『金色ラブリッチェ -Golden Time-』感想【ネタバレ注意】
おばんです。とらっどです。
僕にしては圧倒的はやさで記事上げてますね。
minoriが解散したり、中高生エロゲーマーの話題で盛り上がってますが前者はともかく後者はくっそどうでもいいですよね。定期的に話題になりますが個人的には公言するやつがバカですし、燃えてもバカには1ミリも効きませんし定期的にバカは湧くんだからほっとけばいいものをって思ったり…
うん、あまり触れないでいい話題だったのでやめましょう。
はい、金恋GTの話をしましょう。こっちの方がよっぽど有意義です。
前作金色ラブリッチェのFDですね。これに関しては色々と思うところがあったんで記事にしようと前からも言ってましたしね。
本題に入る前に1つ。今回はFDということでこれ以降、前作、今作のネタバレがありますので未プレイの人はご注意を。強いてネタバレなしで少し言うならば、前作が気に入って前作のキャラとイチャイチャしたいって人は買っていいかと。そういった面では楽しめたので。
未プレイで気になる人は前作の感想を前半はネタバレなしで書いてるんでこっち読んで興味持ったら買ってくださいな。
それではこれ以降ネタバレありで書いていきます。
ということで書いていくんですが、今回割と言いたい放題言ってるんで不快になったら閉じてくださいな。あと基本理亜ルートの話になってるんで悪しからず。
ツイッターや他の記事でも言ってきた通り金恋FDには色々と思うところがあってですね…発表された時の思いとしては…
いや、絶対いらんやろ。
これに尽きますね。
作中でも触れられてましたが、
いや、いらんやろ。
誰が求めてるんだよ。
あんだけ綺麗に終わった話で何やるんだよ。
ifで理亜が生きてる話とかやったらキレるぞって。
ある程度の固定層はいるけれど、久しぶりに多くの人に評価されたからFD作ったろ。っていう考えが透けて見えて個人的には嫌でしたね…だって普段FD作ってないじゃないですか。いつ以来だよ。
正直買うつもりなかったんですがさかき傘センセがブログで「悩んで、1度は断った」と言っていたので本編を大切にしてくれてるんだなと思い予約することにしました。
一応さかき傘センセのブログ置いときます。
まあこんな感じで個人的にはうーむ。って気持ちで待ってたんですが実際にプレイした感想としてはFDとしては充分楽しめる作品だったと思います。間違いなく賛否をわけるであろう爆弾を抱えていますが。
とりあえず、爆弾以外の面で評価をすると、もともと前作がキャラゲーとしての出来がいいこともありそれを引き継げていたので本筋に触れない理亜ルート以外はイチャイチャできて楽しめるものでした。最初の方にシルヴィが夕焼けを見て涙するシーンでは「これ前作の世界線の記憶を思い出して泣いてるとかやりださないよな?」とか不安になったりもしましたが。
楽しい日常会話(今回ネタが多かった気がする)
前作同様上手く書かれていたヒロインとの距離感。
昇格ヒロインの城ヶ崎、ミナちゃんもエロかわいかったですし。城ヶ崎はわかりきってたことなんですがミナちゃんが予想以上にえっちでよかったね。
FDとしては充分な出来だったので前作のキャラとイチャイチャしたい人は買っていいかと。
正直アペンドと城ヶ崎、ミナちゃんルートで終わっておけば「いいFDだな。」で終われたと思うんですがね。理亜アペンドに関しては本筋から逸脱してませんし。
ということで今作の爆弾であろう理亜ルートの話へ。
これ皆さんどう思ったんですかね?
まあ多数の人が楽しめたと思うんですけどね。
いや、まあ悪くはないですよ、悪くはないんですが…
これを否定してほしくはなかったですね…
あの金色を否定しないで欲しかった。それに尽きます。
別の色を見つけてしまった。
自分の子どもという新たな可能性を見つけ、それと引き換えに死を覚悟した理亜。そこまではまだいいんです。ただ、言い方悪いですが赤ちゃんのみ生還の方がまだ良かったと思います。理亜の覚悟はなんだったんだ。無印で決して涙することのなかったシルヴィを泣かせた意味はなんだったんだ。どうしてもご都合主義だと思えてしまう。
誰も死なず、央路と結婚し、子どもも産まれみんな幸せハッピーエンドです。
ですがこれを前作でやっていたら?間違いなく名作にはなれなかったはずです。
前作であの終わり方だから今回出来たんだろって言われたらそうかもしれません。
確かに付き合い方から何もかも別の可能性の話です。それでもやはり僕はあの金色の物語の方が良かったと思うのでどうしても蛇足だと思ってしまいます。
そして例のCGの話を少し。
ここで前作の金恋記事の僕の文を引用します。
でもね、正直な話、このCGを出すなら理亜ルートでやってほしかったです。クリスマスの前あたりにでも入れてほしかった…もしくはひこうき雲のラストのように写真という形でどこかで見つけたりしてほしかった気はします。そうでないと納得できないからですね。このCGはもしかしたらの可能性の話なのか、箱がループしていたからこんな未来もありえたという話なのか。私がこのCGをルート上で出してほしかったのはこれは本当に理亜なのかという話になるからです。これは本当にあの時間を共に過ごした理亜なのか。平行世界やifの可能性の理亜なのか。この平行世界やifの理亜というのは、共に時間を過ごした理亜とは別人だという思いがあるからです。
このような考えがあったのでこの理亜を最初は素直に受け入れることができませんでした。
あとはやはり少し言い方が悪くなりますが、死んだ人は死んだままでいないとその死が無駄になってしまうと考えているからです。その死を乗り越えてこその感動があると思うからです。もし生きてあのCGのような結末があったとしたらやはり今回のような感動はなかったと思うし、それはやはり別の物語になってしまうのです。
私が読んだのは最初は主人公を拒絶し、それでも残りの時間を共に歩むことを決め、最後の時までかっこよく生きた理亜であるのでルート上でCGを出してほしかったです。もしくは日付を明記して理亜がまだ生きていたころの話だとわかれば、このCGでももっと泣くことができたと思います。
今作の理亜ルートを読むに、上のCGが前作段階では別の可能性の話だったってことで確定でいいんですかね。そうなるとやはり僕はこのCGでは泣けません。今作でこのCGが出ていなければまた違ったと思いますが。なんなら出さない方が(ry
ある意味で前作の文句言ったところに答えてくれたって捉えることもできるんですけどね。
まあ、引用してある通り別の可能性の話だったね〜で流してしまうのが一番いいんでしょうけどね。
最後にシルヴィが言っていた通り今回は涙なしで大丈夫だったね。これで終わるのが一番だとは思うんですがどうしても色々考えてしまいます…
色々と言いましたが基本的にはFDの出来には満足しています。イチャイチャできましたしえっちでしたし。ただまあ賛否ありそうだなあとは思いました。僕が深く考えすぎなだけかもしれませんが。
何かあればコメント、twitter:@trad_0605までお願いします。不快になった方がいたらすみません。
今回は短いですがこれで終わろうと思います。
次回はリクエスト頂いたはつゆきさくらの予定です。では!