも最後は主人公の幸せを思い、いつも背中を押してくれていたと考えるとさらに泣けます。そしてそんな理亜が自分の幸せのために生きたルートだと思うと…

 

そして、

 f:id:trad0605:20180225215126j:imagef:id:trad0605:20180225215133j:imagef:id:trad0605:20180225215140j:image

主人公たちが昔拾ったどこからか流れてきた箱。 これで全部繋がりましたね。湖が過去に繋がっているという噂話。ここは本当にすごいと思いました。こうやって繋がっているのかとただただ感動しました。

 

そしてシルヴィルートをもう一度やると…

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リアルで「わぁ」って声出ました。

もう理亜の願いが叶ったって思っただけで泣けます。なんならこのCGを理亜ルートの一番最後にも出してほしかった。そんなことしたら浮気だって荒れそうな気もしますが、それでも理亜ルートで理亜の最後の願いを叶えてあげたかったという思いもあるので難しいところ。まあ、どのルートでもこの光景は理亜が願っていたことなので良し!

 

そしてEXTRAを開くと…

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うわぁ…

もうどういうことか最初はわからなかったです。

驚きのほうがすごくて泣けませんでした。

なんで理亜が??どうして??という気持ちでした。

とても綺麗だしいいCGだと思ったし後からウルッときた。

でもね、正直な話、このCGを出すなら理亜ルートでやってほしかったです。クリスマスの前あたりにでも入れてほしかった…もしくはひこうき雲のラストのように写真という形でどこかで見つけたりしてほしかった気はします。そうでないと納得できないからですね。このCGはもしかしたらの可能性の話なのか、箱がループしていたからこんな未来もありえたという話なのか。私がこのCGをルート上で出してほしかったのはこれは本当に理亜なのかという話になるからです。これは本当にあの時間を共に過ごした理亜なのか。平行世界やifの可能性の理亜なのか。この平行世界やifの理亜というのは、共に時間を過ごした理亜とは別人だという思いがあるからです。

ここから少し脱線します。平行世界のヒロインの同一性の話です。平行世界のヒロインと共に過ごしたヒロインは同一人物なのか。私は一緒ではないと思っているんです。例えば今現在、平行世界が存在しているとして誰がそれを証明できるでしょうか。証明できなければ否定することもできません。もし、仮に平行世界が存在していて、そこで理亜が生きていたとしても、たとえ同じ結末を迎えていたとしても、それを認識することはできないからです。自分しか本当の自分という存在を認識することができないのに、認識できていない存在を本当に自分として認められるのでしょうか。はたして平行世界の自分やヒロインにあったときに両者が考えることは同じでしょうか。気持ちを読むことができるのでしょうか。これ以上突き詰めると自分という存在の話になっていってしまうので割愛します。まとめますと、もし仮に平行世界を認識し、平行世界から理亜を助けだして元の世界で結ばれたとしても、その理亜は本当に死んでいった理亜と同一人物なのかと思ってしまうということです。

このような考えがあったのでこの理亜を最初は素直に受け入れることができませんでした。

あとはやはり少し言い方が悪くなりますが、死んだ人は死んだままでいないとその死が無駄になってしまうと考えているからです。その死を乗り越えてこその感動があると思うからです。もし生きてあのCGのような結末があったとしたらやはり今回のような感動はなかったと思うし、それはやはり別の物語になってしまうのです。

私が読んだのは最初は主人公を拒絶し、それでも残りの時間を共に歩むことを決め、最後の時までかっこよく生きた理亜であるのでルート上でCGを出してほしかったです。もしくは日付を明記して理亜がまだ生きていたころの話だとわかれば、このCGでももっと泣くことができたと思います。

まあ、他の人は泣けたって言ってるので私の深読みのしすぎですけどね。

あとこのCGを生前のものだと言っている感想を見かけたのでそれは否定させてもらいます。f:id:trad0605:20180225224122j:image

 もともと結婚式にはと言っているので結婚式はしてないと思われるからです。結婚式は行わず、葬式の際に髪を渡したということかと。

 

色々と言いましたがなんだかんだでウルッときたしいいCGだったと思います。ルート上で出さなかったことによってより泣けるみたいなのもあるでしょうし。

 

ここまで長々と語りましたがとても素晴らしいゲームでした。はつゆきさくら以来のサガプラ作品、ひこうき雲以来のさかき傘作品でしたがとても満足できました。最初にも書きましたがシナリオ、キャラ、CG、音楽どれも高水準でエロゲとしての完成度が非常に高かったと思います。基本シナリオゲーのオタクですが、上の4つ全てが揃ってこそのエロゲだとも思うのでエロゲとして本当に素晴らしい作品だと思います。ここまで7000字近くお付き合いしてくださった方はありがとうございました。初めての感想記事なので読みにくかったりしたと思いますがこれから改善していきますのでよろしくお願いします。意見、改善点などあれば言ってもらえるとありがたいです。月一ぐらいで更新したいとは思っています。この作品について記事書いてくれなどの要望があれば書くつもりです。

なにかあればコメントかツイッター@trad_0605まで。

それではここまでお付き合い頂きありがとうございました。また次の機会にお会いしましょう。

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